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我が家の引越し記録【2歳&4歳連れ】

結婚して、丸6年。家族で住んでいた家を離れてえんやこら。
縁もゆかりもない郊外での新生活がスタートしました。同棲から結婚を機に夫婦で選んだ2LDK(60平米)の家は、数年のうちに2人の子供が生まれて手狭に。その後さらにコロナの影響で、自宅にいながらストレスなく仕事できる環境が必要になって都心から郊外へ。

と、ニュースの特集でよく見る流れで、住み慣れた街を離れました。賃貸から賃貸への引越しとはいえ、保育園に通う2歳&4歳の子どもたちを連れた引越しはなかなか大変なもの。共働きで自営業の夫婦、かなりギリギリの精神状態(涙)でタスクを分担しながら、なんとかかんとか新居にやってきたよ。

住む環境を変えてみて実際どう? という話はもう少し生活してみてから書くとして、まずは忘れないうちに怒涛の子連れ引越しの記録を…! なんせ6年ぶりの引越し、かつ初の子連れ引越しだったので、やったこと、大変だったこと、やって良かったこと、後悔したこと etc...
引越しの先輩方からいただいたアドバイスもあったので、忘れないうちにまとめておこうと思います。備忘録、長編、いざ!

引越決定からの保育園転園問題

これはも〜〜住む地域や子供の年齢によって状況が全然違うのでね、詳しいことはしっかり市区町村の窓口で。我が家の場合、ひたすらSUUMOを眺める半年間を経て、新居を決めたのはクリスマスのこと。年末年始も挟んだので、マンションの審査に通った連絡がきたのは翌年の仕事初めの日。「ついに引越し! 保育園も転園だ〜!」と早速、区の窓口に電話するも、引越し先のエリアの保育園の4月入園の一次申し込みはすでに終了していて、二次申し込みの終了まであと2週間というタイミング。年度途中の転園は不可能だということが分かり、なんとか二次の申し込みに向けて準備することを決意。

この時点で結構くじけそうになった。4歳と2歳の二人の転園は同時同園転園はおそらく厳しいので、別々の園を覚悟してください(むしろ別々でも入れればラッキー)と窓口からも言われ、さらに「2週間以内に希望する保育園を第20希望まで決めて、申込み資料を子どもたち2人分そろえて提出」。ゴリッゴリに仕事している中では、なかなか骨の折れる作業。さらに保育園の申込み資料には親の就労証明のほか「引越し先の家の賃貸契約書」も必要だったので、2週間以内に判子押して…! と、審査が通るやいなや大急ぎで契約関連も手続き開始(家や駐車場の契約は旦那が担当)。

わずかな希望にかけ、Googleマップを片手に通えそうな認可&認可外を爆速でリサーチして20園ほどリストアップして申し込み書類を準備。本来ならば園の見学などじっくり行きたいところだけど、なんせ時間がない。家からのルートをGoogleのストリートビューでひたすらチェックし、保育士さんの転職情報サイトで各園のクチコミを調べる方法で自分を納得させた。そしてなんとかかんとか奇跡が起こり、たまたま2歳と4歳の空きが同時に出た保育園に兄妹そろって内定! これは本当にミラクル…!(涙)

絶対に失敗できないと思い、なんとか仕事のスキマ時間で区役所の窓口に何度も通った。抜け漏れがないかしつこくチェックしてもらいながら、例年の傾向などをヒアリングして希望園を抽出したのが良かったのかも。相談に乗ってくれた沢山のパパママさんたちに感謝…!

さて、無事に転園先が無事に決まったので、今の保育園に退園届けを提出。寂しさでいっぱいだけど、保育園のお友達には休みの日に会えるよと(自分にも)何度も言い聞かせて。子供の転園に向けての気持ちのケアは、こちらのママ仲間のnoteをかなり参考にさせてもらいました! 親がとにかく楽しそうに、ワクワクしている姿を見せることがかなり大事!

引越し業者の選定、インフラの手続きなど

続いては、電気、水道、ガス、インターネット、NHK などの住所変更手続き。入居の一ヶ月以上前から手続きできるので、引越し日の確定後、時間があるうちに早々と進めておいた。繁忙期もあってか関連会社の電話窓口は一向に繋がらず。手続自体はほぼネットで完結できるのが救い…! これを機にネットは他の業者も含めてプランを検討… とか思ったけど、全くそんな余裕はなく、もともとのネット回線をそのまま移行させることに。

引越し業者は、大手3社に「荷物の梱包サービス」込みで見積もりを依頼。1社目、2社目の見積もり内容を提示して、だいぶ値下げしてくれた3社目の業者に決定!

