マガジンのカバー画像

市政/政治ウォッチャー

37
改めて市政や政治について調べていくとおもしろいことがたくさん! その記録を、ウォッチャーとしてまとめています。
運営しているクリエイター

記事一覧

もっと気軽に政治の話をしたい!(まちの不思議 おもしろ探究日記 #2

「政治と宗教と野球の話はするな。」 誰が言い出したかもわからないこの言葉だが、地域で活動していると、しばしば出会うことがある。 自分たちの日々の暮らしと政治がつながっていることは多くの人が知っているはずなのに、突然政治の話をすると煙たがられる。 これもまちの不思議の1つである。 7月10日には参議院議員選挙があった。 この文章を書いているのはちょうどその選挙期間中で、私は「国分寺の投票率を1位にプロジェクト」で、まちなかを奔走している最中である。 投票率が1位になったら、

推ししか勝たん!(まちの不思議 おもしろ探究日記 #3)

「私には推し議員がいて、推し活をしています。」 と言うと、大抵キョトンとされる。 議員を推すということがまずよくわからないし、推し活となると、さらにわけがわからないらしい。 私の中では推しは推しでしかないのだけど、「推し議員ってどういうことですか?推し活とは具体的にどういうことをやるんですか?」と、真面目に聞かれれば聞かれるほど、ちゃんと説明することが難しいなぁと思ってしまう。 アイドルの推し活を考えると、少しイメージがわきやすいかもしれない。 好きなアイドルのライブに行

国分寺市議選に挑戦予定のママ友【松岡まりちゃん】にインタビューしてみたよ!

「幼い頃から食べ物のこと、ずっと考えていた」 ―まりちゃんをはじめて知る人も読むと思うから、まずは自己紹介からしてもらいたいな。これまでどんなことをしていたか、聞いてもいいですか? ずっと食にまつわる事を考えてきたかな。私は愛知県生まれなんだけど、祖父が畑をやっていて。畑に遊びに行って、お野菜を塩ゆでやしょうゆをちょろっとつけて食べたりするのがすごくおいしいなって幼い頃、思っていたんです。 中高生の時は部活で器械体操をやっていて、どう食べたら太らないで健康になれるかな

難読文書をやいのやいのする(まちの不思議 おもしろ探究日記 #10)

「不登校とか教育のことについて意見出せるらしいよ!みんなでパブコメ出そう!」 「いいね!出す出す!」 「これ、不登校だけじゃなくて教育全般の話?いろいろ出せそう!」 「そうだね!でも、何を書いていいのかわかんなくなりそう…」 「こういうの読むの、苦手なんだよね…文字が並んでると、読む気が起きなくて…」 「なんか、みんなで読んであれこれ言い合う会とかできたらいいのにねー」 「たしかに71ページは、一人で読むには心が折れる量だわ…」 「じゃあ、やいのやいのする会、やろう!」 一

シティズンシップシティ(まちの不思議 おもしろ探究日記 #12)

4月23日、市議会議員選挙の投開票日、国分寺駅北口の広場で「選挙マルシェ」を開催した。 「国分寺の投票率を1位にプロジェクト」が開いたもので、キッチンカーや屋台の他に、投票を促す大きなパネルを掲示し、国分寺の投票率の推移、候補者のデータベースが見られるQRコードなども掲示した。 駅を行き交う人たちが、パネルから候補者情報を見たり、コーヒーやクッキー、地元産の野菜を使ったジェラートなどを食べながら、選挙や政治について語る座談会に参加したり、お気に入りの野菜に投票したりと、それ

ママ友、産後二ヶ月の挑戦(まちの不思議 おもしろ探究日記 #14)

6月中旬、市議会の一般質問が行われた。 テレビをインターネットにつないで、議会のライブ中継が始まるのを家族で待つ。右手にはスマートフォン。LINEのオープンチャットに集まる仲間たちも、同じように画面の前で待機している。 「きた!」「いつものまりちゃんだ!」「前に話した産後ケアマネの話をしてくれてる!」「そうそう、産後のつらさってまさにそこ!当事者の声が伝わってる」「今のところ、もうちょっと具体的な数字にして答えてほしいねー」「あたたかいのに、言う事はちゃんと言ってて。まりちゃ

「選挙×   」でまちづくり(まちの不思議 おもしろ探究日記 #20)

少し前の事になるが、国分寺市立第四中学校で、国分寺の投票率を一位にプロジェクトが、出張授業をさせてもらった。 私たちの活動を紹介したテレビ放送を見た地元の学校の先生が、「SDGs講座」という外部講師を呼んで行う授業の中でお声がけしてくださり、SDGsの目標⑪「住み続けられるまちづくりを」のテーマで、活動の話をさせてもらうことになった。 私たちのプロジェクトは、選挙や政治を扱っているため、主権者教育の活動と認識されることが多いのだが、やっているメンバーとしては、「まちづくり」の

