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スポーツ語るシス!テーマは「80年代の甲子園ベストナイン」

物心ついた頃から野球が大好きだった筆者が、愛してやまないのが甲子園で行われる高校野球です。基本はテレビ観戦ですが、機会をつくって甲子園球場に熱戦を見に行ったことは何度もあります。

そこで、今回から4回に分けて、年代別の甲子園ベストナインを勝手に選んでみたいと思います。おつきあい、よろしくお願いします。

【構成作家T プロフィール】
主にラジオやテレビの台本を書いている40代の構成作家。
趣味はスポーツ観戦。とくに野球が好き。カープファン。高校野球ファン。

まずは、選考基準から。
・あくまでも“甲子園”という括りなので、センバツ(春)・選手権(夏)のどちらかに1回でも出場していれば選考対象となります。
・卒業後の活躍(プロでの成績など)は一切関係ありません。
・外野手に関しては、ポジション(レフト・センター・ライト)に関係なく、印象に残った3名を選出。

なお、完全なる筆者の主観であり、独断と偏見に基づいて選出しています。もちろん全試合を見てきたわけではないので、いろいろなご意見があるかと思いますが、「あぁ、懐かしいな」「こんな選手いたなぁ」という感覚で読んでいただけますと幸いです。

 第1弾となる今回は、『1980年代の甲子園ベストナイン』
ちなみに、筆者の記憶に残っているのは1985年あたりからなので、必然的に80年代前半に甲子園で活躍された選手は選考外となっています。そこはご了承ください。

では、行きましょう!

■投手:桑田真澄(PL学園)
他にも候補となる好投手が多く存在し、個人的に思い入れの強い選手もいるが、甲子園で見せたパフォーマンスや残した成績などから、文句なしで選出。 

■捕手:高嶋徹(宇都宮学園 ※現在の文星芸大付)
同じ大会に出場していた江の川(現在の石見智翠館)の谷繁元信と迷ったが、甲子園だけで考えたら高嶋の残したインパクトのほうが上と判断。残念ながら、2021年に51歳という若さで天国へ。早逝が惜しまれる。 

■一塁手:清原和博(PL学園)
同じPLの後輩・片岡や福岡第一の山之内などもいるが、投手の桑田同様、こちらも文句なしでの選出。今も語り継がれる「甲子園は清原のためにあるのか」という実況からも、当時の彼の凄さが伝わってくる。

■二塁手:松山秀明(PL学園)
二塁手は少し迷ったが、あのスター軍団をまとめあげたキャプテンシーに敬意を表して松山を選出。ここぞで見せる勝負強い打撃も印象的だった。 

■三塁手:重広和司(広島商)
後にプロに進んだ選手も多く、まさにスター揃いの三塁手だが、ここは特に思い入れの強い選手のひとりである広島商の重広を選出。夏、優勝を果たした広商のキャプテンであり、決勝戦ではこの試合で両チーム通じて唯一の得点となる決勝タイムリーを放つなど活躍。大会後に発売されたファミコンソフト『甲子園』でも、とにかくよく打ってくれた! 

■遊撃手:立浪和義(PL学園)
上宮の元木大介と迷ったが、走攻守すべてのバランスを考えて立浪に軍配。それにしても、この年のPLは本当に強かった。 

■外野手:須田努(常総学院)、中村良二(天理)、吉岡雄二(帝京)
まず、開幕カードで2本塁打を含む1試合8打点という記録を打ち立てた須田、主将・主軸としてチームを奈良県勢初の優勝に導いた中村を選出(ちなみに、中村さんは現在の天理高校の監督としてもおなじみ)。
3人目で迷ったが、あえて優勝校のエース・吉岡を外野手として選出。あの力強い打撃は今も脳裏に焼き付いている。実際、投げないときは外野を守っていたので、ギリOKということで。


 こうやって見ると、この時代、いかにPL学園が強かったか伝わってきますね。PLの選手だけで十分にベストナインが選べるほど、充実のラインナップでした。

いや~、スポーツを語るのはじつに楽しい(笑)。
自己満足におつきあいいただき、ありがとうございました。
願わくば、あなたも楽しんでいただけたのなら幸いです。
あの時代が蘇りましたか?
ではまた!

つづく

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