任せ方の教科書

お久しぶりです。

ライフネット生命代表取締役会長 兼 CEO 出口治明(著)

部下を持ったら必ず読む「任せ方の教科書」プレーイングマネージャーになってはいけない。

ワクワクするタイトル。さすが出口会長。

「任せるしくみ」をつくることのメリット ①経営と業務執行の分離が実現する。②ダイバシティへの認識が高まる。③グローバル経済の変化に対応できる。

「意思決定」と「業務執行」を分けたり、女性を積極的に雇用するダイバシティーを行うことで変化に対応できる会社へと発展させたわけです。

ホウレンソウは、上司が部下に行うもの?

上司が部下の顔色を見て、声をかける。そんなところからコミュニケーションが始まり、上下関係が緩和すると言えます。

任せるには期限と優先順位をきっちりと伝える。

・期限

・優先順位

・目的、背景

・レベル

をしっかりと伝える。そして、締め切りの半分まできたけど、順調に進んでいるよねとフォローをいれる。もし、締め切りまでに間に合わなかった場合は、優先順位を示し、これが1番、2番と伝えると良い。仕事を任せる時は、不得意なことではなく、得意なことを任せる方が、実利が得られる。

部下の短所はほっとく??

長所や短所はその人の個性。尖った部分は、削るのではなく、そのまま残す。小さな丸よりも大きな三角形であるべきである。

鉄タイプと瓦タイプがある。アホ上司ほど、俺が鍛えてやるという。仕事に必死に打ち込むことは原則として自発的であるべきである
リーダーの条件。強い思い、共感力、統率力の3つだ

私は、上司ではありませんが、ここ数年教育について考えております。2019年9月21日に第1回道東PT学術研修大会(第27回全道学術大会)を北海道北見市にて開催します。大会の中で、道東支部企画セミナー「人材育成について考える -新人教育はうまくいっていますか?-」を開催します。医師・看護領域においては育成ラダーが決まっておりますが、理学療法領域に関しては進んでいない点が課題です。本セミナーは、Pro-Con形式で進め、フロアが参加しやすい形を考えております。この企画で重要な点は、教育全般の見直しです。新人教育に限ったことではなく、医療者が行う、運動や生活等における患者教育において大切であるという点です。変わるのは新人や患者様ではなく、我々教育する立場に立つ者であることを今一度考え、共に成長する機会として考えております。

新人がやめることなく、楽しく仕事できる会社をつくれたらと思います。




理学療法士として日々、患者さんのために仕事をしています。そんな知識や技術をこの場で伝えていきたいと本気で思っています。ご批判や厳しい意見、大歓迎です。よろしくお願いいたします。