リモートワーカー協会

リモートワーカー協会は「全ての人にリモートワークを」という想いから設立した協会です。本…

リモートワーカー協会

リモートワーカー協会は「全ての人にリモートワークを」という想いから設立した協会です。本協会の活動を通じ、リモートワーカーの方々およびリモートワーク導入に悩む企業様のお役に立てれば幸いです。 お問合せ先:remoteworker.info@gmail.com

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  • リモートワークなんでも相談室

    リモートワーカー協会が運営する「リモートワーク何でも相談室」のコンテンツをまとめてマガジンです

記事一覧

コロナ猛威の収束で「オフィス回帰論」再び

(リモートワーカー協会代表理事 中島洋)  昨年末のこのコーナーで、米国のITジャイアント企業に「テレワーク廃止」「全社員出社勤務」の動きが出ていることを議論の…

豊かになるリモートワーク環境

(リモートワーカー協会代表理事 中島洋)  こんな記事にびっくりした。「木製サッシのアルス、トレーラーハウスに参入」というのだ。木製家具の会社がトレーラーハウス…

リモートワークと育児休業

(リモートワーカー協会事務局 三田村) リモートワーカー協会は、リモートワークをする方に有益な情報を届けることや、国や自治体に働きかけることを目的とした団体です…

リモートワーク効用のエビデンス

(リモートワーカー協会代表理事 中島洋)  「ウイズ・コロナ」の形で収束の方向が固まって来るや、「オフィス回帰」を唱える経営者が出始めたことは筆者の前回のコラム…

リモートワークは水面下作戦と相性が良い

(リモートワーカー協会事務局 川辺多恵) リモートワーカー協会理事+事務局スタッフでの持ち回りnote連載、事務局スタッフ川辺からの発信です! 私は地方の中小企業(…

リモートワーク~米国での振り子の揺り戻し~

(リモートワーカー協会代表理事 中島洋)  日本より早くから、働くスタイルとしてリモートワークが定着したかと思っていた「先進国」のアメリカで思いがけない揺り戻し…

無駄なことは楽しい

(リモートワーカー協会理事 石倉秀明) 一般社団法人リモートワーカー協会で持ち回りのコラムを書くことになっているのだが、2回目にすでに締め切りを守れず運営メンバ…

サテライトオフィス王国、徳島県首位陥落が意味すること

(リモートワーカー協会代表理事 中島洋)  在宅型のリモートワークとは趣旨が少し異なるが、分散型の文化が広がる現象の一つとして注目すべきことに「サテライトオフィ…

「ハイブリッドワーク」という選択肢

(リモートワーカー協会事務局 三田村) リモートワーカー協会は、リモートワークをする方に有益な情報を届けることや、国や自治体に働きかけることを目的とした団体です…

「ゼロトラスト」への対応を急ごう

(リモートワーカー協会代表理事 中島洋)  リモートワークが当たり前の働き方になるためには、まだまだ、たくさんの「障害物」が転がっている。腹が立つのは、その「障…

必要とされているという感覚の醸成方法

(リモートワーカー協会事務局 川辺多恵) リモートワーカー協会理事+事務局スタッフでの持ち回りnote連載、第四弾は事務局スタッフからの発信である。 働く側=リモー…

活用しよう!! 地方自治体、「ワーケーション」への熱視線

(リモートワーカー協会代表理事 中島洋)  観光地をもつ多くの自治体がテレワーク(リモートワーク)の定着に期待を寄せている。「ワーケーション」「リゾートテレワー…

リモートワークが破壊するもの

(リモートワーカー協会理事 石倉秀明) リモートワーカー協会では、リモートワークをする人に少しでも有益な情報を届けることや、国や自治体に働きかけることを目的とし…

テレワーク・テクノロジーズ株式会社が協会に加入しました。

2022年6月30日付で、リモートワーカー協会にテレワーク・テクノロジーズ株式会社(以下、テレワーク・テクノロジーズ社)が加入しました。 テレワーク・テクノロジーズ社…

リモートワーク、拡大か縮小か、時代の本流を見極める

(リモートワーカー協会代表理事 中島洋) リモートワーク(テレワーク)について相反するニュースが報じられている。 リモートワークを進展させる大ニュースは、「NT…

株式会社快活フロンティアが協会に加入しました。

2021年12月6日付で、リモートワーカー協会に株式会社快活フロンティア(以下、快活フロンティア社)が加入しました。 快活フロンティア社は、全国47都道府県に24時間営業…

