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【23年卒】志望動機の書き方、面接の考え方をテンプレート交えて解説しました【就活初心者向け】

こんにちはtakeです!
(2020年に紹介した内容を2023年卒用に更新致しました!)

いつもありがとうございますm(_ _)m
今回紹介する内容は全て完全無料で最後まで読めます!!!

最後まで参考になったと感じていただいたら、セブンコーヒーに最近ハマっているので、ご馳走してください(笑)

(まとめて更新したので、内容にまとまりがなかったり、流れが微妙だったりしてわかりづらい部分もあります!!申し訳ありませんが、その辺りはご了承いただけると幸いです〜〜!m(_ _)m)

早速ですが、就活を最近スタートしたばかりの方は、就活の準備を進めるにあたって時間足りていますか。

色々な本を読んだり、Twitterや就活サイトを通じて断片的な情報を集めてそれを咀嚼して考える。という行為に限界を感じてるはずです。

そのため今回私が過去発信してきた内容や、志望動機で大事だと考えていることをnoteにまとめて皆の就活対策を時短できればと思い更新致しました。

就活の「情報収集に関する手間を省きたい!」という方は手に取ってみて下さい。

また今回は面接に関するポイントも記載いたしました。
かなり長文なnoteになりましたが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

それでは、志望動機の作成方法について解説を始めます。
以前、このようなツイートをしました。

志望動機は、ES(エントリーシート)でも聞かれることが多い設問です。

面接では、ほぼ100%の可能性で聞かれる内容です。

ここを抑えることができるかどうかであなたが望む結果を得れるかどうか決まる。といっても過言ではない重大な材料だと思います。

就活解禁まで残り僅か志望企業に対しての志望動機を最後までブラッシュアップさせましょう。

初歩的な部分からおさらいをしているので、志望動機の作り方は完璧!自信あるよ。という方には、参考になりません。

時間の無駄だと思うので、読まずにES準備を進めていただければと思います。

早速志望動機の書き方を紹介しようと思いましたが、その前に「これから就活する方」に向けて時間をください。(本編入るまで長くてごめんなさい笑)

(志望動機について「早く知りたい!」という方は、1:志望動機の作り方の基本を知ろうからご確認ください〜)

0:はじめに、これから就活する方へ

結論からお伝えすると、この想いだけは絶対今後何があっても忘れないでください。

それは、「就活生の皆は、全員可能性の塊」であること。

就活は上手くいかないことのが多いです。
しかし、そんなときも自分の可能性を否定することは辞めて下さい。

毎年自分を否定して、自分は無価値・・と思い込んでしまって心を病んでしまう方も少なくはありません。

無価値と思い込んで行動したら、上手くいくはずだった面接も上手くいかないというのは明らかですよね。

そのため、これから就活を始める方にお伝えしたいのは結論の通り「自分の可能性性を否定しない」です。

自分の可能性を信じてなりたい自分の姿に向かって挑戦しましょう。

そしてその挑戦を少しでもサポートできる、できた存在に私がなっていればこれ以上に嬉しいことはありません。

それでは、これから志望動機の基本を解説していきます。

1:志望動機の作り方の基本を知ろう

志望動機は、100%の企業から聞かれる質問といっても過言ではありません。ただし、ビビる必要はありません。

志望動機の作成には、ある一定の『型』が存在しています。手順を守れば、的を外れた志望動機を書いてしまうことは避けることができます。

とはいえ、全て型通り書けば良いものでもないと思いますので、今回紹介する内容を踏まえつつ、まず自分で書いてみる、その後に自分で再度考えて内容を推敲していく努力を重ねてくださいね!

それでは、まず私が提唱する志望動機の基本型は以下の通りです。

志望動機:基本型

①「私は、◯◯をやりたい」

②「御社は▲▲を実践していて私のやりたい内容を一致する」

③「だから、御社を志望した」

まず①では、自分のやりたいことやビジョンを一言で端的に言い表せるようにしましょう。

そこから、具体的にどんなことを、3年後、5年後はどうなりたいのか?詳しく説明できるようにします。

②「御社は、▲▲を実践していて〜」中計やアニュアルレポートに書かれているビジョンを元にして自分の考えと一致していることを伝えると良いです。

企業の想いも表現を行えば、企業研究の有無や本気度を伝えることが可能となります。

③「だから、御社を志望した」は、結論を述べる箇所です。自分の想いを主張し、具体例を示しながら締めくくるポイントです。

だから、御社で働きたいんです。志望したのです。はっきり、強く伝えられるよう、①〜②の内容を掘り下げるようにしましょう。

ここまでが志望動機を作るときの初歩的な型になります。

1-1: 6つの質問を通して自分の考えを整理させた

まず、そもそも自分の考えを整理させなければ志望動機は書けません!

整理する際に役立つオススメの質問内容は、下記の通りです。

①やりたい仕事や夢はなに?
②具体的に何したい?
③なぜやりたいの?キッカケは?
④◯◯社じゃないとダメな理由(○○で携わりたい理由)
⑤3年後、5年後◯◯社で携わりたいこと(在りたい姿でもOK)
⑥実現の為に今取り組んでいることは?(やらないといけないこと)

これらの質問に対する答えをまずは、A3用紙に雑でも大丈夫です。
思いつくままに書いてみましょう!

綺麗事も本音も全て書き出すことで、自分の思考がクリアになりますよ!

