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「まさにこれが欲しかった」報告動画の共有で、記載事項の読み上げから議論するミーティングへ。

今回お話を伺った方

マネーフォワードシンカ株式会社
株式会社マネーフォワードの子会社として2019年9月に設立。スタートアップ企業の経営課題解決のパートナーとして、フィナンシャル・アドバイザリー、成長企業経営支援、人材紹介サービス等を提供しています。

山本様
シニア・コンサルタントとしてプロジェクト推進を担当。社内報告動画の共有に「recit」を活用。(※所属はインタビュー当時)

中島様
ディレクターとして各種プロジェクトのマネジメント、新規事業の立ち上げ、経営戦略/経営企画等を担当。(今回は「recit」での報告動画共有を受ける側)

今回はマネーフォワードシンカ株式会社の山本様、中島様に、ビデオメッセージツール「recit」の活用方法と効果を伺いました。

利用人数:5名
現在のご利用用途:ミーティングの報告事項事前共有

定例ミーティングの報告は、記載事項の読み上げとなっていました

— 早速ですが、ビデオメッセージツール「recit」はどのような用途でご活用いただいているか、教えていただけますか?

山本様:週次の定例ミーティングの報告事項を録画して、クライアントの状況報告の事前共有に使っています。
録画したものを前日にチャットで共有してチームメンバーに見てもらい、気になる点は動画内にコメントを書いてもらっています。

スクリーンショット 2021-04-15 15.55.07

(画像はhachidori株式会社作成、報告の様子のイメージです)

— 導入に至った背景を伺えますか?

山本様:テレワークメインになり、実際に顔を合わせる頻度も減っている中で、チームメンバーとのコミュニケーションを大切にしたいと思っていました。当社ではクライアントの状況報告や、各自の活動報告を週次で共有する時間を設けています。ただ、せっかくみんな集まっているのに、アジェンダに書いてあることをただ読み上げるだけの報告になってしまうことも多々有り、健全なディスカッションや雑談でも構わないので、より多くの時間を双方向のコミュニケーションに費やしたいなという気持ちがありました。

その折に、「撮って10秒でシェアするビデオメッセージツール」というコンセプトのrecitを知り「事前に報告は録画を共有してしまい、会議の時間はディスカッションに使えるのならいいかも」と思ったのがキッカケです。

また、オンライン会議が増えてから「今話している内容を録画して他のメンバーにもすぐに共有できればいいのに!」と思う機会も増え、それがまさに実現できるサービスだったので、期待を持って使い始めました。

普段利用しているZoomにも録画機能はありますが、アップロードに時間がかかったり、「手軽さ」という意味では、日々Zoomで録画して共有するイメージは持ちにくかったです。

recitは2クリックで録画が開始できますし、すぐに共有リンクも作られるので、その作業が効率化されています。

— もともと、仕事の中での動画の活用は考えてらっしゃたのでしょうか?

山本様:例えば社内勉強会を開催した時に、研修資料を共有するだけの時より、研修の様子/内容を動画で共有したときの方が、明らかに伝わる内容は多く、勉強会の目的でもあった行動変化に繋げられると感じていたため、動画コンテンツはかねてから蓄積するようにしていました。
一方で、動画の録画や共有をもっと簡単にできないかなという課題を常に感じていました。

動画で共有を受けてのご感想

— 今はrecitを利用して、どのような動画を撮られていますか?

山本様:定例ミーティングのフォーマットは、スプレッドシートに各項目を埋めるという形を取っていますが、そこに顔をワイプで映して5分弱の報告を行い、共有して倍速で見てもらっています。

中島様:見る側としては、ミーティングの冒頭で20分くらいかかる報告を、倍速で10分で確認できるのが楽ですね。会議がすぐにディスカッションに移れるようになったのも、効率的だと感じています。

倍速再生で確認が楽になったこと以外で、共有を受けた方の反応は何かございましたか?

