2020年10月の注目記事
五十嵐さんがそこで、満ち足りた表情で笑うから【10/25中日戦●】

五十嵐さんがそこで、満ち足りた表情で笑うから【10/25中日戦●】

マウンドに向かう五十嵐さんを、グラウンドに立つチームのみんながハグして迎えた。「泣かないで」と五十嵐さんは言っていたのに、私はもうその時点で泣いていた。 いやなんなら、外野席から、ブルペンにいる五十嵐さんを見つけた時点で泣いていた。お別れじゃなく、それは新しい門出なのだと、頭ではわかっていてもなお、寂しさはつきまとう。 五十嵐さんは、まっすぐのストレートを相手のシエラに投げ込んだ。シエラの打球を、エスキーは、ファインプレーで捕球し、ファーストの村上くん投げた。 村上くん

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「“気持ちよさの解像度を上げる” 生理用吸水ショーツ制作秘話」 #EMILYWEEKここだけの話 vol.3企画 村井亜弥

「“気持ちよさの解像度を上げる” 生理用吸水ショーツ制作秘話」 #EMILYWEEKここだけの話 vol.3企画 村井亜弥

「JOURNAL STANDARD」や「IENA」などのファッションブランドを運営するベイクルーズから生まれた「EMILY WEEK(エミリーウィーク)」。生理週間を軸に、女性の4週間のバイオリズムに寄り添ったライフデザインを提案するブランドです。 ブランド設立から3周年を記念し、このnoteシリーズでは『EMILY WEEK # ここだけの話』と題して、EMILY WEEKの今までとこれからをチームメンバーに尋ねます。 第3回は、10月23日から発売開始されたオリジナル

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何かを作り出すという苦しくて幸せな時間

何かを作り出すという苦しくて幸せな時間

彼女は緊張していた。 決められた場所に10分以上早く着き、シミュレーションを重ねていたと思う。 メンバーが集まる。 お世辞にも自信満々とは言えない口調で、少しずつ、確かめるように説明を始めた。 初めて先輩たちにトワルチェックをしてもらっている彼女の目は必死だった。 トワルチェック。 服作りをする方や服好きな方なら聞いたことがあるかもしれない。 本番とは違う仮の生地で服を作り、それを試着してもらいながら確認・修正をしていくのだが、僕は先日それに初めて立ち会った。 あなたも服

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僕の『ちびまる子ちゃん』が終わった日

僕の『ちびまる子ちゃん』が終わった日

小学生のとき。 日曜日の夕方には「ちびまる子ちゃん」と「サザエさん」がテレビでかかっていた。特に理由はない。強いていうならば、日曜日だから。 毎週のように観ていたはずなのに、記憶に残っている話はほぼない。ぜんぶ忘れてしまっている。あんまり前のめりに観ていなかったからかもしれない。 『ちびまる子ちゃん』は料理に例えれば「ごはん」みたいじゃないか。率先して食べないけれど、いつもそこにある。ないと寂しい。僕にとってはそういう存在だった。 いつもかかっていたアニメだったけれど

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散歩の漫画(再掲)

散歩の漫画(再掲)

コミックエッセイ大賞に投稿するため再掲します。 Twitterだとわりと反響頂いたやつです。 なつかし~。。

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立ち飲み屋が苦手な僕が立ち飲み屋に行く理由

立ち飲み屋が苦手な僕が立ち飲み屋に行く理由

 立ち飲み屋が苦手だ。  店構えがまず入りにくい。そして、一歩勇気を振り絞っても店の中でワイワイしている常連がいて心が折れる。意を決して入店できても、話しかけられたらどうしよう、店の人とうまくコミュニケーションできなかったらどうしようという不安が襲う。不安があると酒はまずくなる。まずい酒を飲むくらいなら一人で家で缶チューハイでも飲む。  これは、「立ち飲み屋=常連の人と店員を交えながらワイワイコミュニケーションする場」という考えからくるものだ。  世間的な立ち飲み屋の印象

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「低評価の感想」を言いにくい時代だから刺さった映画レビュー。映画感想クリエイター「しんのすけ」が気づいたTikTokの本当の魅力 <しんのすけさんインタビュー>

「低評価の感想」を言いにくい時代だから刺さった映画レビュー。映画感想クリエイター「しんのすけ」が気づいたTikTokの本当の魅力 <しんのすけさんインタビュー>

TikTokの人気クリエイターに、自身のストーリーや動画投稿のコツ、フォロワーの増やし方、ヒットするコンテンツの秘訣などを聞く「TikTokクリエイターインタビュー」。 さまざまなハッシュタグチャレンジが行われているTikTokで、特に人気を集めているのが、自分の得意分野を解説した動画を投稿する「#TikTok教室」です。この「#TikTok教室」、過去1年の総再生数が150億回を突破するほど大人気。 そんな#TikTok教室の動画の中で、映画作品のレビューを投稿して

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「パントマイム」ナポリ・タン訪 vol.4

「パントマイム」ナポリ・タン訪 vol.4

メインのハンバーグがかすむ程の炭水化物の量。 熊本県の北部に位置する長洲町にある「パントマイム」が今回の目的地。 そう、実はnoteで一度紹介している。そのときは「撮りっぷ」としてパントマイムに訪れていた。 ちょうど1年前ほどだ。 ナポリ・タン訪としては、このお店は外せないと思い、お店を知らないユキエさんを連れてやってきたのだが、自分で1年前に記事にしていたのをすっかり忘れていた。 ひとつ救いなのは、1年前の記事の時は、南側のテーブル席に座ったが、今回は北側のため、

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息子へ初めて贈ったもの。

息子へ初めて贈ったもの。

 十数年前、私の息子が生まれました。  親になった私達夫婦が彼に最初にプレゼントしたものは「名前」です。  様々な経緯があって、最終的に「ゆたか」という名前を贈りました。  命名の漢字は私と妻が息子に「こうあってほしい」という字を一つずつ出し合って、私が画数の本と首っ引きで良い画数の漢字を選んでつなぎ合わせ、いくつかの候補から二人で話し合って決めたのです。  さて、漢字は決まりましたが、読みはどうしようとなりました。  改めて息子の名前を並べてみると、なんだか武将のような

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吉田さんなのか、店員さんなのか。

吉田さんなのか、店員さんなのか。

アルというマンガサービスでライターとして活動しています。midori(みどり)です。 吉田さんは、わたしの会社の一番近くにあるローソンのかなり声が大きいカリスマ店員のおばちゃんです。 吉田さんはいつもお昼のシフトに入っていて、11時45分ごろに店内へ入るとっても明るい声で出迎えてくれます。また、なんせ声が大きいので色々と聞こえるのですが、アルバイトへの接し方も非常におおらかで、素敵な方です。 都心のビジネス街のローソンなのでお昼時にはそれは大変な混雑になるのですが、少し

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