我が家の荷物をちらりと見て「これなら3人のスタッフで、3時間ほどで梱包作業は終わると思います〜」と言ってのけた営業のお兄さんに「まじで!?!?」と思わず本音が漏れた。引越しに向けて時間をかけて徐々に完了させる必要がある荷詰め作業。これを引越しの前日、子どもたちが保育園に行っている間にプロが一斉にやるというのだから心強い…。引越しの前々日までいつもどおりの生活ができるのも有り難い。

結論、子連れ引越し、「荷物の梱包サービス」なしでは考えられん!
ダンボールだらけになっていく部屋は小さな子どもたちにとっても安全ではないし、なにより仕事と家事と荷造りを同時にこなせる自信は皆無! 夫婦喧嘩まっしぐら! オプション料金は、我が家の場合は7万円ほどでした。お皿だけ梱包してくれるプラン(5万円)というのもあったけど、そこ2万円の差…!?

まったくやってなかった「荷詰めの準備」(反省)

荷詰め作業はお願いできるけど「持っていく/持っていかない」の判断まではしてくれないので、引越し前日までに、子供の服やおもちゃ、本、書類、キッチン用品、場所に分けて、最低限の断捨離だけ済ませておいた。朝からピンポーンと荷詰め担当のおばさま3人が到着、個室やリビングなどそれぞれの持場に分かれて、片っ端からてきぱきと荷詰めしていく。

が! 我が家の場合、引越しのための断捨離はしていたけれど、当日「荷詰めしてもらう準備」は何にもしておらず、ありのままの家の姿で前日を迎えてしまったので正直かなり慌てた。おまかせする前の準備事項として業者からも簡単に共有しておいてくれよ… とほんのり思ったのでまとめておく。

■ 「引越し当日にも使うもの」や「今の家に置いていかないといけないもの」をダンボールにまとめておく

引越し当日に使うもの一例:
仕事で使うパソコンや充電器、ドライバー、ハサミ、筆記具、自転車の鍵、引越し関連の資料、引越し先で近所にわたす手みやげ、家族全員分の洋服、靴、下着、子供の保育園で使うもの、化粧品、ティッシュ、洗面&お風呂アイテム、(翌朝の朝食用の)皿、カトラリー、ナイフ、コップ 等。紙皿とか用意しておいても良いかも。冷蔵庫の中身を移動させるために使うクーラーボックスもあると便利!

今の家に置いていかないといけないもの一例:
退去時に返さないといけないもの(家の鍵、エアコンのリモコン、入居時についてたウォシュレット、水道の蛇口、シャワーヘッドなど。我が家は色々と交換してたので大変だった! エアコンのリモコンは荷詰め作業で行方不明になってしまい弁償することに…涙)

子供のおもちゃが入ったダンボールに注意
インスタ漫画「よいたんダイアリー」でおなじみ・まぼ氏からの助言により、おもちゃが詰められたダンボールには詳しく中身を箱に書いておいてもらえるようにお願いした。特に何も言わなければ「子供部屋」「おもちゃ」としか書かれないのだけど、引越し後のとっちらかってるときに「XXで遊びたい〜!」と言われたときに迷子にならないよう、「アニア」「おえかきグッズ」「ベッドの周りのぬいぐるみ」など。おもちゃの荷詰め現場にはできれば立ち会っておく。

冷蔵庫のスイッチは引越し前日の夜には切っておかなければいけない
ということを忘れず! 計画的に冷蔵庫の中身を空にしていき、引越し前日は近所で外食するのが良さそう。思い出にもなるしね。定期契約しているOisixとかうっかり届かないように注意!(←やった)

通帳など貴重品は自分で荷詰め、トラックには載せられない
我が家は、貴重品などをダンボール一箱に詰めて車で持って行ったけど、車移動でない場合は、持ち運び用のキャリーケースを荷詰めせずに置いておく必要も出てくる。ちなみに「油」「生き物」「ライター、チャッカマン」「花火」なども引越しトラックには載せられない。虫かごで眠ってた冬眠中のカタツムリも通帳と一緒にダンボールへGO!

熟練のおばちゃま3人による荷詰め作業、結果、4時間ちょっとかかりました…! これ一人でやってたら〜 と思うことばかりだったので、本当に感謝。手際よく、割れ物系も完璧に梱包してくれたので、物が壊れたり等のトラブルは皆無でした(前述のリモコン紛失ぐらい)。

保育園やご近所へのお別れプレゼントの用意

息子は生後10ヶ月から、娘は生後3ヶ月からお世話になった大好きな保育園。先生やお友達とは語り尽くせない思い出が……… とはいってもマンモス保育園! 同学年のお友達(4歳児&2歳児)計40人分のお別れプレゼントの準備もなかなか大変であった。

気を遣わせない程度のもの… と考えて、お手頃価格で無難なカラフル歯ブラシに決定。この陽気な顔が意外にも子供ウケばつぐんであった!

