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寝言日記 2019/05/31【五月の風も終わり】

昼寝研究所寝言レポート#1895

なんとかこの一週間を乗り切ったような気がしないでもないのですが、面倒なことがまだ来週に残っているので、単に問題を先送りにしただけかと。
帰りに雨。濡れて家まで。これぐらいの雨は平気だから感を出しつつゆっくりと歩いて帰ると言うコモノっぷりを振りまきながらのこの年最後の5月。特に季節にも皐月にも思い入れはありません。

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さて、帰りの電車で『彼方のアストラ』の5巻を読むべきかどうか迷って、それだと読み切るだけの時間がないから、途中で中断するのは嫌だな、と思ったので今日は大人しく『11』を読んでいました。
『琥珀みがき』がすごい……
短編に限った話ではないのですが「最後の一行」がとても重要になるお話があります。
それで世界をひっくり返す、というようなことも魅力的ですが、それだけでなく読み手が「えっ?」と思考停止になるような驚きを与えたり、するりと冷たい感触を残したりと、まあ、そういう感じです。
その一行で「やられた」的な感想を抱くようなお話。

その変則技が『琥珀みがき』にはありました。
いや、思いがけないところからの一文。でも、それな!
もうね、何度も繰り返していますが、津原泰水先生、スゴいっす。

わたしも最後の一行が、というお話は一つだけあって『鉄塔の下で』というヤツです。
これはとてもお気に入りですが、それを凄腕の職人の話題の後に晒すというのはもはやクセになりそうな羞恥プレイ。

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早川書房でグインサーガ誕生40周年記念ということで、栗本薫先生のKindle本がセールに。
『栗本薫・中島梓傑作電子全集』が既に出ていますが……セールで読みたいものをピンポイントで選ぶのもありかと。
ハヤカワの方が美しい表紙がついてきますし……
「さらしなにっき」はその昔SFマガジンに載っていたヤツかなあ……でも、ひらがなだったかなあ……

栗本先生の作品で忘れがたいものは……『時の石』とか『天国への階段』とか『キャバレー』とか『優しい密室』とか『ネフェルティティの微笑』いろいろあります。
中学、高校と夢中になって読んだなあ……
グインサーガは23巻ぐらいまで読んだかな。

没後10年だそうです。そうか……

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というわけで昨日2019年5月30日の自作Kindle有料版ダウンロード数は0冊。無料版が3冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は887ページでした。ありがとうございました。

ちょっと週末は仕事のための勉強をしなければ……でも小説も書くぞ~
『彼方のアストラ』も読むぞ~
そんなに時間があるのか?
……知らん。

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

*2019年3月以前の1800回分の日記(主に戯れ言)は以下からお読みいただけます。


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