それぞれ書き出してみて、最終的には、志望動機に加えていきます。
実際やってみると分かりますが、とても時間が掛かってしまう方法です。

そのため、第一志望群の企業だけにする等、自身の就活スケジュールと相談しながら進めることをオススメします。

1ー2:志望動機に含めることをオススメしないワード

志望動機の基本型の中に含めることをオススメできないワードがあります。

具体的には、下記のような内容です。

これらのワードをメインの想いとして企業に伝えると誤解されてしまう可能性が高いです。

①福利厚生
②商品やサービスが好き(ただのファン)
 ③学びたい ・研修が多い
 ④待遇や休暇が充実
 ⑤彼氏or彼女と一緒に働きたい
 ⑥人事or先輩社員が好き ・カッコいい!
 ⑦周囲の評判が高い(有名だから)

Twitterでも繰り返し繰り返し伝えていますが、こういった要素を入れてしまうと一気に幼稚な文章になります。

これらの内容は、志望動機だけでなく、ES内にも含めるべきではありません。(面接でその他の想いを補完する意図を持って伝えるのであれば、OKですが、志望理由のメイン軸としての記載は辞めましょう。)

よくご質問をいただく「商品サービスが好き」、「独立したい」という内容は、一見するとプラスに聞こえますけどなぜ駄目なのでしょうか。

に対する回答は、

まず、「商品サービスが好き」だから志望したというだけの動機では、「単なるファン」かのようで、短絡的に聞こえてしまいます。

企業は、自社のファンを採用したいと考えているのではありません。

その商品を使より多くの人に販売できるビジネスセンス、もしくは改良、開発のアイデアやスキルを持っている人材が欲しいと考えているのです。

こちらのツイートでも解説しているので、チェックしてみてください。

志望動機には書かず、グッと自分の心の中に野望はしまっておきましょう。

1ー3:志望動機に「数的根拠」を加える視点を持つ

志望動機だけではなく、ガクチカ や自己PRも含めてですが、「数的根拠」を加えると説得力は増します。(必ずしも追加すべきという話ではありません、あくまでも表現テクニックの1つとして抑えておきましょう!)

大した経験してないけどな・・・という方も数字にしてみると実は他人から見たら「良い経験をしている」場合も少なく在りません。。

とはいえ注意点もあって、必ずしも絶対数的根拠に置き換える必要もありません。なぜなら、定量で示すことのできない想いや成果も存在しているためです。

よくある数的根拠の示し方はこのようなフレーズです。

以下項目を参照して自分の志望動機は、数的を加えると、話がわかりやすくなるか?という視点で眺めてみて下さい。

・会員数 ・来場者数 ・取り組んだメンバー数 ・満足度 ・退会率 ・達成率 ・進捗率 ・前年比 ・前月比 ・◯◯%増 ・回収率 ・利益率 ・削減数
・減少率 ・伸び率 ・売上 ・粗利 ・kg ・◯日 ・〜割 など

あなたの取り組んできた内容を数字に落とし込み、そして企業ビジョンと重ねるという事を考えていくと説得力ある文章を作成できます。

2: 志望動機は、「Will+Career+ Motivation」の3点で構成する

ここからは、先ほど紹介した基本型の中で更に詳しく伝えるべきポイントを3つに絞って解説していきます。

Will・・・・Will(やりたい夢・計画)で自分の夢や計画を伝える。「◯◯です。なぜそう思ったのか、キッカケを紹介すると、エピソードは◯◯です。」

Career・・・・Career(経歴・ビジョン・将来)の仕事観や、働き方を想い、キャリアに関する考えを志望動機に加えます。
例:「3年後、5年後に御社で◯◯になりたいと計画してます!それを実現できるのは御社しかないです。なぜなら理由は2つ、1つ目〜、2つ目〜」

Motivation・・・・Motivition(やる気・動機)を示して企業理解、仕事理解が済んでいることを熱意を通して示します。
例:「◯◯領域の仕事に携わりたいと考えています。そして具体的には◯◯といったスキルを身に付けて御社に貢献したいです。」

これら3つの要素を交えて志望動機を作成していきます。

重要なのは、「◯◯をやりたい/携わりたい。御社は△△をやっていて自分のビジョンと一致する。だから志望した」という部分です。

やりたいことの理由が「一夜漬けで考えた?」と思われるような薄い内容は避けましょう。できれば具体的なエピソードを交えて熱意を示すことが大切です。

ここからは、それぞれのポイント別に解説します。

2-1 :Will

Willは、やりたいこと、なりたい自分をアピールする局面です。

「私は、◯◯のような仕事ができるビジネスパーソンになりたい」
「私は、◯◯を経験したい」

結論に値する部分なので、一言で言い表せる文章だと良いですね。

一言で自分が実現させたいことなどを伝えた後、「具体的には〜したい、〜を身に付けたい」「〜に共感し、〜を達成したい」等、1年後、3年後を見据えた具体例を挙げましょう。

そこが次の「Career」にも繋がってきます。
具体例が思い付かないときは、企業や職種研究を今一度実施してみましょう。自分はどのような仕事に携わってみたいのか?という視点で調べます。

後は、企業理念だけではなく経営ビジョンや事業部別の目標なども参考にすることで、自分の考えと一致する材料が見つかることも少なくありません。

様々なツールを使って、自分の思いと共感する部分を見つけましょう!

2-2 :Career

Careerでは、自分の仕事に対する価値観や実現させたい働き方、想いを主張します。

一つポイントがあって、中計やIRの情報を抜き取って企業ビジョンと自分のキャリアに関する考えで一致する部分があれば、それらを加えて話しましょう。

例えば、中計で「XX年後までに海外での販売台数120%を伸ばす」という企業ビジョンがあった場合、こんな文章に繋げることもできます。

『自身の英語力を活かし、海外と日本を繋げる仕事に挑戦したい。XX年後までに販売台数を120%に伸ばすことを目的に事業展開し、海外事業を注力する貴社であればスキルを活かしつつ、活躍することができると考え志望した』

つまり、企業ビジョンとキャリアに一致する点から始まり、『だから貴社の事業内容に興味を持ったんだ、同業他社のどこでもなく、どうしても貴社がいいんだ!』という点まで深めて書けると良いですね。

他の就活生と差別化を図るには、IRや中計を読むことをオススメします。

3-1 Motivation

モチベーションでは、自身のやる気や動機、熱意を伝える部分です。
熱意や本気度の高さを表現します。

具体的には、下記の文章を参考にしてみて下さい。

「同業他社と比較して貴社に存在するXXな点に魅力惹かれました。◯◯を実現するには、XXを知る必要があると考え私は△△に取り組んでいます」

「自身の強みである〜をさらに伸ばし、貴社に貢献できるよう現在〜に取り組んでいます」等

既に入社後を見据えて努力をしていることがあれば、積極的にアピールしましょう!

4 「志望動機」を更に強く(説得力増す)する材料の探し方

ここまでは、志望動機を作成するときの骨組みを解説してきました。

実際に志望動機を作ると分かると思いますが、「ネタがない!!」、「本音は、福利厚生が御社優れているから・・」などの問題が発生しますよね?