歯ブラシに加えて、子どもたちの写真と、園のお友達と行った遠足の集合写真を入れたチロルチョコを注文。オリジナルで作成できるお菓子は、ビスコとかブラックサンダーとか色々あったけど、バラマキでコスパ良いのはやっぱりチロルチョコ。食べられるかどうかは各ご家庭の判断に任せるとして。

DECOチョコ、送別メッセージも入れられるし、発注してから届くまでがわりと早い(約2週間ぐらい?)。歯ブラシとチロルチョコをセットで(矛盾)40人分用意して、準備完了〜! 

また保育園の先生には、職員室で食べられそうなお菓子のアソートセットを用意。こういう手みやげは受け取ってもらえるのかやや不安だったけど(園によるらしい)、最終登園日に夫婦そろってご挨拶して、お手紙付きでさっとプレゼントした。

あと特に仲良しだったママ友、住んでいたマンションのご近所さんへのご挨拶、引越し先のご近所さんへのご挨拶には、大好きなサニーヒルズ(微熱山丘)のパイナップルケーキをセレクト! 味は最高、子供から大人まで食べられるのはもちろんのこと、一箱ずつ布バッグに入ってるのがギフトで渡しやすくて良いのよね。

住んでいたマンションでのご近所さんへのご挨拶は、会えなかったりすることも見越して、家族そろって引越しの3日前からスタート。管理人さんなど含めて「X日に引っ越すので、朝から作業でご迷惑おかけします〜」ということも伝えておいた。実際引越し当日にトラックが朝から駐輪場を塞いでめっちゃ迷惑をかけるという事態が発生したので(涙)先回りしてお詫びしておいてよかったね… となった。

そして搬入作業が終わった引越しトラックが転居先に到着する前に先回りして、引越し先のご近所さんに「越してきました、これから引っ越し作業で騒がしくなります〜」ということも含めてご挨拶。旦那とスマホにメモしながら確実に名前を覚えた…! 賃貸だと表札をつける家は少ない? けど、ご近所さんと仲良くなりたくてすぐさま Creema で発注。ありがたいことに皆さんウェルカムな感じで、翌日「お子さんにどうぞ」とお菓子をたくさん持ってきてくれたご家族もいたりして、感涙よ…!

その他、引越し当日までにやっておいてよかったこと

引越しにおいてどこにお金をかけるべきかという点は悩ましいけれど、共働きで日常を回すだけで精一杯、引越し業者が出入りする中でも旦那は傍らでオンラインMTG、子どもたちが保育園から帰って来る前にできるだけ危険のない状態にはしておきたい… という感じだったので。手間がかかることや苦手なことは基本的にお金を払ってプロにお願いした我が家。

新居の家具をじっくり比較して選ぶセンスも時間もないので、インテリアや家具の配置などはコーディネートが得意な友人に有償でまるっとお願いしたり。あとは、新規購入したキャビネットやデスク、子ども部屋のカラーボックスなどはすべて「くらしのマーケット」で組み立てを依頼。まとめ割引もあるので、自分たちで説明書と対峙するよりよっぽどスムーズ&お手頃! おまかせしている間に荷物の整理など自分じゃないとできないことに時間を使える。

それから我が家の場合は鍵の引き渡しから入居までに期間があったので、カーテン、電気の取り付け、新規購入した家具の組み立てなどはあらかじめ入居前に終わらせておいた。ガス開栓やネットの工事など新居で立ち会いが必要な日がいくつかあったので、その日に色々とまとめて新居の事前準備。おかげで引越し搬入後のセットアップもだいぶ短縮できたように思う。

引越し当日、新居にやってきた子どもたちがワァ〜! とはしゃぐのを見て喜ぶのもつかの間、オムツはどこだ、子供用のフォークは、バスタオルは… とめちゃくちゃドタバタ。わりと用意周到に頑張ったつもりだけど、やっぱり新居が心地よく感じられるようになるまで時間はかかるもんだよね。

それに、引越し後の転入手続き、子ども手当てや医療証、検診や予防接種の手続き、新しい保育園の入園準備、かかりつけ医探し、保険証や免許の住所変更や会社の登記変更の手続き and more…!

やることいっぱいで正直まだ手をつけていないものもあるんだけど(涙)。とりあえず忘れないうちに、の備忘録。怒涛で駆け抜けた年度末、おつかれ〜〜! の気持ちを込めて、よなよなエール片手に書きました。

子連れでのお引越しに挑む、すべてのパパママ、そして子どもたちの新生活に幸あれ…!!!!

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