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食について考えるー除去土壌の再利用で食用作物に。

こんにちは、りかる(@recal.jp)です。

今回は、健康をテーマに福島の汚染土について話したいと思います。

福島第一原子力発電所の事故から9年経ち、汚染土がどうなってるとか気にしている人はどんどん少なくなってるのではないでしょうか。

放射能汚染はそんな簡単に除去できるわけもなく、30年以上前に発生したチェルノブイリ原発事故でのチェルノブイリ周辺は現在でも立ち入り禁止区域となっています。

また、立ち入り禁止区域では現在オオカミなどの動物たちが繁殖しているそうです。

放射能とはそれほど時間が経過しても影響を与え続ける存在なのです。

話は福島に戻りますが、現在、環境省では除去土壌の再生利用の計画を進めています。除去土壌とは、放射能が除去されたとイメージする人もいるかもしれませんが、放射性物質で汚染された土壌をはぎ取ることを「除染」といい、除染ではぎ取った土のことを除去土壌と言います。

なので、除去土壌は汚染された土壌そのものなのです。

そして、環境省が進めている除去土壌の再利用というのは、放射能汚染された土壌(除去土壌)をきれいな土壌で覆土して用途に合わせて利用するというものです。

また、2020年5月1日に行われた会見で、小泉進次郎環境大臣が除去土壌の再利用について、今後は食用作物の試験栽培も実施する予定とコメントしています。

なぜそこまでして除去土壌の再利用を進めるのかというと、中間貯蔵・環境安全事業株式会社法(平成15年法律第44号)第3条第2項において、国は、中間貯蔵開始後30年以内に、福島県外で最終処分を完了するために必要な措置を講ずることとしているためです。

除去土壌は約1,300万m3あるとされ、東京ドーム約10個分にもなる量の土です。それを30年で処理するのは簡単なことではありません。

今もそうかもしれませんが、我々は知らず知らずのうちに放射能に帯びた野菜などを口にしてしまっているかもしれません。

簡単にできる予防策として、外食を避け、産地が明記された食品を選ぶことが一番簡単にできる予防策だと私は思っています。

皆さんも健康について考え、毎日の食生活を少しずつ変えていきましょう!

今回は、少し難しい話でしたが、最後までご覧いただきありがとうございました。

参考:論座 - 環境省が秘密裏に進める「汚染土で野菜栽培」

除去土壌の再生利用について
県外最終処分に向けては、まず最終処分量を低減することが鍵となります。そのためには、中間貯蔵施設に保管される大量の除去土壌等をいかにして効率的に減容処理するか、また、その結果生じる本来貴重な資源である放射能濃度の低い土壌等を再生資材として利用可能とする技術的・制度的・社会的条件をいかに整えるかが課題となります。
引用:環境省ホームページ

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