私の声を届けてくれるのは誰か(まちの不思議 おもしろ探究日記 #11)

四年に一度のお祭りがやってきた。 オリパラか、ワールドカップか、WBCか。 いや、もっともっとアツい「市議会議員選挙」である! かねてより、”市政推し”と宣言している私なので、この四年間の市政への愛をこめて、今回もまた選挙を盛り上げる活動を様々な形で展開している。 投票率を上げる活動や、立候補する予定の友人の手伝いなど、私が立候補するわけではないのだが、この春はとにかく「選挙で忙しい」日々が続いている。 そんな完全なお祭り状態の私をよそに、家族をはじめ、あまり選挙に関心が

超個人的視点から、国分寺市議会議員候補者を紹介☆2023

4年ぶりにやってきた、国分寺市議会議員選挙。 市政ウォッチャーとして楽しんできた日々の積み重ねにより、情報量が多すぎる。 仲間たちと楽しんでやっている「国分寺の投票率を1位にプロジェクト」では、メンバーが知りたい情報を、自分たちで集めてまとめた。 必要な情報はもうそこに十分に詰まっている。 だから、ここからは私の超個人的視点で、紹介していく。 独断と偏見にまみれた紹介です。 国分寺市議会議員って?市議会議員って、 国分寺市民が雇っている、 行政から出された議案を、市民の

[求人票]国分寺市議会議員

多分、市議会議員選挙って、 私(市民)が募集してる求人案件なんだと思う。 だから、私(市民)が、人事権を持ってる。 ≪組織概要≫名称    国分寺市 人口数   128,125人(令和5年3月1日現在) 予算規模  一般会計総額 560億9,262万円(令和5年度予算) 市長    井澤邦夫 設立    1964年11月3日 事業内容  「魅力あふれ ひとがつながる 文化都市国分寺」の実現に向け、『国分寺市総合ビジョン』をもとに、国分寺市を運営する ≪求人内容≫職種 国

衆院選直前にして、まだ惑う

月末は衆院選だなーなんて思っていたら、もう明日。 今回の選挙は、本当に短い期間でした。 せっかくの投票の機会なので、貴重な1票を有効に投じたい。と思えば思うほどに迷いが生まれてくる。 特に、今回は「政権選択選挙」という言葉が盛んに聞こえてくるけれど、どうにもその視点だけで投票していいとは思えない。 投票前日になっても、正直まだモヤモヤしています。 でも!だからこそ! どこまでおもしろがれるか、やってみようよ! ということで、国分寺の投票率を1位にプロジェクト衆院選編は動

選挙のたびにまちがバージョンアップする

少し前のことになってしまいましたが、7月4日に国分寺市では3つの選挙がありました。 これまで、市政はおもしろいとか、選挙はお祭りだなんだと騒いで記事を書いてきた私ですが、この1年でそんな私の思いも広がり、今回の選挙ははちまるカレッジの仲間を中心に、プロジェクトを立ち上げてみんなで盛り上げていくことになりました。 市民の意識が高いから投票率が上がるのか、投票率が高いから市民の意識が上がるのか。この後者に注目し、あえて投票率1位を目指してみることを中心においてみ

私が市政にハマっている理由

「市政ってめっちゃおもしろいんですよねー。」 なんてあちこちで言ってると、何がそんなにおもしろいの?とよく聞かれる。 自分でもなんでかなぁと思っていて、いつもうまく説明できなかったんだけど、最近では「関われるから」なのかなぁと思ってきた。 「政治に関わる」なんていうと、なんだか大仰な感じがするけど、市の政治に関わる方法って、実は身近なところにたくさんある。あちこちにある。 選挙はもちろん、市長への手紙だって、パブコメだって、議員さんへのメールだって、PTAからの要望提出だ

全方位型・市政オタクの実態

「政治って選挙以外にどうやって関わるの?具体的には何ができるの?」 そう聞かれることが多くなってきたので、私がこれまでやってきた市政との関わりを、具体的に挙げてみました。 参考になるかならないか、ニーズがあるのかどうかもわからないけど、こんな市政との関わり方もあるよーということで、全方位型オタクの実態を晒してみます。 書いてびっくり1万字超えたよ! 超大作になってしまったので、ぜひ気になったところだけお読みください(笑) 保育園の保護者会連合会(保護連)に参加してみるは