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美意識とは~アソビ×遊び×予定不調和~

令和2年11月30日 No.3

noteを始めたばかりの私、所々使い方がわかっていない。
note内を散策していると、ネタに困った人用?にお題なるものが準備されているらしい。大喜利なら任せとけ。さて、どんなお題があるのか。

#読書の秋2020


気になるお題発見。ほうほう課題図書があるのか。どれどれ。
お、最近読んだ本がある。

#世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか

学びが多かった1冊と記憶している。思い出しながら少し書いてみよう。

なぜこの本を読もうと思ったか

10/13に読了したばかりの本。
書店やWEBでよく見かけるのでかなり前からタイトルは知っていたが、タイトルがちょっと胡散臭いこともあり、最近まで読んでいなかった。
※結論からいうととても良い本でした。敬遠しててすみませんでした。orz

では、なぜ読むに至ったか。

それはニューズピックスの番組(*)でたまたま著者である山口周さんの喋りを聞いたからだ。山口さんの話はとてもわかりやすかった。

私が時折感じていた、もやがかかったいくつかの疑問について、霧を晴らすようにハイレベルに言語化されたアンサー(超高解像度で10Kくらいのイメージ)が用意されていた。この人はただものではないとすぐにわかった。
(*)【山口周×波頭亮】文化・アートをRethinkせよ。
https://newspicks.com/movie-series/45?movieId=849

私は興味を持った人の本は読むようにしているので、早速山口さんの代表作の一つである本書を読んだ。というのが読むに至った経緯である。


私なりの感想

1ヶ月以上前に読んだ本であいまいな部分があるので、たった今すこし読み直した(*)が、以下の①~④のキーワードに対する解答が「美意識」とか「アート」になるのだと思う。
(*)本書は「忙しい読者のために」としてはじめに結論が書かれている。
(素晴らしい!しかもこちら↓で読めるようです。
https://shinsho.kobunsha.com/n/ncecd76372c89

①ロジカルの到達点としての正解のコモディティ化
②複雑化された世界における論理的意思決定のスピードの限界
③ビジネスのファッション化
④ルール整備がシステムの変化スピードに間に合わないことによるリスク

私が最も共感したのは①に対しての「美意識」。
「みんなの行動が最適化されると最終的には閉塞感のあるつまらない世の中になるから、そこで美意識が大事になってくるよ」ということを書いているのだと、私なりに(飛躍して)解釈している。(たぶん本書にこんなことは書いていない)

私の実感に落とし込むと、最近、同調圧力から、大多数と意見を合わせて、出る杭にはなるまいとする人が多いように思う。
これは打たれること(=面倒)を避ける意味では、ある種「最適化」された戦略といえるかもしれない。

しかし、私はこれに違和感を持っており、大多数の意見に流されず、明確なビジョンやポリシーを持って意見を述べること、つまり、出る杭になること(=美意識をもった行動)こそが変化を起こし、本当の意味の最適化を促すものだと常々思っていた。
本書は様々な観点から、その考えをより強固にしてくれた。

少しわき道に逸れて、、、

最近はコロナ禍で不要不急という言葉をよく耳にするようになった。
そもそもどこまでが不要不急なのか、その線引きが難しい中で使われており、非常に注意が必要な言葉だと思う。
この言葉は、数ある活動を一つの観点で整理・最適化しようとする危険な思想のように思える。

「不要不急」に限らず、最近は、どんな話も白黒をつけて簡単に整理したがる傾向が強いように感じている。
何もかも削ぎ落としてスリム化し、ロジカルに「最適化」しようとする思想がはびこっているような気がする。

大上段に構えるつもりはなく、自分の生活レベルで考えてみたときにも、「アソビ(余裕)」とか「遊び(心)」とか「予定調和」とか「無駄」がつくづく不足している気がしている。
こうしたちょっとした美意識的なものを大事にすることが、回りまわって結果的に自分のためになるのではないだろうかと日々思う。
この本はそれを再確認させてくれた。

まとめ(ちょっとそれっぽいことを言いたい)


不要不急の話の続き。
時間軸目線で極端な例を考えてみると、人間が狩りをして生活をしていた頃と比べると、現代の生活のほとんどは不要不急になりそうだが、現代の生活を豊かにしている土台は、実は、今回のコロナで不要不急とされることが多かった文化的活動(=美意識)ではないかと思う。

また、テクノロジーの発展により、多方面においてロジカルな最適化が進んでいくため、美意識は相対的により重要になってくるだろう。

もちろん、本当に無駄な事務作業などはロジカルに最適化されるべきだが、人間の思想の隙間に入り込む危険なロジックには注意し、「美意識」を備えた人間になりたいものである。

文化とは程遠い私は、まずは日常生活レベルから、「アソビ」・「遊び」・「予定不調和」をキーワードに、余裕をもって生活をしていきたい。


最後に

今回書いた私の感想は、完全に実感ベースのものであり、本書の深奥に全く触れることができていないため、少々補足しておきたい。
本書は、膨大な知見をもって、ビジネスにおける「美意識」の重要性を示しながらも、実生活にも応用できるようなわかりやすい記載となっている。
そのため、ビジネスパーソンに限らず、どんな人にでも読んでほしい一冊である。
最近の世の中に閉塞感を感じている人には是非お勧めの本である。
(先に記載した「忙しい読者のために」だけでも読んでみてほしい。)


※どうでもいい話※
お読みいただいた方で気付いた方はおそらくいないと思うが、この記事のタイトルは「ハンター×ハンター(旧アニメ版)」のタイトルを意識したものである。果たしてこれも美意識に含まれるのだろうか??

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懐かしいもの好きノスタルジックおじさん(若手)です。福岡県在住1988生。環境問題に興味があります。 趣味趣向➡︎読書(何でも読みます)、ラジオ聴取(東京ポッド許可局、荻上チキSession、熱量と文字数、ヒルカラナンデス)、映画・アニメ鑑賞、テニス