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リクルートに入社し、Indeed Japanのプロダクトマネジャーになるまでの6年間をまとめてみた

はじめまして、Indeed Japanでプロダクトマネジャーをしている新居です。 

2016年に新卒でリクルートに入社し、Indeed Japanのプロダクトマネジャーになるまでのこれまでの6年間を振り返って、シェアできればと思います。現在、(株)リクルートは主に国内のサービスを担う位置付けのため*、Indeedへの異動は決して頻繁ではないのですが、リクルート社内での様々なキャリアのひとつとして、参考にしていただければ幸いです。

*リクルートグループにおいて、株式会社リクルートは日本国内のHR・販促事業及びグローバル斡旋・販促事業を主に担っています
(https://recruit-holdings.com/ja/about/group/


入社1年目、UIUX・プロダクト作りを学ぶ 

学生の頃は、特にプロダクト作りの経験がありませんでした。そのため、右も左も分からないまま就職情報サイト『リクナビ』のUIUXを担当する部署に配属されました。 

1年目は、『リクナビ』が少しでもユーザーにとって使いやすくなる機能や画面デザインは何か?を考え続けていました。1年目からメインの画面を一人で担当させてもらいました。 

自分の作った画面モックに対して、先輩や上司からたくさんのフィードバックやアドバイスを貰ったのが印象的です。今でも、このとき頂いたフィードバックやアドバイスが自分の中で活きていると思っており、多くを吸収できた1年でした。 

リクルートの先輩や上司は、なぜこの画面モックでは駄目なのか?という’Context’を含めたフィードバックをくれたので、次の仕事にも学びを活かしやすかったです。 

入社2年〜4年目、リーダーとして組織を引っ張る 

入社2年目から、早くもWebサイト改善のチームリーダーを任せて頂きました。リーダーとしてチーム全体を成功させたいと思い、組織論やプロジェクトマネジメントの本を読み漁ったり、隣のチームリーダーから助言を頂いたりして、なんとかプロジェクトを成功させることができました。 

3年目からは、さらにモバイルアプリのチームリーダーを任され、また新しい知識を学びました。4年目からは、Webサイトとモバイルアプリの横断チームリーダに加え、プロダクト戦略を練る組織にも兼務を付けていただきました。 

振り返ると、1年目から4年目まで、「今はまだできないけど、手を伸ばせばギリギリ達成できる仕事」を与えてくれることで、成長を鈍化させずに進めたと思っています。当時の上長には、「常に一歩先の期待をして仕事を任せてくれたこと」を本当に感謝しています。 

入社5年目、新天地のIndeed Japanで新たな刺激を受ける 

実は入社前からずっと、将来は海外で働きたいと上長にも伝えていました。4年目の終わり頃に上長とも相談し、次の挑戦のためにリクルートが2012年買収したIndeedの日本オフィスであるIndeed Japanへと出向することに決めました。 

アソシエイトプロダクトマネジャーとして、IndeedにJoinしてからは驚きと刺激の連続でした。Indeedは、リクルートが買収したとはいえ、ほとんどそのままのカルチャーを残した組織です。会議や会議資料も全て英語、日本人従業員はまだまだ少数派です。 

Indeedが持っているプロダクト改善チームの一員として、数値分析を中心にプロダクトを磨くための施策を考えるのは楽しかったです。 

最初は慣れなかった英語ミーティングも数を重ねるにつれて慣れていき、自分のアイデアをほかチームにもプレゼンし協力を仰ぐこともできるようになりました。この1年で、海外企業で働く基礎力が付けられたと思っています。 

入社6年目、Indeed Japanのプロダクトマネジャーへ 

Indeed Japanに異動して1年が経った頃、プロダクトマネジャーとして、エンジニア12名、アソシエイトプロダクトマネジャー2名のチームを任せられることになりました。 

プロダクトマネジャーになってからは、小さな改善だけでなく、チームの中長期的な戦略テーマを考えることが求められます。アメリカ、ヨーロッパ、インドなど世界中にいる他チームのプロダクトマネジャーともビデオミーティングし、中長期の戦略を考えています。 

それぞれが異なる価値観を持つからこそ、チームとして目指すゴールを明確に伝えることを何より心かけています。 

これから 

次は、Indeedの本社であるアメリカにあるチームで働くことに挑戦してみたいと思っています。きっと、日本のオフィスとはまた違った刺激や挑戦が待っていると思っています。 

リクルートでは、本当に多くのチャレンジする場があると思っています。「少し今の仕事に慣れてきたかも」と思ったときに、次の挑戦に一歩踏み出してみるということが、自分の経験やスキルを伸ばしていくことには大切だと思っています。 

社会経験への第一歩を踏み出そうとしている皆さんに少しでも参考になればと思います。 


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