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入学早々に期待を裏切られ、『大学生目標見失いがち問題』の解消に奮闘してきた。

新型コロナウイルスが蔓延する世の中で、せっかく新たな大学生活が始まったのに悶々とした気分で過ごしている学生さんも多いのではないでしょうか。今回は、『大学生目標見失いがち問題』を解消するために奮闘してきた森田さんの学生生活についてです。あなたのやる気スイッチが押される記事になるかもしれません。

森田健太郎(もりた けんたろう)
立命館大学 経営学部 経営学科の4年生。静岡出身。大学時代は、「大学生活を無駄にしたくない!」という思いから、ブログ運営や長期インターン、『妄想』をテーマにしたフリーマガジン製作などに取り組んできた。
自分を一言で表すと「天邪鬼(あまのじゃく)」。

目標を持つ大学生に出会えなかった

ー森田さんはブログ運営やフリーマガジン製作など学生時代に色々挑戦してきていますが、頑張ろうと思ったキッカケはありますか?

高校の友達よりたまたま良い大学に行けたのがキッカケです。高校時代はずっと野球部に熱中していて受験勉強にはあまり力を入れてなかったのですが、立命館大学の作文入試で大喜利したら運よく入れちゃったんですよね(笑)
なので、「この大学に入ったらすごい人たちがいっぱいいるんだろうなぁ!」とワクワクした気持ちで入学したら、「あれ…目標持ってる大学生ほぼいないじゃん。」と入学早々勝手に期待して勝手に失望しました。

ー大学生のリアルに直面したんですね。目標を持って大学に入学するひとってほぼいないですもんね…

はい。ここで「自分は大学生活を無駄にしたくない!」という思いが湧きました。
また、高校時代の野球部の友達が「大学入学後、頑張ることがなくなってしまった」と悩んでいるのが一番自分を突き動かしました。みんな高校時代は一緒の目標に向かって熱中していたのに、バラバラの進路になってしまったら全然違う人達になってしまっている。環境によって視野が狭くなってしまうのはもったいないと強く感じました。この話に限らず、受験がゴールになってしまい入学と同時にバイトで暇つぶしするような生活を送る大学生も多くいますし、自分含めてみんな頑張れるポテンシャルがあるのにもったいないですよね。それなら、まずは自分がやってみようと決意しました。

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行動が少しずつ自分を強くした

ーここから挑戦が始まるんですね。最初は何をしたんですか?

一年生のときは老人ホームで移動販売をする営業インターンやヒッチハイクをしていました。しかし最初のインターンはあまり得られるものがなくて割とすぐやめてしまいました(笑)
次に始めたのがブログです。何か始めたくてもはじめの一歩を踏み出せない大学生が多いと感じていたので、「大学生の一歩目を後押しする」ための情報発信をしようと思い始めました。
コンテンツとしては自身の経験の発信はもちろん、大学生図鑑のような特集も組み、友達や知り合いを伝って対面でインタビューをしたこともあります。

▲学生インタビュー/SPOTLIGHT

一年間ほど頑張ってブログ更新していたのですが、一つSEOトップの記事が取れたのがとても嬉しかったです。

▲SEOトップの記事/立命館大学の入試について

自分の思いを形に。

ー着々と成長している感じがしますね。フリーマガジン製作のクラウドファンディングもブログの流れから思い立ったんですか?

これは全然違うキッカケです。実は3年生のときに、一足先に一個上の代の就活イベントなどに潜り込んで、自分が何のスキルもないことに焦ったんです。そこでWantedlyで見つけた人材系の長期インターンを始め、そこの社員さんがとある広告会社の短期インターンを教えてくださり、参加することになりました。

この短期インターンがクラウドファンディングのキッカケです。一週間という短い時間でしたが、参加者全員に「クラウドファンディングを使って、何か企画を実行すること」が求められました。このときに、自分も陥ったし周りも悩んでいた『大学生目標見失いがち問題』を解消するきっかけを作るため、『妄想』をテーマにしたフリーマガジン製作をすることにしました。“目標を持つ”というとハードルが上がるので、”妄想”という言葉をあえて使うようにしました。

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ー広告会社のインターンがキッカケだったんですね。目標金額は達成できましたか?

達成できました。短期インターンが終わったあとも半年間くらい自分でプロジェクトを進めたのですが、社会人や学生が多くいる場所に飛び込んでクラウドファンディングの宣伝をしたり、インタビューする人も人づてや自力で見つけました。

実はつい最近完成して、当初は就活カフェやコワーキングスペースに置いてもらう予定だったのですが、新型コロナウイルスの影響でまだ大量に家にストックがあります(笑)Web版もあるのでぜひ見てみてください。

▲Web版マガジン

この短期インターンがきっかけで就職活動は広告業界を中心に見ています。

後輩へメッセージ

大学は高校生までの期間と違って、誰かが目標を与えてくれる環境ではないので最初は戸惑うと思います。しかし、だからこそやりたいと思ったことは早めにどんどんやってみて欲しいです。遊びたいと思ったら遊び、興味のあることには気持ちがおもむくままにチャレンジすれば、段々と新しく拓けてくる道があると思います。

いまの時期、コロナの影響で何をすればいいのか分からないという大学1・2年生の方も多いと思いますが、もし自分だったら思いっきりSNSに力入れてみるかもしれないです(笑)本気でインスタグラマーを目指すのもありですね。



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