そんな悩みを解決するために今からは、『志望動機の内容をより強くする為のネタ』を探すポイントなどを解説していきます。

先に結論を書くと、チェックするポイントや体験しておくと良いイベントは3つです。

1:IRなどの投資家向けレポート
2:アニュアルレポートや中期経営計画
3:インターン、OB訪問、会社説明会

※1・2はどちらも投資家向けや利害関係者に発表される資料になります。

会社説明会などで話されない内容を知れたり、最新情報が発表されたりするので志望先企業が上場しているのであれば、要チェックです。

4−1 中期経営計画・アニュアルレポートから情報を引き出す

IRや中期経営計画、アニュアルレポートは、就活で必要な企業の方向性や現状の課題、それらに対する打ち手などを理解するツールとして役立ちます。

特に下記項目の情報をチェックしましょう。
そこにヒントは隠されてます。

●売上高
→ 直近でどのような変化を確認しましょう。

●営業利益、経常利益
→ 売上の伸びではなく、利益を出しているか?という視点は非常に大切です。詳しい企業だと事業部毎の営業利益が報告されていることもあります。

●業界の動向をどんな風に考えているか知る
→ 企業の中の人は、好不調の原因をどう捉えているか?つまり、好調の原因は、外部要因なのか?それとも内部要因なのか?今後の事業展開関する考えを知りましょう。

●今後の戦略はどのような展開を考えているか?
→ 一番大切なチェックポイントです。
志望動機との絡み合わせを行う良質なネタがここになります。企業側も今後の事業展開で活躍できそうな新しい人材を求めています。

チェックすべきポイントは以上です。

ここからは、実際に資料をもとに解説しますね。
本noteでは、誰もが知るトヨタ自動車を例えにして解説を進めます。

参考資料:トヨタ自動車(2020年3月期 第3四半期 決算説明会)
URL  :https://global.toyota/jp/ir/financial-results/

企業に関する様々な情報を得ることができます。

●売上高&営業利益、経常利益

例えば、トヨタの売上だとこんな感じです。(直近データではありませんので、ご注意ください)

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売上高や営業利益、税引前利益など難しい言葉が並んでますね。
端的に解説します。

売上高・・・商品を販売して得たお金
営業利益・・・売上から販管費(人件費、広告宣伝費、研究開発費、減価償却など)を引いた利益。営業利益をみると「本来の事業でどれだけ稼げているか」を表している
税引前利益・・・税金を引く前の利益
当期純利益・・・諸々を引いた最終的な会社の利益

企業から株主に対して、保有する株数に応じて当期純利益から配当金が支払われます。

そのため特に重要な重要な指標は、当期純利益と営業利益の2つです。

志望先企業の売上や利益の変化を確認したら、まず同業他社はどうなってる?ということで必ず比較しましょう。

比較するときには、こちらのサイトがオススメです。無料で利用することができて登録も不要なので超便利。

参考サイト:http://www.ullet.com/(ullet)
このサイトを使って比較をしてみます。

ulletを使うと下記のようなデータが一瞬で手に入ります。

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表面的な数字は、ulletを使えば手に入りますが、必ず各企業のIR情報ページを確認しましょう。

●業界動向を知る

業界の将来性やトヨタ自動車が今後大切にしたい考えなどを知るためにアニュアルレポート を読みましょう。

アニュアルレポートとは、「年次報告書」と呼ばれ企業が世界の株主や投資家、金融機関などの関係者に配布する、経営内容に関して総合的な情報を掲載した冊子のことを指します。

アニュアルレポート:https://global.toyota/jp/ir/library/annual/
下記のように分かりやすく纏められています。

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例えば、上記画像だと『トヨタの今後目指すビジョンや求める人物像の姿』について書かれていますね。

業界動向についても詳しく書かれていて一例を挙げると、こんな感じでした。

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アニュアルレポートを読むと「モビリティビジネス」という言葉が何度も出てきます。

トヨタは、今後の重要戦略として捉えていることが分かりますよね。アニュアルレポートには、人材に関する内容を記載する企業も多くあります。

これからトヨタがどんな人材だと一緒に働いていきたいと考えているのかが分かるメッセージが書かれてます。

この際、アニュアルレポートに関する内容と、採用HPや会社説明会で知らされた「求める人物像」の内容に相違がないかチェックしましょう。

稀に会社メッセージと人事メッセージが異なることがあります。 それは、新卒者に求めるスキルと既存メンバーに求めるスキルが違う場合がある為です。

そんなときは、まずは人事目線による求める人物像の話から志望動機を考えていくことオススメします。

そしてアニュアルレポートに書かれている人材要件に関しては、3年後、5年後の自分のキャリアプランに加えたり、「今後の在りたい姿」を書いたり、話せると良いですね。

●今後の戦略はどのような展開を考えているか?

今後の戦略を知ることは、入社後のキャリアプランを考えるときに役立ちます。

例えば、「アメリカで販売台数を3年後までに120%アップを目標にしている」といった目標があるとします。

例えば面接で、「御社のアニュアルレポート を読みました。〜を目標と考えている中で私のXXは非常に強みになると考え、XXの強みを活かして御社で活躍したい」(または伸ばしたい、成長したいもOK)こんな風に表現できたりします。

IRなどを読む際には、ここで解説したポイントを踏まえてチェックして企業研究や志望動機、自己PRの材料探しをしましょう。

インターンや会社説明会でも企業ビジョンは必ず紹介されますが、IRやアニュアルレポートには更に詰まった情報が掲載されてます。

このようにIRや中計を読むと自分の志望動機を考えるときに役立つ材料が多く転がっています。

参考にして唯一無二な志望動機を考えれると良いですね。

また、自分のキャリアビジョンを考えるときにも役立つので積極的にこの手法を取り入れて貰えると良いと思います。

4−2 中途向け求人サイト、会社の評判から情報を得る

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さあ、次の方法は、中途採用向けサイトやその他の評価サイトから志望動機に繋がる材料をチェックする方法を紹介します。

