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【ガンバレジェンズ】ブレイド不要論

どうも、もとはるです。今回は一時期話題になったブレイドが今後環境で厳しい可能性が高いので解説していきたいと思います。

カード解説

裏面

・ブレイド系ライダー2体以上で防御大アップ
・スピードレベル1
・ライダーキック持ち

このカードの性能はLRの中ではかなり上位ですが弱点がそれなりに多いので解説していきたいと思います。

弱点その1:スピードレベルが他環境デッキに比べて遅い

まずスピードレベルが他環境デッキに比べて遅い点ですがまずナーゴ不採用型【ブレイド響鬼】の場合はスピードレベルが合計スピードレベル8、前衛後衛で分けると平均4になります。それに対して【022X】(Xコントロール)などの【X系統】はスピードレベルがだいたい9、平均5ぐらいでかつ3体目出た時のリターンがかなり大きいです。次に【カブトナーゴ】も同様で、こちらも【X系統】とほぼ同じスピードレベルで3体目出た時のリターンに関しては【X系統】より上です。一方【ブレイド系統】はスピードレベル調整の仕様上、3体目出た時のリターンがかなり薄いです。それで相手に3体目出されたときに対応しづらいのが弱点の一つです。

弱点その2:必須枠が多すぎる

2つ目は必須枠が多すぎる問題です。ブレイドの場合まず仮面ライダーブレイド次にブレイド系統ライダーを採用しないと行けない上、火力補助でCPリバイやLR響鬼を採用するまたは3ターン必殺重視で仮面ライダーX+仮面ライダー新2号と編成の型が固定されやすいのが問題です。特に【ブレイドナーゴ】の場合

仮面ライダーブレイド LR(リーダー)
仮面ライダー響鬼 LR
仮面ライダーナーゴ CP
仮面ライダーカリス SR
サポート
ベロバレイズライザー(ガンバライジング)

と全て必須枠の上かつどれかが欠けた時点で機能しなくなるのでデッキが固定されやすいです。
またブレイド系統のライダーで主に使えるのが

仮面ライダーレンゲル SR
仮面ライダーレンゲル ガンバライジングディフェンダー
仮面ライダーカリス SR

と3種類しか存在しない上これらが入ってるだけでブレイドデッキだと見抜かれやすいです。その影響で裏切りへの疑念が大会で使われ刺さることも結構多いです。
余談ですがガンバライジングディフェンダーのレンゲルが500円から1000円ぐらいまで高騰しました…

弱点その3:デッキ構成がほとんど完成されている

最後はデッキ構成がほとんど完成されている問題です。まず初期に構成された【ブレイドリバイ】ですがこの時点でブレイドのコンセプトが決まっており、あとはここから調整するのみになりました。続いて【ブレイド響鬼】や【ブレイドナーゴ】ではリバイを響鬼に変え剣アイコン統一することにより剣デッキのコンセプトを完成させてしまいました。さらに【ブレイド1号】によるカモフラージュ性の高さを重視した初見殺しまで登場しほとんどのコンセプトを埋め尽くしてしまいました理由はその2であげた必須カードの固定化が影響しておりそのせいで【X系統】に比べて自由度が劣ってしまうのも大きな弱点です。同じカードの固定化である【カブトナーゴ】と比較した際は【ブレイド系統】は3体目のリターンが薄すぎる点で【カブトナーゴ】よりも苦戦を強いられてしまいます。自由度では【X系統】に負け、固定化におけるリターンは【カブトナーゴ】に負けてしまうのが大きな問題です。

今後ブレイドは環境に残れるのか

正直不要論は出たとは言えポテンシャル自体はかなりあるのでTier2ぐらいには残るとは思います。【ブレイドナーゴ】はかなり堅実的だし【ブレイド1号】におけるガンバライジングレンゲルの初見殺しなど環境でも刺さるデッキにはなっていますので2弾環境ではまだ戦えることができます。ただし3弾環境だと固定化がかなり悪さをしてくる可能性が高いので若干厳しくなっていくと思います。サブについては【フルディフェンダー】では必須クラスなのでまだ戦える上新2号と組み合わせて3ラウンド目の最大火力としても運用することができます。

最後に

これでブレイド不要論について解説を終わりにします。ブレイドが環境で向かい風になったとはいえポテンシャルは高いので今後に注目です。
次回はツキイチメタゲームVol.3です。ではまた次回。

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