見出し画像

美味しいご飯が美味しく感じなかった就活生の話。

こんにちは。『れもん』と申します。

現在,22歳大学4年生の私。就職活動の真っ最中です。

諸事情があり8月から就職活動を開始したものの,

「この会社なら入社後も頑張れそう!」と思った企業からはお祈りされ,「この会社はちょっと…」と思った企業からは内定を頂くという,喜んでいいのか悪いのか…という就職活動をしております。

そんなこんなで現在も就職活動を継続中の私ですが,最近あまりにも就職活動による気分の浮き沈みが激しく,本日になって個人的に衝撃的な出来事があったので,「これはもう,ダメかも知れない…」と弱気になったれもんさん。

「ここはひとつ,全て書き出してスッキリしてしまおう!」というわけでパソコンの前に座って全てを投げ出して書いております。

ええ,書き終わったら就活再開しますよ,もちろん。明日も試験ですから。(前日に何やってんだ…)

というわけで,早速書いていきましょう。

何があったのか?

具体的に「これはもう,ダメかも知れない…」と思ったきっかけ。

それは…

「美味しいご飯を『美味しい』と思いながら食べることが出来なかった」ことです。

「…はぁ?何言ってんのこいつ」ってなった皆さん,その反応は正しい反応です。私も正直なところ,「自分,何考えてんだ」って感情になりました。

でも,私にとっては物凄く重大な変化でした。

本日の夕食での出来事です。

家族と食事に出かけて美味しいハンバーグを食べました。

普段から1か月に一度は行っているお気に入りのレストランでの食事でした。

私は大好きな料理はじっくりと味わって食べる人なので,いつもは家族の中でも食べ終わるのが一番遅いです。しかし,今日だけは,料理が届く時間が一番遅かったにも関わらず,一番食べ終わるのが早かったのです。

これが普通に味わって満足感を得た上で一番食べ終わるのが早いなら納得が出来ます。しかし,今日の私は違いました。

…いつの間にか食べ終わり,満足感もあまり感じない。母の「今日は食べ終わるの早いんだね」という一言で,「あ,もう食べるものが無いんだ」と気づきました。

「明日の選考対策はどうしようかな」「業界研究見直しとくか」「受かるか微妙だなぁ」なんてことを考えていたら,もう食べ終わっていました。

今までどれだけ辛くても悲しくても食事だけは大切にしてきましたし,食事が美味しく食べることが出来ればそれだけで何でも救われるような,幸せになれるような気持ちになりました。

それなのに,今日は,とびきり美味しいお気に入りの料理を味わって食べていなかった。美味しいと感じていなかった。この事実に物凄く違和感を感じました。

なぜ美味しく感じなかったのか?

私なりに考えた結果,「就職活動のプレッシャーと絶望感に心が支配されているのでは」という結論にたどり着きました。

実際,食べている間ずっと就職活動のことしか考えていなかったですしね。入店から退店までを通してずっと暗い気分だったように思います。まさしく気分は「無」の状態。

この結論にたどり着いた瞬間,「就職活動にそこまで追い詰められているのか…」という絶望感でいっぱいになりました。普段は自称スーパーポジティブシンキング人間なのですが,この結論を自分で出しておいて非常に落ち込みました。

これを書いている現在も,気分はどん底,心なしか体調が悪いです。「病は気から」って本当にあるんですね…

「じゃあ,それだけ就職活動頑張ってるの?」

ここまで散々ペラペラと書き連ねておいて,「じゃあお前,就職活動本当に頑張ってるのかよ」と言われると,そこまで頑張ってないのではないかと個人的には思っています。

最初は自己分析も業界研究もめちゃくちゃ頑張ってましたけど,最近は幅広く業界を見始めたおかげで追いついていないですし,今も貴重な時間を使ってこんな文章を書いているくらいですし,何よりも事情があったにしろ,8月から就職活動を始めたという舐めっぷり…

本当に行きたい会社から内定が出なくても当然,ですね…

それでも,私なりに考えて様々な企業にエントリーして,何件も説明会を見て時間をかけてESや履歴書を提出して面接を受けて…という日々をここまで続けてきました。それに加えて卒業論文も進めていますし大学の講義も受けていますから,正直に言って全く心に余裕がないです。

そろそろ,流石に疲れました。余裕がない。この言葉に尽きます。だから,冒頭の「これはもう,ダメかも知れない…」という感情にぶち当たった訳ですね。

なかなか苦労する就職活動を経験された皆さんも仰っていますが,企業から祈られる度に自分自身を否定されたような気分になります。特に「人柄採用」「人物重視」を掲げてアピールされている企業様から祈られると「私の何処を見ていたんだよ」と突っ込みたくなります。

自称スーパーポジティブ人間な私は,「志望理由もそこまで聞かれなかったし,合わなかったんだろうな」程度に考えて,気にしないようにしていました。

しかし,流石に心が疲れ切っていたみたいです。実際に,今これを書いている私は泣きながら書いています。おかげさまで文章構成もめちゃくちゃです。これまで気にしないようにしていた心の闇に手を出してしまったみたいです。

それでも,今ここで「疲れた…無理…」と嘆いて引き籠って就職活動を休んでしまったら当然,自分の納得のいく形で就職活動を終えることが出来る可能性は薄くなります。それだけは避けたいので,今日も明日も私はスーパーポジティブに説明会や選考を頑張ります。

めちゃくちゃ怖いです。自分が今以上に傷ついて,さらにご飯が美味しくなくなるかも知れないですしね。それでも,乗り越えるしかないです。これが,社会に出て立派に働き始めるための最初の試練です。

…それでも,本当に怖い。怖い。いつになったら相思相愛になれる企業と巡り合えるんだろう。ずっと継続して頑張ってきた学業やアルバイトの経験って,実はそんなに評価されるものじゃないのかも。そもそも,自分の性格は企業で働くには向いていないのかも。それって,もう就活してても就職できないんじゃない…?いっそのこと,誰にも迷惑をかけずに消えてしまいたい…

なんてことを考え始めると止まらなくなるので,全てここで書き出して明日からも頑張ります。明日も試験ですし。逃げないめげない。私はスーパーポジティブなので,どんな理不尽な事があっても頑張れます。自分の今後に生かせる経験値になりますから。そう信じています。

書きたいことは全て書きました。

いつの間にか文字数が2000字を超えていて驚きました。レポート並に書いているじゃないかい。いざ書こうと思えば書けるものですね。

ダラダラと長文を気の向くままに書いてしまい申し訳ございません。恐らくnoteでこんな長文を書くことはもう無いでしょうから,今回だけは許してください。

相当甘えたことを書いていることは自覚しています。「こんな奴が社会に出ようとしているのか…」と感じた方も当然いらっしゃると思います。「こんな奴」が社会に出ても恥ずかしくない人間になれるように,就職活動を通して成長出来るように努力します。

この長文にたまたま遭遇した,私と同じように就職活動を頑張っている皆さん,辛いと感じたことは言葉にして話しましょう。話してスッキリすることが出来れば,「また頑張ってみようかな」という気持ちになりやすくなりますよ。個人差はありますが。

それでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?