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寝言日記 2019/05/20【知識と理解とそこから『アスペル・カノジョ』】

昼寝研究所寝言レポート#1884

原作:萩本創八先生、マンガ:森田蓮次(れんじ)先生の『アスペル・カノジョ』をご紹介します。

人付き合いが苦手な横井青年は高校卒業後に家を出て、家賃の安いアパートで一人暮らし。二次創作のエロマンガと新聞配達で生計をたてつつ、時々自分の好きな話をマンガにしていました。ペンネームは下水星人。
あるとき、一人の少女が訪ねてきます。
斉藤恵と名乗る少女は横井青年の描いたマンガが好きで、鳥取から東京まで会いに来たと言います。
そこから、始まる二人の同棲生活が描かれた作品です。

……これがちょっと何というか、決して軽くないお話です。重いとは言いたくないです。
知識として、ぼんやりと知ってはいましたが、少しも理解はしていませんでした。
こんな終わらない痛みと深い悲しみばかりの世界だとは。
マンガという表現はとてもわかりやすく色んな事を身近に感じさせて、考えさせてくれます。そして、理解しようという努力が必要であり、それでもなかなか難しいということに気付かされます。

主人公の横井青年の思慮深さに、本当に救われますが、何もかもが危うすぎます。
犬は蹴られます。
子供は脚を引っかけられます。
人が殴られます。
その理由が他の人にはわからないのです。
死の隣にいるような会話が続きます。

ちょっとずつ前進して、時々後退する二人のことを見守るお話です。
そして、読む人がもしかすると優しくなれるかもしれないマンガです。

はやく5巻が読みたい……

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そろそろ暑くなってきました。
ヤマダ電機の書籍コーナーから雑誌とマンガ以外が姿を消して、もうずっとそのまま放置されています。
どうなってしまうのかなあ。ちょっとした本が買えるのはありがたかったのですが。

ここの書籍コーナーは何度も大がかりな模様替えがあったのですが、もう売り場の大幅な縮小かもしれません……

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あ、そういえば昨日Prime Videoでトム・クルーズの『M:I』を見ました!
あー、おもしろかった。
かつてスパイ大作戦を夢中になって見ていましたが、映画はちょっと洗練されすぎかな……でも「赤外線センサー」を避けたり、天井からぶらさがって何やら作業したり、とルパン的なオモシロさを実写で見れるのは楽しいです。

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というわけで昨日2019年5月19日の自作Kindle有料版ダウンロード数は0冊。無料版が1冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は746ページ。ありがとうございました。

よし、今週も色々と大変ですが、ダマシダマシ頑張ります。

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

*2019年3月以前の1800回分の日記(主に戯れ言)は以下からお読みいただけます。



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