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2019年を振り返りそびれた私へ。

12月27日、年の瀬に女の子を出産しました。

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クリスマスが終わるやいなや産院に入院をして、イベントの隙間をすり抜けて大晦日に退院するという慌ただしいスケジュールだったので、まじで気がついたら年を越してた。そんなわけで毎年大切にしている一年の振り返りやら、新年の目標立てやらが何ひとつできていなかった。そんな自分のために残しておく備忘録。誰かに向けたメッセージではないので、知らんがなって方はまわれ右ね。

2019年は、後半かなり仕事をセーブしていたこともあって、なんとなく自分のキャリアや目標に対するメラメラの炎が鎮火していた。だけどよくよく考えてみれば、昨年は年始早々から3月までは初めての著書の校了に向けて寝る間を惜しんで働いていたし、4月に無事に出版を終えたあとは出版イベントであちこち登壇したり。夏に差し掛かる頃には百貨店の台湾フェアでのトークショーやら観光局でのセミナー登壇、そして9月にはリアルイベントの主催、台湾スタートアップ企業の日本進出のPR支援や記者会見の開催、人気アーティストの取材やお昼時のバラエティ番組への出演など、正念場が毎週のように訪れた。

10月からはいよいよ出産に向けて仕事をセーブし始めていたけれど、せっせと記事の執筆をしたりして、11月・12月ともにイベント登壇していたり。そして年末に滑り込むように ”出産” という体を張ったアウトプットを終えて、いや本当にもうアウトプットに追われまくった一年だったのだ。突然湧き出た自己表現欲の勢いに乗ってnoteを始め、せっせと文章を綴り出したのもちょうど一年前ぐらいだった。

おかげさまで、今の私はすっかり干からびている。インプット量を超えるアウトプットゆえ途中で息切れするのも無理はないし、自分の存在意義や発信すべきことを見失って迷子になっていたかも。とにかく何かを生産しなくてはという焦りが活動にも現れていた。裏を返せば、私自身のアウトプットが周りからも必要とされた一年だったのだと思う。それはとっても幸せなことだ、周りから期待される自分の役割が明確だったということだから。

で、うまいことインプットとアウトプット両方のバランスを取って日々を過ごせたら良いのだけど、いつもその重心はどちらかに偏る。だからこそ、2020年の目標はしっかりまた蓄え、手や足を動かすよりも脳に汗をかくこととした。大切な ”潜る” 時期だと割り切って、周りの人たちの派手なアウトプットに焦ったりするのもナシ。自分を愛し、磨き、他人から目に見える葉っぱではなく「根っこ」の部分を育てることを成果にする。

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自分自身を心身ともに鍛えるうえで、2020年のうちに、やりたいこと、行きたい場所、読みたい本、始めたいこと、定着させたい習慣をリストアップしてみたら、わくわくするような野望がたくさん出てきた。それと同時にこれまであまり出てこなかった具体的な目標が出てきた。それは「悪い習慣を断ち切る」ということだ。

アウトプットに燃えているときは、気持ち的にも前のめりだし、ちょっとばかり強気なところがあって自分の悪い面をスルーしがち。あと無駄遣いや外食が増える(私調べ)。常にやることリストがずらりあって、内省する暇もなかったり。未来の自分のためのインプットにコミットする2020年は、そうした強気な習慣をできるだけ自制して、丁寧に粛々と生きていたいな。

最近遠のいていたビジネス書や話題の書籍にたくさん触れること。ちょっとだるいなと思うような本を手にとり、ぐっとコミットして "読了" すること。"done" にこだわること。そうやって、最近あまり目を向けてこなかったビジネスや自分を高める出会いに対する感度をあげていく。あと、温かい飲み物をたくさん飲んで、産後の身体を整える。毎晩、体重計に乗る。髪の毛をちゃんと乾かして寝る(自分の中でこれが一番ハードル高い…泣 )! などなど。

やることリストに追われる日々ではなく、次にやりたいことはなんだろう?にちゃんと向き合う2020年にしたい。やるぞ。

2020. 1. 14.
#すやすや眠る新生児の隣で

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