この方法で情報を収集することで、より具体的に自身の『キャリアビジョン』を考えられるのではないかと思います。

就活生時代に志望動機を書いていたときに「3年後の自分」を想定した内容をよく加えていました。

それでは、参考なるサイトは以下の通りです。

【転職サイト】

・リクナビネクスト ・Re就活 ・マイナビ転職 ・エン転職 ・DODA

【会社の評判】

・転職会議 ・キャリドア ・会社の評判 ・OpenWork ・キャリコネ

上記サイトは、それぞれで中途採用向けの情報が掲載されていたり、現場社員さんが本音の情報を発信しているので、チェックしましょう。

自分のキャリアビジョンや目標設定ができると、志望動機を作成する際に「私は貴社でX年後◯◯に取り組みたい。」というような現実的目標をのある文章構成ができるのでオススメです。

ここまで志望動機を書くときの構成例や考え方、手順を紹介してきました。

そこで、もしも「私が就活生ならどんな志望動機を書くか」というテーマで最後を締めくくりたいと思います。

※今回紹介した内容だけが正解ということはありませんので、ご注意ください

【なぜ営業職を志望したのか(600文字以内)食品メーカー】

「地球規模で食の創造」を行う貴社で自分の強みを活かし活躍したい。私は、中学生時代、野球日本代表となり海外に渡航する機会があり、その際に日本と世界の食文化の違いに驚いた。(①)日本で当たり前に食べていた品書きはなく見たこともない料理に衝撃を受けた。「日本の当たり前は世界の常識」ではないということに気付けた瞬間である。(②)そこで今回、私は貴社が展開する地球規模での食の創造に携わることで「日本の常識を世界の当たり前」に変えていきたいと考え志望した。(③)具体的には、まず国内営業を経験した後に次のステップとして海外における新規市場開拓の営業を3年以内に経験した上でブランド、収益力の貢献に繋げたいと考えている。(④)

上記の志望動機を分解して解説します。

①:「地球規模で食の創造」を行う貴社で強みを活かし活躍したい。私は中学生の頃に、野球日本代表となり海外に渡航する機会があり、その際に日本と世界の食文化の違いに驚いた。

前述のWillの部分ですね。志望した理由とそのエピソードです。

私の場合だと、日本代表で海外に行った際に食文化の違いに驚きを覚えたのが御社を志望したきっかけです。という掴みの部分になります。

②:日本で当たり前に食べていた品書きはなく見たこともない料理に衝撃を受けた。「自分の当たり前は世界の常識」ではないということに気付けた瞬間である。

「やりたいことに対する実証エピソード」とこの文章以降に書かれる志望した目的の理由を補強する内容をアピールしました。

③:そこで今回、私は貴社が展開する地球規模での食の創造に携わることで「日本の常識を世界の当たり前」に変えていきたいと考え志望した。

志望理由の根幹部分です。

「御社が目指す先と私がやりたい、実現させたい目標は一致している。」

「だから、御社に志望した」

このような流れにしたく企業ビジョン等を例えに挙げました。企業HPや中計などに掲載されているので要チェックです。

まず、志望動機を考えるときには、まず、『企業ビジョンを参考に自分のこれまでの経験と一致する大義名分はないか?』と探すと良いのではないかと最近気が付きました。

特に私は、「だから、御社に志望した」という部分を大切にしてます。

面接でも必ずここの「だから、◯◯」という部分は、熱意を伝えるポイントにもなりますから、あなたのとっておきの想いを込めましょう。

■ さいごに(志望動機編)

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皆さん、長文にお付き合いをいただきありがとうございました。

「志望動機」って自分のやりたいことを伝えれば良いじゃないの?と思う方も中にはいらっしゃるかもしれません。

本note内でも解説しましたが、志望動機は「自分のやりたいと企業のビジョンを一致させた内容」を含めることで一気に厚みを増します。

「私は◯◯をやりたいから貴社を志望した。具体的には、〜というきっかけがあったからだ。貴社は、他社と比較してXXに取り組んでいる。だから貴社を志望した。」

こんな風に「なぜなら」という部分を深く追求した志望動機を語れると評価されやすいです。

恋愛だと「好きだから付き合って」だけでなく、私は「あなたが好きだ。あなたにはこんな一面があってそこが私の想いと一致している。」

「だから好きだ!」と事実と理由を述べますよね。

就活も似てます。
とは言っても私自身、就活している際は非常に悩みました。

オリジナルの志望動機ってどう書けばいいんだ・・と今回紹介した志望動機の構成内容やプランも改善できる余地はあるはずです。

本noteの内容を上手く咀嚼して志望動機作成に活かしてもらえるとこれほど嬉しいことはありません。

それでは、本noteを読んでいただいた皆さん納得できる就活を過ごせることを心から応援しております。

本当にありがとうございました!

Noteを読んだ感想をTwitterのDMもしくはインスタで教えて貰えると嬉しいです。逆にもっと◯◯な点を知りたいですとかでもOK良いです。

お願いします。

2022.2.13 Takeより 

■ 面接の基本(心得)

今回志望動機に関するnoteを更新しましたが、以前執筆した面接の基本心得に関する内容もこの際まとめて提供しようと考え以下紹介させていただきます。

少しでもこのnoteを通じて、自身の臨む業界・企業から内定を獲得して納得して就活を終える方が増えることを願っています。

またTwitterでもインスタでも良いので色々と感想聞かせてください!

