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【2022年5月 新部門設立!】 リハラボ運転・移動支援部門で切り拓く 「行きたいところへ行ける」 未来

東京都杉並区と町田市を拠点にリハビリ専門デイサービスと訪問看護ステーションを展開する「リハラボ」は、この度、利用者さまのさらなる健康増進に向けて快適で良質なサービスを提供することを目的に、2022年5月新たに「運転・移動支援部門」を新設いたしました。

本記事では、運転・移動支援部門のビジョンや活動内容、担当スタッフからのコメントをご紹介します。

行きたいところへ、行ける喜びを

ーー 運転・移動支援部門の概要とビジョンを教えて下さい。
私たちは、日々の暮らしの中で「会いたい人に会う」や「やりたいことをやる」際に「移動」するという作業が欠かせません。リハラボ運転・移動支援部門では「行きたいところに行く」をモットーに、地域で暮らす誰もが外出手段の幅を広げていけるよう、自動車の運転再開に向けた「自動車運転支援」や自社のモビリティを使った「移動支援」、さらには地域の移動や生活をICTで豊かにしていく「MaaS(Mobility as a Service)に繋がる取り組み」や、他企業や地域との共創した移動支援に関わる「事業開発」などを行ってまいります。


ーー 「自動車運転支援」の具体的な内容や対象となる人を教えて下さい。
自動車運転支援は、脳卒中による後遺症のある方や、高齢により運転免許の返納を悩まれている方が対象となります。 最終的に運転の可否を判断するのは免許センターなどの機関ですが、その判断のために必要な「医師の診断書作成のサポート」を行います。医師が診断書を書く際に参考とする検査は、通常、病院で行われます。しかし、リハラボではこの検査等のサポートを在宅で実施させていただき、さらには自動車教習所と連携して「実車評価」を行える体制も整備しました。これは全国でも稀な取り組みであり、リハラボの運転支援の特長です。

昨年度まではエリアを限定して実施しておりましたが、部門の立ち上げに伴い今後はエリアを拡大し実施する予定です。


ーー 「移動支援」の具体的な活動内容や対象となる人を教えて下さい。
移動支援は、検査にて「自動車の運転は難しい」という判断に至った方や「移動に困っている」すべての方が対象です。地域での外出・移動手段の提案や個別支援はもちろん、 町田市の自治会や高齢者施設などが連携して運営する「地域無料巡回バスくらちゃん号」の運営にも関わっています。この巡回バスは、高齢者や妊婦さんが買い物や外出する際に活用しています。

また「町田市地域支え合い型ドライバー養成研修」の講師を担当し、地域住民の互助による移動支援の仕組みが整備できるように尽力しています。その他、町田市のバス停情報を地域住民や学生さんと集めていくICTツール「まちモビ(町田みんなのお出かけモビリティネット)」、全国の移動支援情報をまとめた移動支援ポータルサイト「iconavi」の運営など、地域の外出の選択肢を増やせるように自治体や高齢者支援センター、企業、NPOなど様々な団体と連携しすすめています。

部門責任者よりコメント

みなさん、はじめまして。運転・移動支援部門の責任者を務める作業療法士の永島匡です。車を運転するということは、生活の様々な選択肢を広げてくれます。目的地の景色や、会いたい人に会えた時の笑顔などが見れるよう、それぞれの大切な目標に向けて全力でサポートさせていただきます。また、残念ながら運転再開が叶わなかった場合も「行きたいところに行く」が実現できるよう全力でサポートさせていただきますので、まずはお気軽にご相談下さい。

運転支援部門責任者・永島匡さん


お問い合わせ

運転・移動支援部門 責任者 作業療法士 永島匡 宛
nagashima@rehalabo.com


過去の取り組みに関する記事

■ 運転支援の実際

■ 運転支援にかける想い

■ 改造車にまつわるお金の話

■ 地域巡回バス・くらちゃん号