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白の添え歌 その他の物語(無料)

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#小説

音の響かない曜日と思う

むー。 忙しくて、何もする気が起きない…… ビールも切れました。ワインも切れました。 なん…

赤井五郎
3年前
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中編小説【白の添え歌~後編】(文字数16637 無料)

前編からの続きです いくつかの謎  今日のように晴れた朝のことでした。バーマンという牧師…

赤井五郎
5年前

中編小説【白の添え歌~前編】(文字数9556 無料)

北へ向かう男  鮮やかに晴れ上がった空の下には、青に挑むような白が広がっていた。  白の…

赤井五郎
5年前
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短編小説【花囲み】(4287文字 無料)

「ニキ、嵐が来そうだよ。早く帰ってきなよ」  母はそう言ったが、彼女は盆を抱えて簾を開け…

赤井五郎
5年前
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中編小説【誰かが扉の鍵を~後編】(文字数13921 無料)

(前編からの続きです)  僕は階段を降りていった。  女性の笑い声が聞こえる。  食堂の扉を…

赤井五郎
5年前
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中編小説【誰かが扉の鍵を~前編】(文字数16212 無料)

 おそらくは母の顔を思い出していたのだと思う。  大丈夫かと何度も繰り返される声。ああ、…

赤井五郎
5年前
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短編小説【流れる星に思うこと】(3452文字 無料)

「ねえ、逆立ちってできる?」  わたしは双一郎に聞いた。 「できないよ」  そう思いました。 「もしかして運動が苦手?」 「そうだなあ。一般的に負の方へ突出しているという見方ができるだろうね」  そういう言い方すると思いました。  いまは放課後。教室にはわたし達だけだった。  校庭から野球部の雄叫びが聞こえている。 「なんでいきなり逆立ちの話?」 「いま幼なじみの話をしてたでしょ。あたしっていまでも十分に繊細なんだけど、小学生の頃はすぐ泣く子だったの。あらゆることが心配のタネ