第1章:『準備こそ全て』準備で就活の成功が決まる

本章では、就活及び面接対策はまず、準備が全てだよということを伝える構成になってます。そんなこともう知っているわ!という方は第2章の面接官の評価項目、評価シート内容から読み進めて下さい。

はじめに:「2023年卒就活」で大切にしたいこと

早期化する2023年卒就活で大切にしたいこと、それは、『事前準備(面接対策)のスピード』です。

多くの企業がインターンシップ(0次選考)を起点とした早期選考を実施しています。

コロナウイルスの影響によって、多くの企業は対面型のインターンシップではなくオンラインにて面接を実施する予定です。

となると、これまで面接調整に掛かっていた時間なども短縮することが可能です。その結果、選考参加スピードは短縮されることになります。


私の予測ですが、2023年卒就活は、早期選考組の内々定ピークが3月〜4月末、通常選考組が5月末頃に内々定のピークとなりそうです。

そのため、早め早めに準備を仕上げなくてはなりません。

面接は会話だから、準備しなくても何とかなるでしょ〜と思っていると「学歴や経験がある人」でも余裕で落ちます。

面接対策は即興でどうにかなるものではありません。最低10日間は、個人面接対策やGD対策を実施したいところです。

もう一度書きます。
大切なことは、『事前準備のスピード』です。

上記日程を考慮すると早期選考組は、今すぐ面接対策に取り組み、通常選考組は、3月中に本書で解説する内容を実施すると良いでしょう。

1.多くの就活生の方が、はじめての面接で経験すること【失敗談】

はじめての面接で経験することは、以下のような失敗談が多いです。

・面接官に『なぜ? なぜ?』と回答を掘り下げられて回答に詰まる
・具体的に話せない、抽象的な表現ばかりになってしまう
・会話が成り立たない
・自分の考えが面接官に響かない
・『あなたはなぜ当社が良いの?』と聞かれ答えられない


多くの就活生は、『自分の考えを言葉にして話せば面接官に分かってもらえる』と考えがちです。


実際は、そうではありません。

「ありのままの自分」を伝えようと考え、特に対策をせず自分の想いだけを伝えた人は失敗します。


理由は単純で、「あなた(就活生)」が伝えたい内容と、「面接官」が知りたいと思っている情報にズレが生じているからです。


面接で必要なのは、「相手の興味を惹く話を選択し、論的に話すスキル」です。

ESのように、学生時代の経験や学歴によって差別化されるのではありません。

面接では、志望する企業にとって自分は相応しい人材だということを、あなた自身が示す必要があるのです。

じゃあ一体、面接官は何を知りたいと思っているの?という疑問については次項以降で順を追って説明していきます。

2.「企業の面接ルールを知れば、面接は一気に有利な戦いになる」

「敵(面接官)を知り、己(就活生)を知れば百戦危からず」という孫子の言葉があります。(今回は例えで面接官を敵と表現していますが、本来は面接官は敵ではありません!)

これは、相手と実情を知り、自分自身を理解していれば何度戦っても必ず勝つ、と訳されます。

まず前提として、面接は当日の『運』や『面接官との相性』で決まりません。

私も就活生時代に感じていたのですが、面接の結果ってぶっちゃけ「当日の面接官との相性で決まるよねぇ??」と考えてました。

大企業では相性で合否を出すことなく、面接の合否には明確なルールが敷かれてます。(多少の好みは分かれると思いますが、それだけで合否を決めることはしていないことが多いです)

上記、孫子の言葉の如く、面接無双する学生は、「面接は運ゲーではない」という事実をいち早く理解し、企業が面接でチェックする項目を予想して対策を取ることが上手いです。

企業側の話をもう少し掘り下げます。企業として最も避けたいのは、面接官によって評価にバラツキが生まれることです。

企業は防止策として、

・学生からどんな発言/経験エピソード/想いあれば通過とするか
・面接で学生のどこをチェックするか
・身だしなみは適切か?

というような独自のマイルールを作って学生を評価しています。

もちろん、学生には評価基準を教えることはありません。
しかし、面接強者と呼ばれる就活生は、この辺りの情報をOB・OG訪問、会社説明会、面接の雰囲気で掴み取って対策をしています。

ただ、本書を読んでくれている就活生の中には、近々に面接を控え、「今更そんなこと意識してOB訪問する時間ないわ!!」という方も多いかと思います。

そんな方に向け、私が人材業界、採用担当業を通じて得た知識を元に、面接の裏側を解説していきます。

1.面接官が知りたい「3つ」の基本要素

これから面接官が知りたいと思っている3つの要素をお伝えします。

基本的には、全業界で通じる内容です。
企業が選考で知って内定を出すかどうかを決める大きな基準は、『自社で活躍できるか?適性があるか?』です。


これを踏まえた上で、更に要素を分けると、次の3つです。

① 人柄・雰囲気・地頭レベル
② 将来性・スキル
③ 自社に対する志望度・キャリアプラン・やる気


中でも特に重要だと思われるのは、将来性やスキルといった部分と私は考えます。

各企業が例年設定する自社で活躍しそうな人材を例に挙げて発表される「求めれる人物像」ですね。

採用される確率がグッと高まるのは、やはり求める人物像に近い人物です。

『どんな点をPRすれば良いか?』と悩んだらまずは、この原点に立ち返りましょう。

逆に企業は、面接で自社に合っているかどうか、求める人物像に近いか?という視点から面接の評価項目を作成するのです。


端的に表現すると、


企業は『ホントに君はうちで活躍できるの?その根拠は?うちの社風に合うの?これまで採用してきた人と似ているかな?その理由教えてよ!』
こんな風に思っています。

つまり、このような企業側の魂胆を頭の片隅に置きながら、回答を展開する必要があるということです。

ここまでを理解しながら面接に臨めば、通過する確率はグッと高まるはずです。

先ほど紹介した3つの要素は、例えば添付のような『面接評価シート』で採点されています。

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利用目的は、前述の通り、面接官による評価のバラツキを防ぐために使用します。そのほかにも最近ではAI診断で面接の様子を録画してあとで見返すサービスなどを活用する企業もあります。

裏話ですが、シート右下「全体評価欄部分」は、次回の面接担当者に申し送り事項を書くことになってます。

そこで、「学生時代頑張った経験として、○○を挙げていたけど聞けなかったから、次回掘り下げて下さい」とか「◯◯の話面白かったんですけど、あまり聞けなかったので次回は質問して挙げて下さい!」といったことが注記されます。

あとは、どんな業界、企業を受けているといった細かい情報も共有されています。

面接官が毎回違うから少しくらいなら嘘をついてもバレないだろう…と思い話を盛ったりすると、前回面接時との整合性が取れなくなるので気をつけるようにしましょう。

ここまでで、企業側は採用活動を面接評価シートを基に展開、採点しているという点について説明しました。

次項より、フェーズ別のチェックポイントを解説していきます…!!

