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子供は親の背中を見て育つ。親孝行できた瞬間。

お子さんをお持ちの方はわかると思います。
子供は、親の姿を見ています。
いいことも悪いことも。

みなさんの子供の頃どうでしたか?

お父さん、お母さん あなたにとってどんな存在だったでしょうか。
自分ははっきりと、子供の頃の記憶があります。

●子供の頃の親の姿

自分の家庭は、毎年家族旅行に連れていってもらえる普通の家庭だったと思います。
父親は自営業で、毎朝早くからヤクルトの配達する仕事で忙しくしていました。
当然、普段は遊ぶ時間もなく、たまの家族旅行が楽しかったのを覚えています。

自分が中学生の頃に事業がままなくなり、お店を閉めてサラリーマンになりました。
それから18時には必ず家に帰ってきて、ビールを飲みながらテレビを見る生活が始まりました。

特に最初は気にならなかったのですが、だんだんと嫌になり、父親とはあまり話せなくなってしまいました。
理由としては言っていることに説得力を以前よりも感じなくなっていたからです。

自分の心の中で棚上げしている状態だからです。
皆さんも経験ありませんか。人に物事を伝えている時に自分もできてないなあと感じる瞬間が・・・。

心(スピリット)で生きていないとこんなシーンは沢山でてくると思います。

自分が大人になると事情がわかるようになります。

子供が二人いたので、自分達を学校に出すために安定した仕事を選んだと思います。
しかし子供は残酷です。
事情とか知らずに、ただ違和感だけを感じる、それを表現する術を知らないので、ぐずったり、反抗したり、無視したり、何かしらの拒否反応をしてしまうのです。

子供側もわかっていても態度に出してしまうのです。

●本当の愛情とは?

様々な解釈がありますが、自分のことを参考にして頂ければと思います。

父親の場合は、自営している時が楽しかったと思います。
しかしサラリーマンになってからはどこか自分を押し殺して仕事をしていたと思います。
もちろん生活を支えなければいけなかったと思いますが、自分に嘘ついて生きる生き方は、自分はもちろん損しますが、周りにも意図せず迷惑をかけてしまう結果になってしまうのです。

そのため自分自身も何をやりたいかわからなくなっていました。
親のせいにしたいわけではないのですが、少なからず影響はあったと思います。

自分を満たすように生きることが自分の為になり、周りの為になると思います。

順番は逆になると駄目です。
偽善に若しくは自己犠牲になってしまいます。

●何事もバランスが大事

聖書の有名な愛情についてのお話です。

まずは自分という器に愛情というお水を注ぎなさい。
器からお水があふれた時に他者に分け与えなさい。
器からお水があふれる前に水を分け与えてしまったら自己犠牲です。
器からお水があふれないように器を大きくしていくことは傲慢です。

何事もバランスと加減が大事だと思います。

愛情を与え続けると見返りを求めたくなりませんか。
相手からすれば感謝しづらくなります。
当初の想いとは違っていきます。
愛情が欲望に変わってしまったからです。

●父への親孝行

社会人になり、今自分は自営業を営んでいます。
良い意味で父親の影響をうけていたと思います。
久しぶりに父親に会った時に、自分のやりたいことは「自営業」だったよと伝えました。
父親は笑っていましたが、ある意味親孝行できたのかなと思います。

父親が自分らしく仕事をしていた職業「自営業」に憧れていたことを自分が伝えることで、今まであった二人の間での垣根が取り払われ、お互いの誤解が解け、認め合う瞬間だったと思います。

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