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山本様:recitは動画の中にコメントを残すことができるので、疑問が出てきたらその場でコメントできるところがいい、との声が多かったです。
また、文字起こしの機能は精度も高く、自分が話した内容の整理もできるのは個人的に良かったですし、今後インタビューとかでも活用できるねとメンバーとは話をしています。

—— recitのお気に入りの機能を伺えますか?

山本様:ワイプ機能で、自分の顔をGoogle Chrome上の画面に写せるのがとても気に入っています
音声を聞くだけでもいいけれど、話している人の顔や、表情から伝わる情報量の方が多いと感じています。表情が映ることで、複雑な話や担当者の温度感・切迫度が伝わりやすくなりました。

中島様:テキストで伝えることに関して苦手意識がある方もいるかと思いますが、recitで表情を映せることによって、緩急だったり温度感も伝えられて、社内のコミュニケーションも円滑になるように感じます。
テキストだけではどうしても「そんな難しい問題だったの?」と伝わらないこともありましたが、表情も含めて報告を見れるので、報告する側も見る側も安心感が生まれました。

また、録画の場合は、ある程度伝えることが決まっているので、冗長なコミュニケーションも減らせると思っていて、そう言った点でも期待しています。

社外への動画共有で、お客様にも安心感を

—— 今後、recitをどのようなところで活用して頂けそうでしょうか?

山本様:先ほどのワイプ機能は、社外への動画の共有でも活躍すると思っています。
例えば、マネーフォワードではバックオフィスのSaaSを展開していますが、カスタマーサポート/サクセスの方たちが「新しい機能が出ました」とテキストで送るよりも、「いつも対応してくれている◯◯さん」が直接動画に出てきて、機能について話してくれる、となった方がお客様としても安心感があると思います。

また、マネーフォワードのカスタマーサポートでは現在チャットを活用していますが、テキストのコミュニケーション以上に、動画を活用することによって、より満足度の高いサポートを実現できるのでは?と思っています。

ただ、動画でのサポートを実現するためには、とにかく簡単に撮影できて早く共有できることが何よりも重要です。recitはそれができるサービスなので、CSの領域でも活躍してくれると期待しています。

中島様:営業部隊の育成におけるフィードバックにも使えると感じていて、実際の営業を動画で撮影して「ここ、もう少しトーン落とした方がいいんじゃない?」みたいなコメントを動画の中でフィードバックしていく、という使い方はあるかもしれないと思っています。

山本様:recitはブラウザで動くので、サービス上でも2クリックで撮影が始められますよね。そうした使い勝手は、SaaS企業の営業やCSにはとてもありがたいです。

— 山本様は4月から事業部付の人事に移られるそうですが、そこでも利用のイメージはありますか?

山本様:
弊社は新入社員も結構多いのですが、テレワークの影響で社員同士が直接会う機会が減ってしまい、特に新しく入られた方たちと既存社員のコミュニケーションを生み出すことに苦労しています。
テキストや写真で自己紹介は書いていただいていますが、それを動画に置き換えられたら、声や話し方からその人のイメージをより強く持てますし、社員のオンボーディングにも活用できるのでは?と期待しています。

動画で伝える文化を作っていってほしい

— ご活用方法や効果について伺わせていただきましたが、最後に、今後recitに期待することを伺えますか?

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中島様:もっと、動画利用のハードルを下げてくれるといいなと思っています。
今後、カスタマーサポートの方が動画で操作を案内するといった使い方も考えていますが、動画を見るお客様が抵抗感がなく、普段のWEBサイトを見るような感覚で見れるようになっていって欲しいと思います。

山本様:動画で伝えても良い、という文化を作っていってほしいです。
動画を活用することで効率的・効果的になるコミュニケーションは多いと思うのですが、「これを動画で送ると失礼なのではないか」と感じる方も一定数いらっしゃるのではないでしょうか。

動画を使うことで、効率はもちろん、伝わりにくさから解放されてハッピーになれる、というコミュニケーションの文化自体を作っていっていただきたいな、と。

—— 動画でコミュニケーションを楽にできるよう、今後も開発を進めてまいります!本日は貴重なお話をありがとうございました!







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