2.一次面接を通過する人と通過できない人の違い

一次面接を実施する目的は、多数の応募者の中から、じっくり話をしてみたい人材選定のためのふるい落としです。

概ね、下記のような項目順で評価されることになると思います。

①自社に対する志望度
②社風に合う人柄か
③人としての賢さ(地頭の良さ)

ここでは、若手人事や若手現場社員が面接を担当し、就活生の基礎的な人物像をチェックします。

面接時間が限られているため、質問される内容は大体予想することができます。


よくある例は、このような感じですね。

① 自己紹介
初対面であなたに良い印象を与えれるか?




② 自己PR(学生の強み、ガクチカ)
志望動機
志望動機に根拠/強い想いがあるか、例えば、主体的な学校生活を過ごしたか?、どんな活動に注力して社会人として活躍できそうか?




③ 
就活の軸は?3年後、5年後、10年後はどんな働き方をしたい?
企業、業界、業務の内容を把握しているか?

まずは、自己紹介からスタートします。


そこで、最低限の準備ができているか、初対面の相手に好印象を与えることができるか、というポイントをチェックします。

その後、自己紹介の内容を深掘りの時間していきます。
(よくある「何で? 何で?」攻撃を想像して下さい。)

ポイントとしては、


・どんな雰囲気で話すか
・自分の考えが整理し、論理的に話せているか
・会話のキャッチボールができているか 
このような点になります。

一次面接を通過できる人は、上記3つのポイントをクリアした人です。
もう1点、わかりやすい評価基準があります。

それは、「自社に対する志望度」です。

志望意欲が低い学生は、もちろんですが減点対象となります。
志望動機を確認する質問としては、大体このような例を挙げれます。

「どのような業界・企業を回っているの?」
「なぜ、当社なの?」
「なぜ◯◯に取り組みたいの?」

やりたいことに対する根拠のある話を面接官は、求めています。
一次面接対策としては、まず志望動機周りの質問に対する回答の質を高める準備をすると良いでしょう。

それでは、一次面接対策のまとめです。
まず、一次面接で評価される基準は、以下の内容となります。

・どんな雰囲気で話すのか
・自分の考えが整理されて論理的に話せているか
・会話のキャッチボールができているか

そして、一次面接前に準備すべき内容は、下記の項目です。

・自己紹介(1分・3分)で話せるように
・自己PR(強み・ガクチカ)
・志望動機
・志望度を測られる質問内容

よく聞かれる質問例(例)
1:1分で自己紹介して下さい
2:あなたの強みは何ですか?
3:学生時代頑張ったことは?
4:当社を志望する理由は?
5:なぜ、当社を志望したの?
6:強みをどんな風に活かしていきたい?
7:1年後、3年後にどうなっていたい?

それでは、2次面接、3次面接を通過する人の特徴を解説します。

3.2次、3次を通過する人そうでない人の違い

2次、3次選考では、人事部長や現場でキーマンとされる部長クラスが面接官が登場します。

そして、「この子は当社で活躍することができるのか?」といった厳しい目で評価されます。

2次、3次選考までくると一芸に秀でているだけでは、通過することはできません。

つまり、ハキハキと話せている、コミュ力が高い、とか具体的にいうと部活動のキャプテンとして全国大会に出場した、入社意欲が非常に高く自分の言葉で志望した理由を話せる

このような能力や実績、想い(志望度)にまつわる話は、1次面接では評価されます。

しかし、面接官のレベルが上がる2次選考以降では、それだけでは突破するのは難しいです。

ここで覚えておいて欲しいのは、面接官のレベルが上がる場では、素晴らしい能力や経験を沢山備えていて伝えたしても、

・企業が求める能力
・求める素質

上記2つに合致する内容でなければ、通過するのは難しいです。

そのため、2次選考以降に参加する場合には、必ずもう一度企業が求める人物像や求められる能力、資質部分、これまで自分が何を頑張ってきたのかを明らかにして伝える内容をブラッシュアップさせましょう。

『能力を見極める質問』は、こんな風に聞かれることが多いです。


「なぜ、留学しようと思ったの?」
「こんな風な方法あると思うけど、なぜ◯◯を選択したの?」
「もしも、◯◯な事態になってしまったらあなたはどうする?」


このように本質を見抜くために、「なぜ?」「どうして」の連続で話題を掘り下げて(背景や経緯の掘り下げ)学生の対応力や資質を見抜きます。

2次選考以降を突破できる学生は、企業の求める人物像に合致したエピソードを展開する力を持った学生になります。

3.最終面接は、志望度の高さ・熱意をアピールする

最終面接では、社長or役員という企業が多いです。

ここまでは、論理的にフェーズ毎に対策する内容を戦略的に変更する大切さを解説してきました。

最終面接までくると、学生は全員が優秀です。
勉強面や経験してきたことも不足無しです。

唯一最後に差が出るのは、熱意や将来のビジョンです。(自分の言葉で入社したい想いを強く語れるかどうか)

就活生は皆「第一志望の企業から内定を貰う」ということを目標に頑張ってますよね。

(※私もそうでした!)