コロナ猛威の収束で「オフィス回帰論」再び

(リモートワーカー協会代表理事 中島洋)  昨年末のこのコーナーで、米国のITジャイアント企業に「テレワーク廃止」「全社員出社勤務」の動きが出ていることを議論の俎上に上げた。今回は日本のオフィス回帰論を吟味してみる。果たして、ビジネスピープルはオフィスに連れ戻されてしまうのか。結論は「否」である。  報道を見る限り、象徴的なのがGMOインターネットグループである。23年2月の記事のタイトルに「GMOインターネットグループ、新型コロナ対策完全撤廃に伴い週2日在宅勤務推奨を廃

豊かになるリモートワーク環境

(リモートワーカー協会代表理事 中島洋)  こんな記事にびっくりした。「木製サッシのアルス、トレーラーハウスに参入」というのだ。木製家具の会社がトレーラーハウスに参入? 何事かと思ったら、「テレワークが普及する中、新たにワーケーション需要を取り込もうとするキャンプ場やグランピング施設が増えており、トレーラーハウスへの関心も高まっている」のだそうだ。つまり、自然の中、木の香りいっぱいのトレーラーハウスの中でリモートワークする、という需要を開拓しようというわけだ。  こんなニ

リモートワークと育児休業

(リモートワーカー協会事務局 三田村) リモートワーカー協会は、リモートワークをする方に有益な情報を届けることや、国や自治体に働きかけることを目的とした団体です。 リモートワーカー協会理事+事務局スタッフでの持ち回りnote連載、今回は事務局三田村からの発信です。 私とリモートワーク、私と育児休業 私は第二子の誕生にともなって2020年に5ヶ月間、法定の育児休業を取得しました。 こちらは現在働いている株式会社キャスターに所属する中で取得しました。 実は遡ること2014

リモートワーク効用のエビデンス

(リモートワーカー協会代表理事 中島洋)  「ウイズ・コロナ」の形で収束の方向が固まって来るや、「オフィス回帰」を唱える経営者が出始めたことは筆者の前回のコラムで紹介したが、その後、年末に「テレワークで仕事の効率が向上」「テレワークで生活の質向上」といった、「リモートワークに軍配」の快い記事が次々と掲載されたので、紹介したい。  「仕事の質向上」は心拍データを使ったデータ収集に基づくもので、一見、強固なエビデンス付きの主張である。セイコーエプソンが開発した「心拍データから

リモートワークは水面下作戦と相性が良い

(リモートワーカー協会事務局 川辺多恵) リモートワーカー協会理事+事務局スタッフでの持ち回りnote連載、事務局スタッフ川辺からの発信です! 私は地方の中小企業(零細企業と言った方が良いかもしれない)でリモートワークをしているのですが、ついこの間、まさに「リモートワーカーならでは」な出来事があったのでお話ししようと思います。 社内でふと話題になった「人生ビンゴ」というものがありまして。 今年やりたいことを各マスに記載して、達成したものを埋めて行くビンゴです。 「私

リモートワーク~米国での振り子の揺り戻し~

(リモートワーカー協会代表理事 中島洋)  日本より早くから、働くスタイルとしてリモートワークが定着したかと思っていた「先進国」のアメリカで思いがけない揺り戻しが起きている。働き方の自由度が大きく、リモートワークの先輩であるアメリカで何が起ころうとしているのか、気になるところである。  典型的なのが世界一の大金持ち(今年はトップから陥落したようだが)のイーロン・マスク氏が買収したツイッター社である。ツイッター社の全株を買い取ってCEOに就任し、独裁者となったマスク氏は、社

無駄なことは楽しい

(リモートワーカー協会理事 石倉秀明) 一般社団法人リモートワーカー協会で持ち回りのコラムを書くことになっているのだが、2回目にすでに締め切りを守れず運営メンバーからのリマインドに申し訳なさでいっぱいになりながらこれを書いている。 私自身、2015年からリモートワークで働いているので約7年、リモートワークをしていることになる。世間一般的に見るとかなりリモートワーク歴は長い方だと思う。そんな私がリモートワークをして一番恩恵を感じていることがある。それは「無駄なことは楽しい」

サテライトオフィス王国、徳島県首位陥落が意味すること

(リモートワーカー協会代表理事 中島洋)  在宅型のリモートワークとは趣旨が少し異なるが、分散型の文化が広がる現象の一つとして注目すべきことに「サテライトオフィス」がある。人口が少なくなった地域に高速通信環境を作ってベンチャー企業を誘致し、少数の社員が自然の中で都心の本社とネットでつながりながら業務に当たるー-端緒を開いたのは徳島県である。10年以上も前から、首都圏に本社を置くITベンチャーが多数、サテライトオフィスを設けてきた。筆者が審査委員を務めていた日本テレワーク協会

