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ハイブランドにときめかない新しい自分を発見した話

今日は久々に旦那と2人でデートをした。
息子は義両親に預けて。

予定にはなかったけど、前から欲しかったティファニーのピアスを買って貰えることになった。

というのも、育児中はもっぱらtシャツにパンツスタイルという超ラフな格好ばかりで、アクセントになるイケてるピアスが必要だと思っていたのだ。

自分で買ったものもあるが、ほとんどが付き合っていた時からのこの5年間で旦那にプレゼントしてもらったものだ。お金持ちではない私達には、年に1.2回の贅沢だった。少しずつ集めた大切なお気に入り達…


そこにこの度仲間入りした、ティファニーのオープンハートフープピアス。

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すごく嬉しい。ただただ旦那にありがとう。

ファーストティファニーだった。いつかティファニーブルーの箱を手にしたいと思っていた。

それなのに、だ。

この虚無感は何なのだ。欲しいものを手に入れた瞬間感じるこの虚しさ。
ティファニーの店員さんが、沢山使って下さいね、と帰り際に言ってくれた。多分、沢山使うと思う。お気に入りでるんるんで使うと思う。
それはわかっているのに、思っていたよりこの素敵な箱は、私に感動を与えなかった。

1人遊びしている息子を見ながら思う。私が欲しいものって、もうこういうのじゃないなと。

息子の積み木とか、トミカとか、息子とお揃いのスニーカーとか、そういうののほうが、きっと自分を喜ばせた。それに気付いた時、なんだか嬉しいやら悲しいやらよく分からない感情になってしまった。せっかく買ってもらったのに、申し訳ないのと、もう当分は、要らないなと。

でも、すごくすごく大切にする。
無地の白Tに細身のジーンズを履いて、髪の毛をアップにしてこのピアスをつけるのだ。

そして今度からは、ハイブランドではなく息子とお揃いのものを集めよう。
スタンスミスのスニーカーとか、ニューエラのキャップとか、adidasのtシャツなんかを買いに行こう。
これからはそれらが、ハイブランドの代わりに、私の「母親」として生きるモチベーションを高めてくれるのだと思う。
考えるだけで、ワクワクする。




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