①孤独な理想追求型ヘンテコ人間誕生
今思うと、昔からいろんなことを考えこむ性格だった。
小学生の時、「時間って何だろう」と思っていた。
夏の暑い授業中に、ノートに書いた文字を消しながら
ふと、
「けしごむって何だろう?」って考えていた。
ものが消えるから「消しゴム」かな。
じゃあ、「ケシカス」は消しゴムじゃないの?
「ケシカス」もちょっとは消えるのになと思っていた。
世界の色んなものが不思議で、
その問いに答えてくれる大人はだれもいなかった。
大人になってから分かるけれど、
子どもの「率直な問い」に
答えられる人間なんてめったにいない。
マンガやゲームの影響で魔法使いにあこがれて、
魔法使いになりたい!と子供らしく思ったものの
「じゃあ、魔法使いって何だろう?」と考えて
「何もないところから、
何かを取り出せるのが魔法使いだろう☆彡」と思い
「じゃあ、何もないって何だろう」と考え
「無」を追求し始めたのが中学生。
とにかく、昔から「本当のこと」が知りたくて仕方なかった。
何が本当なんだろう。
この先に、何があるんだろう。
その探求心は大人になった今でも変わらず
自分の内側のど真ん中にあって
いつでも「ナニカ」を探している。
「ナニカ」を探究しているときが一番ワクワクしている。
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