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転職に役立つ“スキル”とは

「転職で役立つ資格やスキルはありますか?」

TwitterのDMや質問箱で寄せられる鉄板の質問だ。昨今ではプログラミングスキルを身に着けた方がいいとか、動画編集スキルの価値が高いというツイートを見かけるけど、僕はそれには賛同しない。

市場というのは常に需要と供給で成り立っている。未経験の自分が動画編集スキルを少しだけ出来る人材になったところで、この先のキャリアにおいてどれほどの勝算があるだろうか。

未経験からプログラミングを覚えたり、動画の編集スキルを身に着けるのも良いと思うが、プログラミングや動画編集をできる人が世の中にどれだけいるかは調べた方がいい。

そもそも転職市場で問われるのは“スキルそのもの”ではなく、自分が携わった仕事における“成果”だ。

自分が持つスキルを活かして、組織にどう貢献できたか?が問われるのであって、スキル“だけ”が評価されるわけではない。

自分の過去経験にスキルや資格を掛け合わせ、所属企業やクライアントの課題解決をした経験が「自分の価値」になるのだ。スキルはそれらを得るための武器に過ぎない。付け焼刃でプログラミングや動画編集を覚えたところで付与されるものではないのだ。

では“価値があるスキル”とは具体的に何なのか。どういうスキルを持つことが自分の市場価値に繋がるのか。僕の経験上、そのスキルは一つある。

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