見出し画像

「あなたのSNSアカウント」が「あなたを否定する」時がきた

これまでたくさんのサービスが生まれ、たくさんのSNSが消えていってる。
使っていても忘れてつかってないものもたくさんある。
そして放置されたものもあれば、今も使っているものもあるだろう。

個人(情報)は気楽にかかれてるし、友達も実在するあなたのことを知っているよね。

電子アカウントは、主にメールや電話番号などをあなたと認め、そしてパスワードやその確認に他のSNSアカウント利用することで、あなたを認めている状態だ。

ブロックチェーンのように分散型で確実に検証されているわけではない。

多くは自選によって運営開始され、それが「私です」となっている。
この「私です」がSNSのキモだが、最近厄介なことに気がついた。

「私です」によって個人が演出されることが「自己表現」「承認欲求」になったりしてSNSの活動がうまれているのは否定できないだろう。
この「私です」というのが唯一の本人確認だったと気がついた。

それにより、第三者に認知されている「私です」なのだが乗っ取られると誰なのかわからなくなる。

まるで人狼のように本物がなんなのかを調査する必要がある。

つまり、社会において「私です」は結構古くからあるシステムで信頼されている。

カード会社や銀行なども個人を識別して信頼によって成り立っているわけだ。
選挙カードだってそうだろう。

ところが10年くらい前からSNSというのはカジュアルに始まっていた。なんとなくから、だんだん社会に必要なツールになってきたからだ。

だんだん「私です」を現実と結びつける保証をつくるため、強固パスワード、電話による認証、メール以外の確証などなど多様なセキュリティがプラスされている。
これを面倒だなと思うかもしれないが、実は一所懸命やらなきゃなというくらい現実の私と「私です」が一致してきている。

AppleやFacebookはこれをかなり前の段階で気がついていたようだ。
段階的に他のSNSとの認証を外した。
自分のアカウントを強固にして我々を守るようにし始めている。

強固なセキュリティでも、パスワードがわかればログインできて書き換えられるというのをどれだけ守るか。

これだって、ここ数年発達してきた。複数の管理によってなんとか乗り越えてきた。

ところが、、、

これに大きな問題があった。

もしもの時にある人力のサポートによるリセット機能だ

もしものときにある人力サポートが騙されてしまったら。もしくは悪意があったら、「私です」はいとも簡単に乗っ取られる。そして私に成り替わる。

私たちは、誰か知らない人に乗っ取られる可能性が常にあるということだ。


そして、もし偽物に乗っ取られると、突然みんなの記憶からも消されるんだ。

デジタルの時代に消される可能性がある。

Google、Facebook、Appleのような誰もが使うサービスの人力サポートが買収されると
全ての人が消え、書き換えられる。

これは有名人だけではない。昨今のサービスでは認証マークまでだしているが、実は狙われるのは個人も同じなのだ。

サポート側がどのように内部のエスカレーションを行なっているかは公開されていない。
簡単にボタンが押せるのかどうか、内部でなければわからない。

ネットの私は、何年もかけ信頼をつくったとしても、
たった一人のサポート側によって書き換えが可能だ。

「私」が盗まれると、今度はデジタルからリアルの信頼も盗まれる。すでにカードも現金もデジタルの「私」からコントロールだってできる時代がきているんだ。

こんな恐怖の時代になっているということを改めて認識しなければならない。


盗まれた「私は」帰ってこない。

サポートいただくとその分をインプットにつかわせていただきます。