周りの就活生と差別化を図るためには、自分が入社した後のビジョンや本当に心から入社したいと考えている想いを役員(経営層)を伝えることがオススメします。


これまで多くの企業の採用支援を行い、自身も採用担当の仕事をしている中で、最後の最後に企業が選ぶ就活生の方は、下記のような方が多いです。

・熱意を具体的に語れる
・自分に自信を持ってハッキリと意見を言える
・第一志望と感じさせる熱量を持っている
・現場で活躍している社員に似ている

特に重要なのが志望度の高さです。


正直、第2志望…という会社もあると思います。
しかし、そんなことは感じさせない迫力あるプレゼンを行う必要があります。

少しでも迷いがあると意見が弱くなってしまうので、最終面接までチャンスを貰うことができたら、強気で全社第一志望です。と伝えましょう。

第3章:面接の話す内容で大切なポイント

第2章では、一次面接〜最終面接を通過する人の特徴や企業がフェーズ毎で求める能力の違いを解説しました。

第3章では、より具体的に面接で話すときに大切したいポイントの解説、どんな話し方(伝え方の内容)をすれば良いのか対策する方法を知ることができます。

1.面接官の思考を知ろう

まず、前提として「面接官が知りたいな〜」と思っていることと就活生が伝えたいと思っている内容に乖離があると落ちます。

例えば、「学生時代に頑張ったことは何ですか?」という質問に対して多くの学生は、「学生時代に頑張ったこと」を話します。

んん??何も間違っていなくない??と思った方は、面接で落ちる可能性が高いです。

面接官は、あなたの学生生活に関する話や性格、考えなどを聞きたいと思っていません。

『当社で活躍するために必要な素質(能力)はあるのか?』

これがあるか、どうかを気にしてます。
上手くいかない方ほど、自分が頑張ったことを話がちです。

「私は大学2年生からインターンシップに参加をして広告会社で営業や広告制作といった仕事を経験してきました。そして◯◯という成果を挙げることができました。」

一見間違っていないように見えますが、これだと「それで?当社のビジネスにはどう活きるの?、何を伝えたかったの?」が十分に伝わっていない内容です。

改善するとすれば、

「私は大学2年生からインターンシップに参加をして広告会社で営業や広告制作といった仕事を経験してきました。そして◯◯という成果を挙げることができました。この経験は当社の◯◯というビジネスで◯◯といった風に活かすことができると考えております。ただ、◯◯という分野に関する知識は乏しいためこれから◯◯を始めて学んでいきたいと思ってます。」

こんな風にどこが活きるのか、そして、今後も学ぶ姿勢はあるのか?といった点を主張することで、面接官が知りたいと思う情報を提供することができます。

面接官の思考を想像して発言する内容を決める。といったことができる学生は、面接強者と呼ばれる人に共通するスキルです。

『自分が受ける企業が求める能力は何だろう?』と考え複数挙げてそれに合った自己PRの内容を考えると面接官とのズレがなくなります。

上記はインターンシップを例えに出しましたが、別にインターン行っていなくても学業や部活動、サークル、その他の課外活動と何でも良いのです。

自分がこれを頑張ったと思えるエピソードから、将来活かしたいことや伸ばしたい想いを語れるように準備しましょう

2.『自己PR』の作り方・考え方

難関と呼ばれる企業から内定を獲得することができる就活生の自己PRは、面接官が知りたいと思っている内容を漏れなくカバーして伝えることができてます。

デキる就活生の面接対策のパターンは、

① 企業や面接官が求める能力、素質を調べる。
② ネットやOB訪問などで探す
③ 自身のスキルをどのように活用して志望企業で活躍デキる人材であることを伝えるネタを考える。

大きく分けて上記3つだと思います。

自己PRの作成では、オススメはストレングス・ファインダーを使うと良いですよ。自分の強みや特徴を簡単に知ることができます。

強みを知れたら後は、『じゃあこの能力をどのような仕事に繋げようか?』と考えればOKです。

面接官が知りたい強みは、企業の求める人物像で解説されてますし、OB訪問も参考になります。

上場企業だと、株主向けに中期経営計画やアニュアルレポートを発行したりしてるので、そこにヒントが沢山書かれてます。

大企業になれば、どの企業も中期経営計画を発表してます。

「企業名 中期経営計画」など調べると沢山参考資料が出るのでおすすめです。

そこに企業の将来像及び就職サイトには、掲載しきれない求める人物像の情報が書かれてます。

3.あなたの志望動機に、魂はこもっているか?

面接官が知りたいと思っている能力を正しく漏れなく伝えることに成功したとしても、まだダメです。

合否の分かれ目になるのは、『志望動機を本気で語れる』かどうかもカギを握ってます。

絶対に避けたいのは、就職サイトや採用ホームページに書いてある内容レベルの志望動機を伝えることです。

例を出すと、「御社の◯◯という理念に共感できた〜」、「◯◯というサービスが好きで〜」

上記のように面接15分前にググったら言えそうな志望動機は控えましょう!

面接官)志望動機を教えて下さい!

就活生)ハイ、私は◯◯を実現させたく御社を志望致しました。
なぜ、そう思ったのかというと、理由は3つあります。 
①〜、②〜、③〜
御社のインターン
(もしくは、会社説明会、OB訪問)を通じて
 私が目指したい目標を実現するには、御社が一番です。
そのため私は、御社を選びました。

伝えるポイントは、「学生時代に◯◯な経験・勉強を行なった、その結果、◯◯という仕事に興味を持った。将来は◯◯な風に働きたいと考えた。それらを実現できるのは、御社だと思う。だから私は御社で働きたい。」

ざっくりと解説しましたが、伝えるときに役立つ思考の順番はこんな感じですね。一度に全て伝えなくても良いのです。面接は会話ですから、自分の考えを整理して、抽象表現や具体表現を交えつつ、自分の言葉で語りましょう。

4.面接官のなぜ?、なぜ?質問の真意

難関企業の面接に参加すると確実に経験します。

それは、「なんでそう思ったの?、こんな考え方もできない?なぜその選択肢を選んだの?」といわゆる思考の掘り下げ質問ですね。

私もはじめて経験したときは、

うわああ、圧迫面接きたあー。と思いましたが社会人になってみると、この思考は当たり前で全く圧迫面接ではありませんでした。

面接官は、この質問を通して、

・根拠が知りたい
・目的や理由を知りたい

こんなところです。

別にこの学生、考え甘そうだからなぜ、なぜ攻撃して困らせてやろう!と思って質問しているわけではないです。

そのため、この質問が出たときには、「圧迫面接」だと思わず冷静に自分が考える根拠や理由を説明しましょう。

(※慌てないことが重要です。)

このような掘り下げ質問に対する応戦策は、

・なぜなら〜(理由を解説する)
・例えば〜(具体例を挙げる3点くらい)
・そのため、/ 従って〜(結論を伝える)

例)
就活生)私は、御社の◯◯という場で活躍することができます。
面接官)なぜ、そう思ったの?

就活生)例えば、〜な経験を学生時代に積むことができました。
面接官)ありがとうございます。
     (しっかりと自己分析ができているな。)

このように掘り下げ質問に対する対策としては、

・なぜなら〜(理由を解説する)
・例えば〜(具体例を挙げる3点くらい)
・そのため、/ 従って〜(結論を伝える)

上記3つのフレーズを使いこなすことができれば、ロジカルに会話を展開することができます。

これまでアタフタしてた人は、会話の先頭にこの言葉を持ってきて下さい。面白いように論理的な話し方になれますよ!

