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七夕賞血統情報

【トーラスジェミニ 】57.0kg
父キングズベスト。母エリモエトワール。母の父マンハッタンカフェ。
近親にエリモマキシム(新潟ジャンプS)がいます。父キングズベストは英2000ギニー優勝馬で、キングズベスト×マンハッタンカフェの組み合わせ、はミスニューヨークと同じです。2010年は、海外でもキングズベスト産駒のワークフォースが英ダービーと凱旋門賞を制覇、同年日本でエイシンフラッシュが日本ダービーを制覇しました。ミスタープロスペクター系は早熟の短距離血統のイメージがありますが、キングマンボ系は成長力、スタミナに富んでいることからキングズベスト産駒は中距離向きの血統と言えます。

【クレッシェンドラヴ】58.0kg
父ステイゴールド。母ハイアーラヴ。母の父Sadler's Wells。
七夕賞過去10年ステイゴールド産駒は1勝・2着1回です。母系にSharpenUpの血脈が流れるステイゴールド産駒にはエタリオウ(菊花賞2着)やオーシャンブルー(金鯱賞・中山金杯)などがいます。母父が世界的な大種牡馬サドラーズウェルズだから欧州特有のパワーと豊富なスタミナがあります。七夕賞(福島芝2000m)への血統適性は高いと思われます。

【クラージュゲリエ】56.0kg
父キングカメハメハ。母ジュモー。母の父タニノギムレット。
プロフェット(京成杯)の半弟で、母母ビスクドールはトゥザヴィクトリー(エリザベス女王杯)の全妹で、フェアリードールの牝系が底力を押し上げています。キングカメハメハ×フェアリードールの組み合わせは、トゥザワールド(弥生賞)やトゥザグローリー(鳴尾記念)と同じで機動力とパワーに優れています。中距離の小回り、内回りコースで能力を発揮できる血統です。

【ワーケア】55.0kg
父ハーツクライ。母チェリーコレクト。母の父Oratorio。
②2017年のセレクトセールで1億2,420万円の高値で落札された期待の良血馬です。母の父OratorioはG1クリプスS、G1愛チャンピオンS 、G1ジャンリュクラガルデール賞を優勝、種牡馬としては3頭のG1馬をだしています。父がハーツクライで母系にデインヒルとニジンスキーの血統配合はサリオスと同じです。ニジンスキーのスタミナ血脈から、七夕賞が上がりのかかるスタミナ消耗戦になれば真価を発揮する血統です。

【ヴァンケドミンゴ】56.0kg
父ルーラーシップ。母アンフィルージュ。母の父アグネスタキオン。
サンリヴァル(皐月賞2着)の全弟で、ヴェルデグリーン(オールカマー、AJCC)の近親で、母母ウメノファイバーはオークス馬です。ルーラーシップ×アグネスタキオンはフェアリーポルカ(中山牝馬S・福島牝馬S)と同じで、コーナーが4回ある小回りコース能力を発揮できる血統配合です。
https://bit.ly/3dYQLNu

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