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13:広告費0円でブランドを立ち上げる

商品/サービスが固まったら、いよいよブランドの立ち上げです。
起業したばかりの時は、広告費にお金をかける余裕もないでしょう。
その中で、広告費をかけずに、ブランドを立ち上げるためにはどうすればよいでしょうか。

私の場合、FOOD JEWELRY株式会社が運営する、日本初のブリスボール専門店フードジュエリーは、広告費0円を今でも貫いています(笑)
それでも、おかげさまで、TVから雑誌まで、様々なメディアに取り上げていただいています。

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高地トレーニングジム「ハイアルチ」を運営するHigh Altitude Management株式会社でも、店舗の新規開業の際にはオープンPRとして広告費をかけますが、開業後は基本的に広告費0円で運営しています。

広告費0円でブランドの認知度を高めるためには、
・SNSで拡散されやすいブランド
・メディアが取材したくなるブランド
・知り合いに話したくなるブランド
になることが大切です。


SNSで自然と広がる、メディアから自然と取材が入る、購入者が自然と知り合いに口コミしてくれる、そんな良い循環を作ることができれば、広告にお金をかける必要はないでしょう。

この3つに共通することは何でしょうか?
私が考える共通点は、
・コンセプトの斬新さ
・写真/動画映え
・話題になる小ネタ

です。

フードジュエリーとハイアルチに当てはめて考えてみましょう。

コンセプト

このように、上記の3つの要素を、私はブランドを立ち上げる(商品やサービスをつくる)時点で、意識的にブランドに盛り込み、設計します。
そうすることで、自然と人々の間に広まるブランドを作ることにつながります。逆に言うと、ブランドを設計する時点で盛り込んでおかないと、後々のPRに苦戦することになるでしょう。

また、いったんブランドを設計してしまうと、それに基づき、WEBサイト、紙媒体(チラシやリーフレット等)を作っていきます。ブランドの根底がひっくり返ると、こういったWEBや紙媒体も全部作り直しです。

だからこそ、ブランドを立ち上げる時点で「仕込む」ことが大切です。

また、自分がメディアとして取材する立場になったとして考えてみるのもよいでしょう。メディアの方々はお忙しいので、こちら側で取材記事のタイトルや小見出しをイメージした上で、キャッチコピーやキーワードを用いて話したり、プレスリリースの記事を作成すると、メディアの方々が記事にもまとめやすいです(笑)
商品やサービスが溢れているこの世の中で、この3つの要素がないものは埋もれてしまう、と考えましょう。

最後に、広告費0円にこだわり続ける必要はないこともお伝えしておきます。広告費0円にこだわりすぎると、事業の成長スピードを逸してしまう場合もあるでしょう。
いまとなってはフリマアプリでNo1のメルカリも、実は後発組でした。ところが、お金を使ってTV広告を上手に活用した結果、先行組のフリル(現在は楽天に買収されたラクマ)を一気に追い抜いていったのです。

このように、広告費0円でできることと、お金の力を使って一気にブランドを広げることの両方をうまく使い分けることが、ブランドを広めていくカギと言えます。

ポイント13:広告費0円は、ブランド立ち上げ時点の「仕込み」がカギ

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