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点と点を繋いで神聖幾何学【フィボナッチ】①フィボナッチタイル


 フィボナッチのマス目を利用して、色を入れていったこの黄金長方形の絵を
「フィボナッチタイル」と呼んでいます。

その時その時で色の雰囲気や配置が違うのでとてもきれい
みんなそれぞれ違うものが出来て、雰囲気も違うのは面白いです。

もしかしたら、宇宙は私たちをコードで認識していたら
こんな感じの模様で届いているかもしれないですね。


フィボナッチ数列についてお話ししますね。まずは下の足し算をしてみてください。

1,1,3,5,8,13,21,34,55,89,144、、、、、

足し続けるから、永遠に増えていく数列です。

フィボナッチさん、ある日ウサギが増えていくのを見てあれ?となり
この足し算を見つけたそうです。ウサギさんて多産なんです(^^)

1はウサギの雄、もう一つの1はウサギの雌、2で一緒になって
そしたら3で子供が生まれたよって感じですね。

でね。ここで出た数字の中に実は神聖幾何学的に大切な数があるんです。
(それは別の項目で説明しますね)


では、下のマス目の図を見てくださいね。
上の足し算で出た数を1辺にして正方形になるように色を入れています。
(ここでφというものが出てきますが、それも別の項目でお話しします)

私がこれを習ったのは服飾専門学校のデザインの時間です。
この分割比率で切り替えをつけるとバランスがいいとか

シャネルがミニスカートを発表した時の、ウエストや切り替えのバランスがこの比率(に近い)だったから美しいものが出来たって習った気がします30年以上前の話(笑)日本の着物が美しいのも帯との比率がこれだからって聞いたこともあります。

上の×はなんだと思いますか??
フィボナッチ数列でどんどん長方形が大きくなっても、必ず通る位置です。
「神の目」ともいわれています。

(このフィボナッチシリーズでは入れていませんが、神聖幾何学の絵にはゴールデンスパイラルというものがあります。これはスタートがフィボナッチの1か×の交点かでの違いです。)

フィボナッチタイルではその神の目の位置を点でいれています。


こちらは糸かけ。出来てくる正方形を一つの塊として糸をかけました。フィボナッチタイルのように色を変えてもおもしろいですね。

こちらに掲載の糸かけ図は、糸かけデザイン研究所初級認定を当方より取得された方がご購入できます。糸かけに興味をお持ちの方は糸かけのホームページをご覧ください。

・・・でも

すぐにやってみたい?

裏技ですが、、、パソコンに画像を保存して、画用紙に印刷して
フィボナッチタイルを描いてもOKですよ(^^)

糸かけだとこんな感じです。15cm×15cmの板で作っています。
まずは最初の1に糸を描ける(写真は赤)


隣にもう一つの1をかける(写真はピンク)
そして、下にいき2をかける(写真はオレンジ)1辺が2だから2×2で4個のマス目があるのがわかりますか?

4個あるからいろんな方向にかけてみてくださいね。


1+2=3
左に進んで3で糸をかけます。1辺が3ですから3×3で9個のマス目がありますね。


次に上に上がって5です。1辺が5なので5×5で25個のマス目が中にあります。


最後は8.64個のマス目が中にあります。

色を入れていくときは、マス目ひとつひとつに入れていきます。
この時の進み方も、糸かけと同じに1,1,2,3,5,8で進んでくださいね。

次は②としてφや黄金比のお話をします。



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