「学校行かなくていいよ」が言えなかった。


学校がそもそもあまり好きではなかった私。行かないでいることが許されない環境だったのもあって極力休まず行ってはいたものの、今となっては、行っていたから良かったと思うこともあるものの、行かなかったとして特別後悔するようなこともあったのかなぁと思ったりもしながら子育てをしていたところ「学校ってなんで行くんだっけ?」と考えさせられるタイミングがありました。

(モヤモヤしていたり、このままでは嫌だなあと思っていると、それをハッキリできたり答えが出せるタイミングがしっかりやってくる不思議ね、これ。面白いね。こんなことがあると本当に世の中よくできているなぁと思います。。笑)

「学校に行きたくない」という娘を前に、もちろん何が何でも絶対に行け!なんて思ってた訳ではないし、行きたくないなら行かなくてもいいよ、と思ってはいたのでした。なんとしてでも学校に「行かなければならない」っていう感じには、学校って「社会」「枠」に子供をはめていくようで好きじゃなかった。かといって「行かなくていいよ!」とあっけらかんともできなくて、いろんなことが頭ではわかっていても、どこか自分が納得できる感じではなくて、やりたい子育ての中でしっくりこない感覚にずっとモヤモヤしてました。腑に落ちないだけの理由を手放せないでいたんですね。

こう育ってほしいという希望があったり、もしもを考えた時の不安があったり、いろんなことがあるものの、どうしてこんなに色々考えたり迷ったりしながら子育てをしているのかといえば、答えはただ1つ

彼女らしく生きて欲しい。

それに尽きると思った時に「こう育ってほしいという希望」も「もしもを考えた時の不安」も、全て「子供のため」に隠れた自分の話だったことや、子供が何を選んでどうしたいのか、どう生きるのかは、全く別のところにあるのだと気づきました。

善し悪しを教えることはもちろん、いろんな気持ちを伝えることは子供にとって親がどう思ってくれているのかを知れるためにも大切だけれど、親として自分の希望や不安を解消するために、子供の行動をコントロールするのでは「らしさ」なんてなくなってしまう。子供を、子供の人生を、子供の魂を信じる、ということがすこーんと抜けてしまってました。

そこに気づいていて奥の奥にいた自分がくすぶってモヤモヤしていたことや、ずっと「それでいいの?」「本当はどうしたいの?」と語りかけられてるような感じだったのにも、そこで改めて気付いたのでした。

学びたいことを学ぶことや、必要なことを身につけられる選択肢の一つが「学校に行く」な訳で、もしも「そこ」に求めるものがなかったり時期じゃなかったりしたら、そこは(一旦は)選ばなかったり、他を探したりするのは、別におかしなことじゃない。

野菜を買いに行ったのに、本屋さんに行っては欲しいものはないし、欲しいのはお好み焼きを作るためにキャベツなのに「じゃあ今日は料理本で満足してよ」ってそれでは納得できない、し、しなくていいよね。例えがちょっとチープかな、、(笑)


自分の学力に合わない授業の中に放り込まれては、学力が伸びるどころか、やる気や自信を失ってしまったり、進むものも進めなくなるかもしれないし

明らかに合わない人や話をしたり聞いたりのコミュニケーションが取れない相手と一緒に何かをやることで育まれる社会性や協調性ってなんだろう?と思ったり


学校に「行かない」と決めるのは、登校拒否や不登校って、ちょっとネガティブなイメージがあるけれど、そもそも、自分の生き方を自分で決めてること、自分の気持ちをちゃんと大切に出来ているってことでもあるんじゃないかなって。

その判断力や決断力を尊重する形は、受けられる教育が多岐にわたっていて、なおかつ今いろんな形でいろんなことが学べる中で「学ぶ=学校に行く」に縛られないでいいって、もっと子供を自由にしてあげられることなんじゃないかと。

楽しくイキイキ生きることが大事だと私は思うけれど、どんな形であれ自立して生きていける大人になるためにある子供時代の教育なのに、なにか、どこか、が過度な気がしたり無理があったり、それが過ぎてしまって疲れ過ぎてしまったり、子供も親も笑顔が少なくなってない?ってそこが気になりながらずっと子育てをしてきています。

子供が学校に行かない、と言うと、何かすごくできないことがある子供、だったり、子供から教育を奪う親、や、学校に行けない子供にしてる親、行く子供に育てられてない親、とか、あたたかくない視線や雰囲気を感じるのだけれど、そうじゃないことだってあるんじゃないかなと思う。特にまわりの言うことなんて大半が余計なお世話だしね。

