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発達障害でどうやって仕事をしていますか?

霊視×経営コンサルティングの桜賀和愛美です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。

今回のテーマは
「発達障害でどうやって仕事をしていますか?」です。

これはそのままのセリフではありませんが、実際に聞かれた言葉です。
桜賀和は程度は分かりませんが、ADHDとASDどちらも入っている発達障害。

発達障害と言っても、その傾向は虹色と言われており、
もしかしたら特徴というのは人によって変わってきてしまうかもしれません。
が、大まかな共通点があるのも確かです。

ブログにも何度か桜賀和が発達障害であることを明記しているので、
実際に発達障害で起業されている方などに聞かれたりします。
ご自身の事や、お子さんの事で。

先日はお客様に、ご自身は掃除がとにかく苦手で、片づけをしたいと頭では分かっているのですが、物を移動しただけになり、仕方ないので袋にまとめるという事をしてしいまう、という事を伺い、

「桜賀和さんはどうしていますか?どう対処していますか?」

と、聞かれました。答えは

「対処していません」

でした(笑)脳の構造で無理なものは無理なのです。一生懸命1時間かけて片づけても、

「全然片付いてないじゃん」

と、言われてしまいます。友野と仕事を共にする事になって日が浅い時はこれでよく揉めました。

「これが片付いてるって言うんだ」

と、友野の机を見せてもらっても…何が違うのか分からないのです。なので、最初は定位置を決めてもらって、そこに毎日同じものを同じように置く、で対処しました。ASDは毎日繰り返しが大好きなので、同じタイミング、同じ順序で、同じ場所に置く。これで解決しました。

正直、発達障害を持っていると環境で生かすも殺すも変わってきてしまうと思います。

一般の会社で、理解の無い人たちに囲まれると周りも苛立つし、自分もどんどん自信を失っていきます。

一生懸命やりたいけど、やればやるほど空回る。動けば問題が余計増える。
ただでさえ理解が難しいのに、教えてくれる人が苛立つと余計何を言っているのか、自分が何をしたらいいのか分からなくなり、(自分ではそうは思ってないけれど)暴走して大事になり…クビ。

あちらも不満はあるけれど、こちらにも不満が残り、また転職。同じことの繰り返し。
「自分が無能だから人に迷惑をかけるんだ…。社会人としてちゃんとできない自分は…一体どうしたらいいのだろうか?」
と、自分を責めるけれど、働かないと生きていけないから仕方なく働く。

けれど、私は友野と働くようになって世界が180度変わりました。

「苦手な事はやらず、得意な事をするように」
「分からなかったら何度でもいいから聞くように」

と言われた事。それから、私ができない原因を一緒に考えて解決してくれたのです。

まず、私は優先順位が分かりませんでした。チャートは知っているんです。緊急で重要だとか…。
けれど、どれが何にあたるのか?当てはめたところで結局1番は何なのか?分かりませんでした。

そこを友野は話し合い、ツールでToDoに落とし込み、毎日やる順番を決めてくれました。
なぜその順番でやるのかも教えてくれました。

あと、桜賀和は集中力が凄く、平気で何時間も強い集中力を保てるのですが…。音楽もしくは、お氣に入りの動画を流し続けないと集中できないデメリットがあります。動画を見てるわけでも、音楽に聞き入っているわけでもないのです。動画なんて、2年間、何度も何度も見聞きしてセリフも展開も覚えている動画です。2年間聞き続けています(笑)

集中できるんです。中学の時もラジオを聞きながら受験勉強を1日に10時間とかそれ以上平氣でしていました。

しかし、普通会社でそんな事をしながら仕事をしたら…大変です。
けれど友野は

「はかどるならいいんじゃない?」

と、言ってそれっきり氣にしている様子もなく私に任せてくれています。
本より動画での学習の方が私に合っていると分かると、私が得たい情報の教材を与えてくれます。

で、全部「何故これをやるのか?」などと、理由を教えてくれる…。

びっくりしました。
こんなに教えてくれる方は初めてで、できなくてパニックになっていてもその原因を突き止め、解決に導いてしまうのですから。おかげで自分のことが段々分かってくるようになりました。

実は、私は仕事ができないのではなかったのです。

自分に合わない環境で、自分に合わないものを、自分に合わない法則で行っていたから無能になっていたのです。

暖かい氣候で花と実を実らせる木が、北国の庭で育てられたら枯れます。
その逆もまたしかりです。

一般常識をまず頭から追い出し、自分の得手不得手を知るところから始めると良いです。

私は人の口頭の早口が苦手で聞き取れないですし、理解ができません。
けれど、動画教材の2倍速は頭に入ってきます。本は入ってきません。

私はお氣に入りの音で多少騒がしいぐらいのBGMでないと作業が進みません。
文字を考えて打つ時は決まった声の無いBGMに変えます。いつも同じもので大丈夫です。

私ははじめ覚える時は理屈が分かっていないとドタバタと醜く進んでいきますが、申し子タイプで一旦掴むと成長が早いです。なので、1つの教えをコンプリートするまでは見守ってて貰うと勝手に自分で答えを導き出せます。

私は会社勤めは様々な要因で無理で、全く1人で起業するならば、できる事とできない事の差があまりに激しいので、ほとんどの事を外注する事になるでしょう。友野から得意な分野を任せてもらうという、補佐的な役割が向いています。

などなど。

発達障害の人の思考というのは、一般的ではなかったりします。
できないのではないのです。
一般的に良いと言われるやり方が自分には非効率というだけなのです。

だからこそ人とは違う方法で目的地までたどり着けたりします。
目的地にたどり着いたのならば、それは成功です。

目的地をずらさないよう心掛けながら、自分なりの方法でたどり着く。
たどり着けるのならば、過程は本に書かれている通りじゃなくて良いのです。
なので経営者には発達障害が多いと言われているのです。

発達障害、最高です。

あなたのユニークな到着方法を私は楽しみにしています。
是非、試してみてください。

それでは本日のお話は以上です。
ありがとうございました。

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