大会までの道のり
こんにちは🌞
元NBAダンサーの小笠原礼子です。
ユニフォームが可愛くて始めたチア。
本当のチアの魅力を知りハマりにハマり、私の人生には欠かせないものになりました。
(ここでの「チア」はピラミッドやバスケットトスで人が空中で回転するアクロバットな方のチアリーディング)
全員素人で指導者もいませんでしたが、みんなであーでもないこーでもない言いながらこれぞ青春!な高校生活でした。
仙台の大学に進学し、そこでもチアを続けると決めていました。
青森の田舎者にとっては仙台というだけですごく都会に感じたし、たいして調べもせずに都会のチアなら強いだろうなんて甘く考えて入学。
ところが。
入った大学のチアリーディングチームは
バリバリ競技!!🔥
ではなく
とても「のびしろのある」チームでした。
そもそも競技大会に出て優勝を目指すチームではなく、
体育会系の応援や大学のイベントで学校を盛り上げることに力を入れている感じでした。
技のレベルもそれほど高くなく、チーム内での技へのモチベーションも様々でした。
私は謎に高いモチベーションで
「東京のチアも関西のチアも同じ人間なんだからやればできる!」と信じて疑いませんでした。
そういう競合チームは指導者もいて部員も多くて環境も良いかもしれませんが、それ以上に過酷な練習を乗り越えてのあのレベルとはつゆ知らず。
良い意味で身の程知らずだったと思う。
話は戻り、私にとっては指導者がいない環境は高校も大学も一緒でした。
でも青森から仙台という少し都会に出たことで近くの大学やクラブチームでもチアのチームが増え、交流する機会もありました。
それなら!と
仙台でも有名な競技チームの方に直接連絡し練習にお邪魔したり合同練習をお願いしたり、単発でコーチを頼んだり。
とにかく思うまま行動しました。
遠慮とか、知りませんでした。
私はピラミッドだとベースというポジションで、名前の通り土台でした。
「もっとチアしたい!みんなで強くなりたい!」
そう思っていてもチアリーディングは一人でできることは何もなくて。
土台が一人いても、乗る人がいないと土台にはなれません。笑
逆もそうか。
一人じゃできないけれどメンバーが揃えばそれ以上の技ができて、更にそれを見た人に元気を与えることができる。それでまた自分たちが元気になる。チアが大好きな理由でした。
私と全く同じ想いの少し気が強い相棒がいて(ポジションはトップ。上に乗る人)彼女と一緒に沢山練習し新しいことにもチャレンジしどんどん仲間が増えました。
努力は少し実り、できる技も増えました。
チアリーディングはレベルが上がれば上がるほど、危険も伴うスポーツです。
空中で回転したり持ち上げる人数も増えたり。
信頼関係がないと、絶対に絶対にできません。
リスクと隣り合わせ、でも技が完成した時の達成感は何とも言えません。
マット上でみんなでキャーーーーっと叫びながら喜び合うあの瞬間。
思い出しただけで笑顔になります☺️
なかなかうまくできない時はぶつかることもあったし、感情がおさえられないことも沢山ありました。一番信頼している相棒とは一番ケンカしました。
そんなこんなで大学在学中は「みんなで作り上げるチア」に夢中でした。
ちなみに当時、競技大会に出るためには色んな条件が必要でした。
まずは日本チアリーディング協会への加盟。
交流のある加盟チームや関係者の方に推薦状をいただいたりチームの活動内容を協会に提出したり協会開催のクリニックに参加するなどして、加盟チームとして認定してもらいます。
大学入学時は非加盟で、一つ上の先輩の代から加盟に向けて動き始めました。
加盟できたら、いよいよ大会に出場!
ですが、点数を競うディビジョンには最初からは出られず、順位がつかないエキシビジョンからの出場になります。(今はどうなのかわかりません)
やっとやっとやっと
エキシビジョンで全日本大学生大会に出場。
夢の代々木体育館。
その時にはもう四年生になっていました。
先輩の代から始めて数年かけて協会加盟、自分の代でやっとエキシビジョンで全国大会出場。
順位はつかなくても、エキシビジョン部門で唯一の賞「敢闘賞」をもらい、大満足の大学チア生活でした。やってみるものですね。
大学チアで学んだこと
・身の程知らずだからこそ飛び込める
・熱意は伝わる
・できないことはない、やらなきゃわからない
大学でのチア生活には満足しましたが
チアリーダーとしての自分にはまだまだ納得できず、改めて
「強いチームでチアがしたい、もっと色んなことに挑戦したい」
と思い上京することにしました。
東京に友達もいなかったけれど、
夢いっぱいワクワクドキドキ
どうにかなる精神で直感のまま行動。
ところが割と早めに挫折します笑
最後まで読んでくださりありがとうございました😊
元気勇気笑顔!
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