キングコング西野さんが本を無料にしたら騒ぎになる理由

古くからある手法なのに、なんだか騒がしい。

マーケティングでは注意を引いておいてさらなるインパクトを与えたり、フリーミアムみたいなのにいっては無料の中にある購買。とりあえず無料だけど必要な機能を買うというモデル。

いくら儲けるかなんていうのはそれぞれのビジネスだしね。

絵本というツールは有料。ネットでの閲覧は無料。こんなのは市場に溢れているのになぜ西野さんだと騒ぎになるの?

結論から言うとね、これは「目立つ人」だったことよりも「その人の周りが情報不足の人たち」ということになる。

ゲーム無料、一部有料というフリーミアムとかは肌で知ってるけどビジネスでどうこうなんて考えたことない人がほとんど。

そうすると歪みがうまれて「ビジネスしてるひとも」「見ているだけの人も」みんなが僻みあってしまうというのでしょう。

なので、有名人というのを利用してるビジネスなので何にも問題もないとおもわれるが、とにかく話題をコピペで増やしていく今のネットメディアともくっついているようだ。

言動には力があり、行動にも「たいしたもの」と思える強さを感じる。クラウドファンディングも成功し海外で個展をするなど新しいやり方を見つけた。先行したカタチには不幸もつきものだけども、何にしろやり遂げていくからそっと見ているのが正しいかなと思っていたから。

結局、今話題になってるのはすべて、芸人の西野さんだから話題になっている。これは僕らが仕事で商品CMをするのに擬人化の代表としてタレントをつかうのと全くもって同じである。
そして話題になるニュースってのもほとんどが「タブロイド」であって言動が引き伸ばされてPV稼ぎに利用されていく薄いものになるので、その中心で自身で発信しつづけている。
 だから、ここでこまっちゃうのが無料にすると売れるというのはちょっと違うというのがマーケティング論なんだけども、タブロイドやらまとめなんちゃらのうっすい記事により火に薪をくべるということによって、さらによくわからなくなっていっている。

ある程度の数字があるから目立っているということなんだろうなぁというだけで話は終わるんだ。
タイミングはもう少し後にあった気がするんだが、火を焚き続けてるきがするんだよね。我慢できないひとなんだろうというのも理解できる
ただ、なんとなく毎日ネットニュース、それは必ずしも褒められたものじゃない気がする。
 なんだか情報商材を売る人のようにみえてくる。自らパンダとなり雰囲気をつくりネタを売るような。ちょっと歯がゆさを感じるんだ。

ものが欲しいということへの感謝が信頼であり対価である。無料で得られないからこそ消費がうまれる。経済の仕組みは全ての世界共通して生まれている物々交換だ。ベースがあるから無料にしているのは漫画作家も同じだったわけだし、スマホゲームの無料も同じわけだ。
安易に無料にしちゃうと、その欲求は失われる。子供の欲しかったものは薄くなっちゃうだろうな。次の高い欲求はふつうの無料じゃなくなってしまう。

なかなか難しい時代になってきてるけど、本質として正しいのが届きますように。

サポートいただくとその分をインプットにつかわせていただきます。