見出し画像

働き方を「選べる」仕組みづくりが、社員の幸せにつながる――メガネトップ

J-WAVE(81.3FM)の人気モーニングワイド「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」内で、様々な企業が取り組んでいる「働き方」から、これからの変化や未来を考える「RECRUIT THE WORK SHIFT」。1日のスタートに「新しい働き方」のヒントをシェアしています。

7月27日~7月30日の放送では、株式会社メガネトップが取り組む「働き方改革」をご紹介しました。

メガネトップは、「眼鏡市場」のブランドで販売店を全国展開する、メガネ・コンタクトレンズのサービス企業。1日目は、働き方改革に取り組んだきっかけについて、人事部リーダーの藤波竜平さんに伺いました。

画像1

メガネトップが2012年に売上高業界1位という目標を達成した後、CS(Customer Satisfaction)=顧客満足度だけではなく、ES(Employee Satisfaction)=社員の満足度についても拡大する必要があると判断したことが、働き方の変革に取り組むきっかけということです。

そこで、3年前に導入したのが「選択型キャリアアップ制度」。チェーン展開している業種では常識とされている全国転勤ですが、社員自ら勤務するエリアを決められるようにしたといいます。その結果、社員が自分のキャリアプランとライフプランを連動させて考えられるようになったそうです。

2日目は、社員自身がキャリアプランを選択する「昇給・昇格試験制度」について伺いました。

従来上司による推薦などで決まっていた昇格を、すべての階級で試験を設定することにしました。また、あらかじめ社員がどこまで昇格を希望するのかを意思表示することで、自らの目標を定めやすくなったそうです。

メガネトップはこれらの改革を会社主導ではなく、全国の店舗を回りながら丁寧に社員の意見を聞いていきました。売上業界1位という土台のもとに取り組んだことで、寄り添う改革ができたと語っていただきました。

画像2

3日目は、社内で人員を募集する「社内公募制度」を伺いました。

店舗の社員が本社で働く際に、通常の人事異動とは別の方法として導入したのが「社内公募制度」。各部署が人員の強化を図る時に社内に求人を出し、挑戦したい社員が応募できる仕組みです。社員が店舗での経験を生かして、チャレンジするための道を作っているそうです。

藤波さんは、メガネトップがさまざまな改革を行うことができる理由は、会社の風土にあると考えています。社内では、「こうどう」を「行う」「動く」ではなく、「考え」「動く」の「考動」として使うことがよくあるそうです。本社でも店舗でも、マニュアルではなく自分で判断して動けるかを意識することで、新しいことに取り組みやすい環境ができているそうです。

最終日は、メガネトップの働き方改革の成果と今後の課題を伺いました。

改革に取り組んで3年目、藤波さんは、採用活動において応募する学生の反応が良くなってきていると感じているそうです。「今住んでいる環境に居続けながら、仕事にチャレンジしたい」という意識を強く感じているとか。

しかし、採用は地域ごとに人員を満たさなければいけないため、各地域で働くスタッフを十分に確保することが今後の課題だとお話いただきました。

画像3

今週のお話から導き出す「WORK SHIFTのヒント」は、『社員が働き方を選べる仕組みづくり』。社員それぞれが自分に合った方法で幸せに働くための改革、それが引いては業績のアップに結びつくのではないでしょうか。

■「RECRUIT THE WORK SHIFT」バックナンバー

世の中のイノベーティブな「働き方」を朝の時間にお届け !『RECRUIT THE WORK SHIFT』(J-WAVE 81.3FM)は月曜日から木曜日まで、毎朝6:15ごろよりオンエア中です。
▼J-WAVE番組サイトはこちら
https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/quote/index.html
▼これまでの記事はこちら
https://antenna.jp/articles/5248566

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!