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聖書預言解説シリーズ~ハルマゲドンへの道~

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聖書に記された終末預言の成就はすでにはじまっている───。これから突入する終末の時代を見届ける「世紀末の番人」になるための予備知識講座。教会の牧師さんも説明できない聖書の内容など…
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記事一覧

神が悪魔をすぐに滅ぼさない理由~ハルマゲドンへの道➆~

神が悪魔をすぐに滅ぼさない理由~ハルマゲドンへの道➆~

 神様はなぜ悪魔を創造したのだろう?

 このような疑問を持ったことのある人は多いのではないだろうか。

 答えを言ってしまえば、神は悪魔を創造していない。
 神が創造したのは、美的にも知的にも完璧な霊である。

 その彼が、神に反抗しているのだ。

 では、なぜ彼が反抗して人間をそそのかす前に、神は彼を滅ぼさなかったのか?───そうすれば、今ごろ自分は楽園に生まれて変な苦労もなく楽しい人生を送れ

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聖書預言『エゼキエル戦争』~ハルマゲドンへの道~⑥

聖書預言『エゼキエル戦争』~ハルマゲドンへの道~⑥

 『エゼキエル戦争』というワードをご存じだろうか?

 シリア内戦が起きたころからホットに取り上げられはじめた、エゼキエル書に記された聖書預言である。

 この戦争は『千年王国』の前に起きなければならないがまだ起きていない戦争として、関心を集めている。

 かくいう筆者も、二十歳のころから「この内容がそのまま起きたらもう聖書の神を信じないわけにはいかないだろう」と思いつづけている、大注目の未来の戦

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聖書が語る『千年王国』とは~ハルマゲドンへの道~④

聖書が語る『千年王国』とは~ハルマゲドンへの道~④

 『千年王国』───昔はここ日本ではガチンコのクリスチャンしか知らないマイナーな話であったが、今ではメガチャーチと都市伝説の影響か知名度を上げつつあるように感じている。

 現在、一部のキリスト教コミュニティーでみんなの努力で『千年王国』を地上に実現させよう!というような動きがあるが、これは聖書的にはやってはならないNG行動である。

 どういうことかというと、「神様が頼んでもいないのに余計なこと

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『カインの印』の正体~ハルマゲドンへの道~③

『カインの印』の正体~ハルマゲドンへの道~③

 ヤハウェは彼に言われた。「それゆえ、カインを殺す者はだれでも七倍の復讐を受ける。」そこでヤハウェは、彼に出会う者がだれも彼を殺すことのないよう、カインに一つの印を付けられた。
(創世4:15)

 カインの印については諸説あるが、実は謎でも何でもない。よく読み込めば聖書の中にちゃんと答えが書いてある。

 だから、これを謎のままにしているキリスト教会のほうがよほど謎だと思っている。

 さすがに

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『メルキゼデク』とは何者か?~ハルマゲドンへの道~②

『メルキゼデク』とは何者か?~ハルマゲドンへの道~②

 そしていと高き神の祭司であり、シャレムの王であるメルキツェデクはパンと葡萄酒を取り出した。
(創世14:18)

 エラムの王ケダルラオメル率いる軍勢を打ち破り、甥のロトを助けたアブラハムの前に、突如現れ祝福した人物。ただの一度だけ現れ、謎を残して消えたメルキゼデク。
 《メルキ》は「私の王」、《ツェデク》は「義」、「正義である私の王」とはいったい誰であったのか?

 実は彼に関しては新約聖書の

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イスラエルに関する偏向報道の理由(9割無料)~ハルマゲドンへの道~①

イスラエルに関する偏向報道の理由(9割無料)~ハルマゲドンへの道~①

 前回の記事でちょろっと取り上げたイスラエルに関する偏向報道であるが、実はこれこそが、世界をハルマゲドンに導く灯台の明かりの役目を果たすことになる。

 イスラエルに関する世論操作だが、その波は教育の現場から都市伝説やオカルトの世界にまで及んでいる。
 
 オカルト界隈では『シオンの議定書』なんかが有名だ。もう偽書だと分かっているのにいまだに使われつづけている人気のネタである。あれは、ユダヤ人では

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神の呪いをわざと呼んでいる?~ハルマゲンドンへの道~序章

神の呪いをわざと呼んでいる?~ハルマゲンドンへの道~序章

 お気づきだろうか?
 現在は宗教戦争の真っただ中にある。

 
 世界を動かしている人たちが聖書をよく研究していることは確かだ。

 そのうえで、いかに一般民衆自身にいいことをしているつもりで神の呪いを呼び起こす行動をさせるかを、シンクタンクに考えさせているのではないか、と思うような動きがいくつもあるのだ。

 まずもって、何をすると聖書の神の呪いを招くのか?

 まず、聖書の文言を書き換えるこ

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