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人生の棚卸し②宇宙人的小学生

今日は小学生時代を振り替えってみます。

もしかしたら、
発達障害を抱えている方や、
ご家族に発達障害傾向のある方が
いらっしゃる場合、
何か相通じるものが
あるかもしれないので、
そういった方はご覧いただければと。

自分の心の整理のために
思うがままに書いてるので、
長いです💧

では!↓

好きな事にこだわり続けた小学生時代。

私は問題児扱いされていて、
5・6年生の時は

私たちの学年だけ、学校側が意図的に
問題児を集めたようなクラスを
1組作り(←公にはなってないけど💧
子どもながらに「大人ってこういうことするんだ💧」とは思いました)
私はそのクラスに所属していました。

1~5年生までは、
ほぼ勉強をしませんでした。

勉強に限らず、
誰かに決められた何かをやる
ということがとても苦手で、

好きな事だけをひたすらやりつづける
こだわりの強い子供でした。

宿題を真面目にやった記憶がありません。
親がそんな私に
本当にがっかりしていました。

4歳からピアノを習っていましたが
練習が大嫌いで
好きな曲しか弾かず、
教則本が次の段階に進むまで
かなりの時間を要しました。

なんだかんだで
中2まで続けましたが、
楽しんで習っていた感じでは
なかったかな😅

毎日ひたすらお友達の家を行き来し、
外遊びをし、
少女マンガを読み、イラストを書き。

やりたい事とそうでない事が
はっきりしていました。

この傾向は今でも顕著で、
気が乗らないことを
やらなければいけないとなると
人一倍、ものすごく気持ちが萎えます。

小学校時代はとにかく、
こだわりが強く、空気が読めず、
発言が奇妙。

お友達や同級生からは、
「れーちゃんて、なに考えてるのかわかんない」
「変人ていうか、宇宙人だよね」
とよく言われていました。

私は、それを言われるのが結構嬉しく、
喜んでいる様を
さらに奇妙だと言われました😅

他の人とは違っていたい。

だからこそ、変わり者扱いされるのは
私にとっては嬉しいことだったのです。

思ったことを何でも
口にしてしまうため、

知らず知らずのうちに
トラブルになってしまった事や
いじめられた事が
度々ありました。

大人にも遠慮が無く、
先生方からも
嫌われていると感じていました。

もっとも、空気が読めなくて、
最初は自分がいじめられていたり
大人に煙たがられている事に
気付かなかったのですが💧

何事も無いかのように
過ごしているうちに、
相手のほうから謝ってきて、
そこから仲良くなった事も
何度かあります。

両親は、私があまりにも
やるべき事をやらない点を嘆いており、
学年が上がるにつれ、
私に対する態度はどんどん
厳しいものになっていきました。

両親には、
中学生になるまでに、
この子をなんとかしないと。
このままではいけない。
そんな思いがあったのかもしれません。

小学5年生の頃の記憶は、
色として残っています。

「灰色」。

私は、歌と絵が本当に好きでしたが、
絵を描くことは怠けとみなされ、

学校で賞を取ってくれば
褒めてもらえますが
家ではイラストを描いても
褒められるどころか叱られていました。

「やるべきこと」をやらずに
「やりたいこと」しかしない。

これは、当時であれば
叱られて当然の事だったと思います。

嫌いなものを、やらなければならない。
好きなことは、やっていけないと言われる。
ありのままでいると、怒られる。

勉強してないからだ。
ごめんなさい。
でも、勉強はやりたくない。
なんで、やらないといけないんだろう。
なんで、やろうと思えないんだろう。

少しずつ、心が不安定になっていき、
鼻を鳴らす、ぅん、ぅん、と
声を出すといった
チックの症状が出て。

合唱部に所属していましたが、
顧問の先生が心配し、
母と何らかの話をしていたようでした。

見守るしかないという結論に至ったらしく、
症状を酷く指摘されたり、
やめなさいと言われなかったためか、
6年生になる前に自然に落ち着いていきました。

6年生になり、
それまでいくらおねだりしても
やらせてもらえなかった進研ゼミを
やらせてもらえるようになり、
喜んで予習に精を出しました。

成績が上がり、
6年生になってようやく、
勉強の楽しさを知ることが
出来るようになりました。

しかし、宿題はどうしても嫌いで、
算数の宿題は全くやらず。
親には、やってるよと嘘をつき。

テストの点数はある程度良くても
宿題を全く提出しなかった事が原因で
通知表の算数の評価がひどく、
納得できなかった母が学校に確認に行き

えらい怒られたのを覚えてます😅

「問題児」だった小学校時代。

ここ数年は、
「ちょっと変わったこども」
に対するアプローチの仕方が
体系化されてきている事もあり。

今の世の中だったら、
学校も親の世代も、
私のような子供に対する対応が
ちょっと違っていたかも。

でも、

私がこんな感じの子供だったのも、
大人の対応があんな感じだったのも
仕方なかったんだよなあと
今では思います。

それでも私は、子供のうちは

風変わりな自分が好きでした。

しかし、成長し、周囲に合わせないとうまくやっていけないようだと感じた頃から、徐々に他者の反応を伺うようになり、風変わりな部分を抑えなくてはいけないと思うようになり。

その傾向は徐々に強まっていきました。

私の事を、仲の良い同級生は受け入れてくれていましたが、大人からの理解を得にくかった事が、やはり尾をひいているのか、
どこかで
「私は受け入れられていない」
と思ってしまうのも事実で、

自分に自信を持つこと
他者に認めてもらおうとするよりも
自分で自分を受け入れていく事は

今の私に一番必要なことだと思っています。

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