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Dartの使い方 (ブルネイの配車アプリ)

旅行に行くと必ず必要になるのがその土地での移動。大都市などでは鉄道や路線バスなどの公共交通機関が発達しており、移動は非常に容易である。また、近年はライドシェアアプリや配車アプリなどがあるため、それらの利用することで移動や決済がすごく便利になった。例えば、Uber, Grab, Lyft, DiDi, OLAなようなものが地域ごとに存在している。日本でもUberを皮切りにJAPAN TAXIやMOVなどで同様のサービスを受けられるようになった。
ブルネイでも配車アプリは存在している。ブルネイは元々鉄道がなく、タクシーも全国で50台程度(!!)と言われており、旅行に行くとまず移動が大変そうだな、というのが予約してる時の第一印象だった。
ブルネイではDartという独自の配車アプリが存在している。Progresifという現地の通信会社が運営している。余談ですが、現地でのフリーSIMはこのProgresifのものでした。
せっかく現地で使ってみたので使い方をメモしておこうと思います。(こんなコロナの状況というのは抜きにしても、そもそもブルネイ観光に行こうと思っている人がどれだけいらっしゃるかは未知数ですが....笑)

無題

乗車場所を指定する

緑の○印が乗車場所。この○印を動かして乗車したい場所で「SET PICK UP」を押します。ちなみに、アプリを開くと現在地が青○印で表示されます(。この乗車では宿泊していたBrunei Hotelからブルネイ国際空港まで乗車しました。
画像にはすぐ近くに既にドライバーがすぐ近くにいますね!

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降車場所を選択する

乗車場所を選択すると緑○印は固定されて、画像の赤枠に乗車場所が表示されます。降車場所は赤○印(黄色い矢印は筆者にて添付)を動かして、降車場所を指定します。指定の仕方は乗車場所と同じです。

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今回は空港で降車したいので地図を動かして場所を選択、降車場所の表示(画像の黒枠内)が空港になりました。選択後は「SET DROP OFF」を押します。これで乗降場所が確定

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サービスを選択

乗降場所を決めると次はサービス。まず何人で乗るかを選択します。
6人乗りだと若干高め。それでもこの価格です。余談ですが、空港から市内までタクシーを使うと一律で運賃は25BNDになるので、このDartを利用したほうがむちゃくちゃ安いです!
自分はひとりだったので「Dart Car」を選択しました。

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選択すると乗降場所の最終確認と乗車運賃(青の下線部)が表示されます。
赤の下線部にだいたいの到着時間が表示されてます。設定している間に最初に近くにいたドライバーはお仕事を見つけてどこかに行ってしまったか、休憩してしまったのか、いなくなったようです。
予約の場合は「Future Booking」、支払い方法は「Set Payment」で設定できます。自分は手持ち現金があったのでカードではなく現金支払いにしました。Uberなどではカード決済オンリーですが、Dartでは現金決済ができます。

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ちなみに「Info & Notes』で乗車人数や、荷物の個数を設定できます。

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乗降場所や諸情報の入力が完了したら、「LET'S DART」をポチッ!

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マッチングと乗車

LET'S DARTするとこんな画面になり、近くのドライバーとのマッチングをしてくれます。

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ドライバーが近くにいればすぐにマッチングします。3日間の旅行中に数回使用しましたが、稀になかなかマッチングしないことがありました。ちょっと時間をおいてアプリを実行するとマッチングできたのでちょうど休憩中とか営業中でタイミングが悪かったのかもしれません。
そもそもタクシー台数が50台程度の国なので、Dartのドライバー自体も少ないのかもしれませんね。笑
マッチングするとドライバー情報が表示されます。ドライバーの情報が見えるのはUberと同じ。評価が見れるのでいいですね。

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ちなみに上の画像で青い四角にはドライバーのお名前が表示されます。そして、白い四角には車のナンバーが表示されます。

マッチングするとドライバーが迎えに来てくれます。今回マッチングしたドライバーはちょっと距離があるところにいたので、10分程度待ちました。途中でドライバーの位置情報が動かなくなり、焦って確認したらガソリンスタンドに寄っていました。笑

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そういえば車両はトヨタ車が多かったです。韓国の車にも乗りましたが、日本車のほうが多かったように思います。よく考えるとブルネイは右ハンドルでした。

まず間違えないと思いますが、アプリ内で車両情報とナンバーが表示され、実際Dartの車両には側面にDartのロゴが入っています!乗車前には念のため確認すればいいのかなと思います。

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現金決済を選んでいる場合は、目的地に着いたところで支払いをすれば完了です!乗車後にアプリで評価することをお忘れなく!!

余談

A→B(ちょっと立寄り)→Cみたいに行くときはA→B乗車時にドライバーに相談するといいかもしれません。僕はこのあとCにいきたいんだけど...みたいな話をしたらBのスポットで待機してもらい、B→C分は交渉してDartの決済金額に上乗せして支払いました!上乗せ分はDart配車に比べると割安なのですごく助かりました。

もう一つ余談ですが、乗車したヴェルファイアの各座席にモニターが付いててドライバーがノリノリでスパイダーマンを流してくれました。笑
乗車時間たったの8分間だったので冒頭を一瞬見ただけで終了。笑

もっと英語ができればな~と思いましたが、ブルネイの方々はほんっと皆さん心優しくて、心が豊かな国民だな~と思いました。
是非、ブルネイに行く機会があればDartを活用してみてください!


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