お金と水は似たもの同士
お金が集まるお金の使い方。
本日は第3回目。
インターネットが普及した現代において「お金を得る」方法にはいろんなものがあります。
会社員の方であれば給料。
経営者の方であれば事業収入。
株の売買による収入や、不動産の収入がある方もいるかもしれません。
さらにはメルカリなどを使って、不要になったものを売ったことにより、収入を得ている方もいるかと思います。
このようにして「得たお金」を「使う」際に意識してもらいたいポイントがあります。
今回のメインテーマはその意識のお話です。
溜めすぎた水は濁っていく
想像してみてください。
目の前には大きめの水槽があります。
その水槽の中に水をたくさん入れてあげます。
水槽は綺麗な水で満たされることでしょう。
では、このまま、その水槽を1ヶ月放置したら、どうなるでしょうか?
どんどんと水槽は汚れ、水は濁っていくことと思います。
それでは、どうすれば、水槽の水は綺麗な水を保てたのか?
いくらでも方法はありますよね?
・水を頻繁に入れ替える
・水が流れるようにする
・常に気にかけてあげる
この他にもいろいろとあると思います。
きっと、小学生でも考えられるほど、簡単にアイデアは出てくると思います。
「お金の話なのに、なんで水の話?」
と、思われてしまったかもしれません。
実は、水とお金には、似たもの同士なんです。
水とお金は似たもの同士
先ほどの水槽と水の話を財布とお金に置き換えてみましょう。
財布を満たすために、お金をたくさん入れておき、それを使わないようにする。
いわゆる貯金というものです。
では、この貯金をすると、どんなことが起こるでしょうか?
なんと、お金を腐らせてしまいます。
そのお金に対する価値や感覚が自分の中で次第に麻痺をしてしまう状態になってしまいます。
これは、なぜかというと、貯金をすることが人生の生きがいだという人以外は、何かを買うことを我慢したり、その感情を押さえつけたりして、貯金をすることになるから。
もちろん、ある程度の余裕資金は大切です。
人生、どこで何があるか、わかりませんから。
ただ、必要以上に貯金をすると、お金を使って幸せを買う機会が少なくなってしまいます。
貯金したお金を使う時は、自分の使えるお金が無くなった時か、まとまったお金が必要な時。
こんな時では、1円1円にありがたみを持って、使うことができなくなります。
例えば、ボーナスをもらった時。
そのお金を目的もなく貯金をするか、買いたかったものを買うかで、その時の自分の気分が変わってきます。
それを買ったことで「また頑張ろう」と思えたり、お金を稼ぐことの大切さや嬉しさを感じることもできます。
しかし、貯金をしたお金を使う時には、このような感情は抱きにくい。
いつの何の時のお金を使っているのかを自分がイメージできないため、何かを得られる喜びよりも、その貯金を失う怖さの方が勝ってしまいます。
そうすると、気持ちよくお金を使うことは難しくなってしまいます。
お金を循環させる
水は、その水槽を濾過するからこそ、流れを作ってあげるからこそ、綺麗であり続けます。
お金も同じです。
お金を稼いで、そのお金を使うことによって、お金の流れができていきます。
例えば、仕事を頑張ったご褒美で温泉旅行へ行ったとしたならば。
また行きたいというシンプルな欲求が、お金を稼ぐということにパワーを与えてくれたりしてくれます。
あの仕事を頑張ったから得られたお金でこんなに幸せな思いができた。
上司からたくさん怒られたけど、反省をして、仕事をやり切ったからこそ、得られたお金で、やりたいことにお金を使えた。
など。
今、財布に入っているお金には、それぞれのストーリーがあるはず。
そのストーリーを感じて、お金を使うことで、また新たなストーリーが生まれます。
川の水が流れるように。
水槽の水が循環するように。
お金も流していくことができたならば、自然とお金が集まってきます。
しかし、ただ流せば良いというものではありません。
「循環」をさせなければ、ただの放流になってしまいます。
では、どのようにして、循環をさせるのか。
それは次回にお話しようと思います。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
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