「ハイブリッドワーク」という選択肢

(リモートワーカー協会事務局 三田村) リモートワーカー協会は、リモートワークをする方に有益な情報を届けることや、国や自治体に働きかけることを目的とした団体です。 リモートワーカー協会理事+事務局スタッフでの持ち回りnote連載、今回は事務局三田村からの発信です。 私は現在、株式会社キャスターで営業として働いています。 オンラインでのセールスが主たる業務ですが たまたま首都圏在住ということもあり、 オフラインイベントにもよく足を伸ばしています。 (もしどこかでご一緒したら

「ゼロトラスト」への対応を急ごう

(リモートワーカー協会代表理事 中島洋)  リモートワークが当たり前の働き方になるためには、まだまだ、たくさんの「障害物」が転がっている。腹が立つのは、その「障害」を一つ一つ取り上げて、「だからリモートワークは無理なんだ」としたり顔に主張する方々が少なくないことだ。「不惑の歳」の2倍に近くなって感情の動きが鈍くなっているはずの筆者が思わずイライラの頂点に達し、血圧も急上昇する。ただ、実際に「障害」があるのは確かで、取り除くための努力が必要だ。  大きな「障害」になるのがリ

必要とされているという感覚の醸成方法

(リモートワーカー協会事務局 川辺多恵) リモートワーカー協会理事+事務局スタッフでの持ち回りnote連載、第四弾は事務局スタッフからの発信である。 働く側=リモートワーカー側の視点として、お役に立てれば幸いです。 私は石川県でリモートワーク勤務の仕事をしている。試行錯誤を重ねて出社しなくとも働ける形を模索した結果、県内では珍しくフルリモート勤務が可能な企業として、総務省「テレワーク先駆者百選」にも選出されたりしている。 先日、育休中の社員からこんな発言があった。 「こ

活用しよう!! 地方自治体、「ワーケーション」への熱視線

(リモートワーカー協会代表理事 中島洋)  観光地をもつ多くの自治体がテレワーク(リモートワーク)の定着に期待を寄せている。「ワーケーション」「リゾートテレワーク」などリモートワークによって仕事と観光を融合させれば、新たな観光需要の創出だ。「働き方改革で地域を活性化させる可能性がある」として各地で推進施策が試みられている。補助金などでワーケーション体験の費用を負担する自治体も多い。これまで在宅でリモートワークしている人も、たまには利用できる観光地の推進策をみつけてリゾート地

リモートワークが破壊するもの

(リモートワーカー協会理事 石倉秀明) リモートワーカー協会では、リモートワークをする人に少しでも有益な情報を届けることや、国や自治体に働きかけることを目的とした団体である。先日、第一弾で代表理事の中島の記事を公開したが、今後、理事たち中心に持ち回りで定期的に発信をすることになった。 第二弾の記事は「リモートワークが破壊するもの」について書いていこうと思う。 2020年から続くコロナ禍の影響で一気にリモートワークをする人は増えた。まだ社会全体に「リモートワーク」という働き

テレワーク・テクノロジーズ株式会社が協会に加入しました。

2022年6月30日付で、リモートワーカー協会にテレワーク・テクノロジーズ株式会社(以下、テレワーク・テクノロジーズ社)が加入しました。 テレワーク・テクノロジーズ社は、法人向けのテレワークスペース一元管理サービス『テレスペ』を運営し、法人におけるテレワーク導入支援事業も展開しています。 当協会は、リモートワーカー視点での勤務環境に関するリサーチ結果など、リモートワーカーに関する知見提供を行っていきます。 問い合わせ先:remoteworker.info@gmail.c

リモートワーク、拡大か縮小か、時代の本流を見極める

(リモートワーカー協会代表理事 中島洋) リモートワーク(テレワーク)について相反するニュースが報じられている。 リモートワークを進展させる大ニュースは、「NTTが全社員に原則リモートワーク、日本全国どこに住んでいてもリモートワークで働ける」という「リモートスタンダード制度」を7月1日から実施したというものである。NTTだけではない。日立や富士通など巨大IT企業でもすでに在宅テレワーク勤務が制度化され、転勤辞令が出ても居住地は前任地のままで異動先の業務をリモートワークでこな

株式会社快活フロンティアが協会に加入しました。

2021年12月6日付で、リモートワーカー協会に株式会社快活フロンティア(以下、快活フロンティア社)が加入しました。 快活フロンティア社は、全国47都道府県に24時間営業の直営店(快活CLUB)を展開されており、その立地は主要都市の駅前から住宅近くの郊外まで幅広く網羅され、割安な料金で多様な働き方に対応する事が可能です。 「快活CLUB」では、ビジネス及び学習用途での施設利用を促進する「日本全国どこでもオフィス」プロジェクトを推進しています。 当協会は、リモートワーカー