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努力じゃ辿り着けない「運命」ってものがある。

僕にとって最適なタイミングで巡り会うことなんて、努力じゃ叶わないんですよ。だからこそ、僕にとって、そういう運命というものを大切にしていきたいし、一度、巡り会ったものに対する思い入れはさらに強まるんですよね。

【#175】20211222


人生は物語。
どうも横山黎です。


作家を目指す大学生が思ったこと、考えたことを物語っていきます。是非、最後まで読んでいってください。


今回は「努力じゃ辿り着けない『運命』ってものがある」というテーマで話していこうと思います。



☆テレビ番組「THE鬼タイジ」


僕は今、新しい桃太郎をnoteで共同制作しようという企画を進めています。鬼を退治する「勧善懲悪」の物語よりも、鬼と一緒に生きていく「共生」の物語の方が、これからの時代に求められているのではないか、という考えのもと、始まった企画です。


そんなこんなで、最近は『桃太郎』についてめちゃくちゃ調べているんですね。本やら論文やらを読み漁っていました。もはやマイブームが「桃太郎」という、世界中どこを探してもいないような大学生なのですが、先日、ある情報を仕入れました。


何かっていうと、大みそかに「THE鬼タイジ」という番組が放送されるというもの。局は違いますが、「逃走中」とか「戦闘中」とかと同じ系統の番組で、サバイバルゲームのようですね。


これ、意外と興味深いんですよ。



とある村に潜む100体以上の鬼たちが襲い掛かってくるらしくて、プレイヤーたちはそれを銃で迎え撃つんですね。で、撃たれた鬼は、なんと人間に戻るんです。


つまり、「鬼」=「人間」ってこと。


鬼ヶ島に住む「ラスボス鬼」の魔力によって、村人たちが全員鬼にされてしまったという背景があるのです。

僕がこれまで調べてきた『桃太郎』のなかにも、「鬼」=「人間」の物語は確かにあって、令和の時代に「鬼」=「人間」の設定をもってくるのは感慨深いものがありました。やはり、最近では「鬼」がそもそも「悪者」として描かれないことが多くなっているような気がします。auのCMしかり。




そして、「ラスボス鬼」も興味深くて、予告動画を見る限り、「人間」なんですよね。村人たちを鬼にする力は持っているのに「鬼」じゃないんかい!っていう(笑)まあ、実際どうか分かりませんが、ここでも「鬼」=「人間」なんですよね。


それからそれから、「ラスボス鬼」はどうやら女性のよう。これ結構新しくないですか?『桃太郎』に登場する鬼って、性別が言及されることはめったにないですが、屈強なイメージから、男性を意識していましたよね。でも、今回の鬼は「女性」のようです。



このあたりの物語の変化が、個人的には気になっていて、サバイバルゲームがどのように物語られていくのかにも興味があるので、ちゃんと観ようかなと思います。マイブーム「桃太郎」と公言しているからには観なきゃですよね(笑)




☆こんなことある?(笑)


年末放送のテレビ番組についてつらつらと書いてきたんですが、僕がこれをネタにして記事を書こうと思ったのは、他でもありません。たった一言を言いたいがためです。



「こんなことある?(笑)」



これだけ桃太郎にはまっているのは、多分、2021年の年末年始だけです。昨年の大みそかでも、来年の大みそかでもなく、『桃太郎』がマイブーム真っ只中の今年の年末に、『桃太郎』を題材にした番組が大々的に組まれるなんて、こんなことあります?(笑)



「え、これ、僕のために放送してくれるの?」

自然とそういう風に思いましたよ(笑)

こういう運命的な巡り合わせがあると、僕は燃えちゃうタイプなんですよね。



☆努力じゃ辿り着けない「運命」ってものがある


僕には、これと同じようなことが時々起こるんですよ。


たとえば、僕が最も敬愛するアーティストでありますコブクロさんが、去年の三月に「卒業」という楽曲をリリースしたんですよ。最近の中ではそこそこ有名になった歌かなと思うんですが、実は、去年の三月というと、僕、高校卒業の時期だったんですよね。


すごくないですか?


まさに
「こんなことある?(笑)」
ですよ。


ここでコブクロ愛について詳らかに語るつもりはありませんが、すっごい好きなんですよ。そんなコブクロのお二人が、僕の卒業の年に、「卒業」という楽曲をつくってくれるなんて、こんなことあります?(笑)


「え、これ、僕のためにつくってくれたの?」

そう思わずにはいられませんでした(笑)




今回の「THE鬼タイジ」もコブクロの「卒業」も、僕がどんなに頑張ろうと、実現できないじゃないですか。僕にとって最適なタイミングで巡り会うことなんて、努力じゃ叶わないんですよ。

だからこそ、僕にとって、そういう運命というものを大切にしていきたいし、一度、巡り会ったものに対する思い入れはさらに強まるんですよね。

もう、一生コブクロを愛するし、一生『桃太郎』を愛しますもん。



結局、人は弱い生き物だから、自分だけの意志だけじゃ続かないことがあります。そんなときに支えになってくれるのは、自分じゃない何かの働きかけなんですよね。半ば義務的に思えるかもしれないけれども、僕は義務を権利のように果たしていくことは好きで、それが継続の原動力になっていたりするので、努力じゃ辿り着けない「運命」を味方にできると強くなれるよね、という話でした。


もっとも、自分じゃどうにもできないから、これからこれをした方がいい!という啓発はできませんが、「運命」を感じたら、そのチャンスを逃さずに味方にすると、見たこともない幸せな景色が見れるかもね、というアドバイスでした。



最後まで読んで下さりありがとうございました。
横山黎でした。





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