柔軟な働き方を「当たり前」にする、人に優しい職場づくりとは
「新しい働き方」のヒントをシェア。リクルート提供『RECRUIT THE WORK SHIFT』（ラジオJ-WAVE 81.3FM）での取材記事をご紹介します。
現在、様々な企業で切実な問題となっている人手不足。解消するためには、企業側が多様な働き方を受け入れ、一人ひとりの事情の変化に対応して長く働ける環境を整えることが重要と言えます。
今回取材したベルシステム２４ホールディングスは、2011年からダイバーシティ推進を目的とした社内横断型のプロジェクトを発足しました。多様な人材が安心して長く働ける職場を目指し、スーパーフレックス制度、有給休暇の取得推進、生産性評価の導入、労働時間管理の徹底など様々な施策を導入しています。
働き方改革に当たり、重視しているのは「制度を全社員が使えるものにする」こと。例えば「女性だから」「お母さんだから」等の理由で特定の社員を特別扱いするのはなく、性別や事情に関わらず誰でも使えるようにすることにより、時間や場所を制限しない働き方を「当たり前」のこととして浸透させているとのこと。
また、誰もが働きやすい会社により近づけるよう、女性の活躍推進だけでなく、LGBT、介護との両立、副業制度など、様々なテーマについて１年間の活動を経て、経営層にメンバーが提案・報告を行うという「みんなで未来をメイクするコミュニティー」通称「MMMC（スリーエムシー）」というネットワーキング活動も行われているといいます。
誰でも使える制度、誰でも居心地の良い環境を整え「全員が働きやすい」会社になることで、会社への満足度も高まり、入社希望者も増えているそう。「人に優しい職場」づくりこそが、人材の確保への近道だと分かるお話です。
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