第4章:面接官は外見や雰囲気で学生の印象を決める

ここまでは、面接で話す上で大切にすべき考え方について解説しました。

本章では、面接の場における外見や雰囲気の重要性を語ります。

1.非言語コミュも大事

非言語コミュニケーションは、会話や文字以外のコミュニケーションを指します。例えば、ボディ・ランゲージは身体部位の動作で相手に伝える方法です。また服装や身だしなみも非言語コミュニケーションに含まれます。

非言語コミュニケーションは、発信する側と受け取る側の暗黙(共通)のルールに基づいて成立しますが、環境や文化などで変わるという特徴を持っています。

参考) 中島義明ほか、「心理学辞典」有斐閣

つまり、外見や雰囲気のことを指します。

そして、この情報ですが、就活では非常に重要な部分となります。

例えば、私は非常に論理的でアルバイト先の店舗の売り上げを◯◯といった施策を使って改善させました。と伝えても、

顔つきや雰囲気、言葉の話し方が論理性を感じさせければ、この学生は嘘を言っているのではないだろうか?

論理性は感じられないけど…。といった風に思われてしまう可能性があります。

2.非言語コミュ力も意識しよう

結論ですが、就活は自分の考えを言語で伝えるコミュ力と、それらを表す雰囲気や顔つきなどの非言語コミュ力も同時に鍛えなければなりません。

面接官も人間です。

どれだけ学生が良い話をしていても顔つきや雰囲気がそれらにそぐわなければ、違和感を感じてマイナスの印象を覚えてしまいます。

非言語コミュも同時に鍛えましょう。

第4章:面接本番までに絶対やること

最終章です。
面接本番までに絶対やることを解説します。

これから紹介する方法は、私が就活生時代に実践していた内容で今も会社説明会に来た学生たちに紹介している内容です。

最低限これだけをやれば、面接本番前準備としては良いと思います。

それでは、最終章いきます!!!!

1. 面接は準備9割、当日の熱意が1割

面接は、当日までの準備で全てが決まります。
せっかく準備始めているのに、あと一歩踏み込んだところが足りていない人が多いように感じます。

「想定される面接の質問に対する答えを書き、ノートをまとめた。」
「志望動機の練習をした。」

確かに準備ではありますが、それは面接を受けるための準備であって、内定を貰うための準備にはなりません。

面接=コミュ力が高い学生が有利。

こう思っている人が多いですが、きちんとした準備をすれば、誰もが面接を成功させることはできます。

それでは、具体的に何をしていくのか解説します!

2.面接の準備は5つ【誰でもできる】

先に結論からお伝えすると下記5つをひたすら繰り返しましょう。

1:面接のシュミレーション
2:提出済みのESや履歴書の内容を頭へ入れる
3:ESの内容を各項目話せるようにする
4:志望動機の深掘りを行う
5:面接で聞かれる基本的な質問の対策をする

提出したESや履歴書の内容は、各企業毎に分けておきましょう。

特に一次面接は、ESに書かれた内容を元に質問されることが多いです。

面接で話した内容と書かれている内容に整合性が無ければその時点でお祈り候補になります。

そして、ESに書かれた内容をスラスラと話せるようになりましょう。

自宅での練習方法としては、ストップウォッチで測ったり、スマホで動画撮影したりすると、自分のクセが分かったりするのでオススメです。

また、ESに書かれていない内容も練習する必要があります。

先日、ツイートした内容ですが、基本的にはこの質問が多いです。

下記の項目に対する答えを深めましょう。

それぞれ目標は、1分〜2分以内で簡潔に話せるようになりましょう。

面接練習で気をつけたいポイントは、

・「話し方、スピード、声」に違和感はないか
・結論(答え)を話しているか?、的外れていない?
・過去から未来に向けて語れているか?
 (頑張ったこと、今何ができるか?今後何をしたいか?話せるか?)

自分の思っているよりもゆっくりと話すとそれだけで落ち着いて話しているなこの子。と思ってもらえまよ!!

そして、頑張った話も重要ですが、それ以上に大切なのは、何ができるのか将来どうなりたいのか?ビジョンを伝えましょう。

少なくとも一次面接の突破に関しては、本章でお伝えした内容を繰り返し反復して身体に染み込ませて臨んで下さい!

第5章:まとめ【面接を成功させる心構え】

本noteのまとめです。

これまで解説してきた内容を端的に表現すると、

『面接官が聞きたいと思っている内容と学生が話したいと思っている内容には相違がある。そのため企業研究やOB訪問などを行なって企業の求める人物像を正確に把握する必要がある』ということです。

面接に臨む最低限の心構えとしては、まず相手のことを良く知ろうとしましょう。

そうするときっと、どんな人物が欲しくて、どんな経験を行なってきてどんな発言をする学生がこの企業や面接官は欲しいと思っているか分かるようになります。

そこ領域まで到達すると、あとは話し方を工夫して自分の想いを分かり易くそれでいて魅力的な内容を伝えれば突破することができます。

ただ、質問に対する答えを考えて全企業にも通用するような、使い回し回答は卒業しましょう。

noteを読んで貰った方々の就職活動が納得いくものになることを願ってます。

ここまで完全無料で閲覧いただけます。
少しでも就活を自分らしく進める情報の1つとしてお役に立てていれば幸いです。残り数ヶ月、共に頑張っていきましょう〜〜!

【ラスト】ここまで、読んで100円の価値くらいはあるかなと思ってくれた方へ

最近、自宅付近のセブンイレブンのコンビニコーヒーにハマっています。
100円、募金しても良いよ。という方はポチッとしてもらえると嬉しいです〜〜!

読んでくれただけでも、嬉しいので100円の代わりにリツイートしてくれるだけでも更新した甲斐があったなと思うので拡散してもらえると嬉しいデス。

さいごに

非常に長い文章をご覧いただきありがとうございました!
本noteを通じて、これまで就職活動を一切に行ってこなかった方々の参考になっていれば幸いです。

100円ポチッとしてくれた方はありがとうございます。

皆さんの就活が明るく、自分らしく、そして納得した形で終わることを願っています。

駄文にお付き合いいただきありがとうございました!

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