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2021年10月30日開催 シュタイナー保育講座の様子

ルドルフ・シュタイナー研究家、みんなのシュタイナー代表の志賀くにみつ先生をお招きして10月30日(土)午前には「シュタイナー栄養学に基づく乳幼児の食事」について、午後には「子どもの眠り〜健やかな発達と睡眠・覚醒のリズム〜」についてお話しいただきました。

まず、志賀先生を含めて参加者全員で畳の上に座布団を敷いて車座になり、ぞれぞれ簡単な自己紹介を行います。その後、シュタイナー幼稚園で実際行われている歌とともに全員で手遊びをして、雰囲気が和んだところで椅子と机を用意して講義開始です。

午前の講座では「食事は何のためにするのだろう?」との志賀先生の問いかけに、受講生が思いつくまま答えることから始まります。歯が生え始めた時期の乳幼児に適した、少し固めのおやつ(調理師免許を取得されている方が志賀先生と相談の上、事前にクッキーを用意してくださいました)を、1-2歳児に戻ってひたすら唾液と口の動きを使って食べます。なので、コーヒーなどは口にしないようにしながら食べるのですが、これが結構難しい‼️

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また、二人一組になってスプーンを使って子どもに食事を与える場面を演じます。交互に子どもと食事の世話をする大人になりきって、どんな言葉掛けをし、スプーンの高さをどうするか、食べ物を前にした子どもの動きはどういうものかを表現します。このように、実際の食べ物や食べることが子どもの成長にとってどんな意味を持つのかを学びます。

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講義の内容がひと段落するごとに、志賀先生が「ここまでの所で質問はありますか」と、Q&Aの時間を取ってくださいます。受講生は講義に関連して、自身の保育の中で各自が疑問に思っていることや、理解が不十分だった点について確認することができます。

一旦お昼休憩をはさみ、午後のみ参加される方のために、再度簡単な自己紹介をしてから午後の講座となります。ここでも冒頭に「何のために眠るのだろう?」との志賀先生からの質問に、受講生が思いつくままに答えます。午前と午後を通して参加している受講生は、自分の意見を言うことや質問することにも慣れ、あちこちから活発な意見が出てきます。

ハンガリーのピクラー研究所での乳幼児の様子をビデオで見て、子どもを世話する大人(親、保育士等)がどのように接すれば子どもの安心感につながるのか、赤ちゃん同士はどのように関わるのかを学びます。また、乳幼児の健やかな発達にとっての眠りの大切さ、周囲の大人が子どもの睡眠と覚醒のリズムを意識してどんなことをすると、良い眠りへの助けになるのかといったことについて学びを深めます。

終始、とてもアットホームな雰囲気で講座は終了となりました。

この講座は録画配信も可能です。
会場での参加は逃してしまったけれど、内容を知りたいという方は、今からでも録画配信のお申込みが可能です。視聴期間は11月末までとなりますので、お申込みの際は視聴可能期間についてご了承ください。

また、11月にも引き続き下記の講座を開催します。会場参加・録画視聴(視聴期間は12月末まで)のいずれも可能ですので、ご興味のおありの方はお申込みください。

2021年11月27日(土)
午前講座 10:00-12:15:シュタイナー栄養学に基づく乳幼児食事2
午後講座 13:30-16:00:子どもが泣く時のよりよき関わりとは 〜子どもとつながる生命力・感情体の深い認識〜

お申込みはこちらから
2021秋 シュタイナー保育講座 申込みフォーム
https://ws.formzu.net/sfgen/S26125549/


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