子供が自分で学ぶ場所に選ぶところと選ばないところがあるということ。

特定の学校という場所に自分を当てはめていくことを選ばないということは、自分に嘘をつかなかったり素直でいられる強さを応援することにもなるんじゃないかと。

いろんなことがあって混乱してしまったり、自分がどうしたいのかわからなくなったり、自分の気持ちが見えてくるまで、自分が何をしたいのか答えが出せるまで、時間が必要な時だってあると思うし、学ぶために学校に行ったとしても、窮屈を感じていたり余裕がなかったら、身につくものも身につかなかったり。おやすみすることで進めることもあるよね。親が子供を信じる力が、自分で答えを出して進もうとするエネルギーにも変わるのだとも感じます。

自分の中にくすぶっていたことや、どこか自分で自分のジャマをしていたことに気づいて手放してみると、それまでとは違った対応が娘へできるようになったのだけれど、大きく変わったのは「許す」が特にできるようになったこと。やりたい、できたらいいなと思っていた対応が娘にできた時に、ふっと自分もどこか軽くなった感じがしたのを覚えています。

その時に感じたのは、今の社会に足りないものの一つにも「許す」があるんじゃないかなということ。

つまらないことでクレームを出したり、何かと他者のせいにしたり、匿名では主張はするものの実名では言いたいことを避ける空気には、やりたいことをやれなかったり満足を感じられないフラストレーションや、どこか我慢を強いられていることが自分の大部分を占めていて「許す」が少ないことで自由が削られてる窮屈さを感じます。もちろん、これだけではないけれど。。

子育て中の大人にも「きちんとしなきゃ」「こうでなければ」逆に「こうならないように」など。自分で好きに自分にルールを課すのは自由だけれど(でも、それで窮屈になってない?大丈夫?は個人的には思うけれど。。)自分が納得できてないルールに縛られている人もいるように感じたり。

子供を自由に、そして、親ももっと自由でいられることから広がる子育てがあったり、そんなゆとりから生まれるものが未来をよりよく幸せにしてくれるんじゃないかなぁとも感じたりします。親は子供の笑顔が好きだけど、子供も大人の笑顔が好きだから、怒っていたり無表情でいるより笑顔の人がもっと増えるといいなぁって。毎日いろんなことがあるし笑えない時だってあるけれど、笑顔を失ってまでやらなければいけないことっていったら何なのかなって。

余談だけれど。

中学生の頃、他校でいじめにあった経験から転校してきた女の子がいたのだけれど、恐怖から教室に入れないと学校にくる日は校長室でお勉強してて。同級生と話をすることも大切だから君行ってくれない?と何度か先生から校長室に呼ばれて行ったのだけれど、とても控えめだけど明るくてかわいい女の子、髪をキレイに結ってて、シールを集めるのが好きなんだ~と話していたのを覚えてる。隣にいたお母さまが、その子が笑うたびに嬉しそうだったけど、やっぱり始終不安気だったのはしっかり伝わってきてて、その感じも覚えてる。私1人でいくのもつまらないから、同級生何人かに声をかけたけれど「めんどう」「なんでそんなの行かなきゃいけないの?」なんて断られて。でも、いつからか声もかからなくなって、気づいたときにはその子はまた転校してしまってた。
あれからどう過ごしてたのかなぁと思い出す。今、元気でいるといいなぁと。

自分がどうしたいのかがはっきりできることから決められたり進めることがあります。この話でいうと、親としての私にも、渦中にいた娘にも。そのためにも、自分の感覚を大切にすることや、気持ちをしっかり感じられることはとても大切なんですね。いろんなアドバイスをもらいながらも、いろんなところから影響を受けるにしても「自分で決める」ということ。

ココロの中が見えなくなったり、気持ちが感じられなくなったり。カラダも疲れてしまっていたり。何かモヤモヤしてスッキリしない時には、ゆるめることも意識してみてほしいと思います(*^^*)

お一人では難しいな、と思った時には、ぜひ一緒にやってまいりましょう。

おっと、「ゆるめる」「ゆるむ」と「ゆるす」は音が似てますね〜




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ヒーリングサロン RHODONPSYCHE 主宰
アロマ音叉®︎セラピスト 原 麗子 

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