リブル_note

徳島県海陽町の美しすぎる海で牡蠣を作っています。「世界一おもしろい水産業へ」を コンセ…

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徳島県海陽町の美しすぎる海で牡蠣を作っています。「世界一おもしろい水産業へ」を コンセプトに、さまざまなチャレンジをしていきます。https://reblue-k.com/

最近の記事

夏こそ牡蠣を食べよう!

牡蠣の旬は秋から冬と言われていますが、リブルが主に生産している三倍体の牡蠣は、夏でも出荷できます。もちろん、生牡蠣として食べることができます! ↓牡蠣の旬や三倍体について、詳しくはこちらをご覧ください! 牡蠣は「海のミルク」と言われるほど、栄養価が高い食材として知られていますが、夏こそ摂取したい栄養素がたくさん含まれています。夏は多くの人が食欲不振や身体のだるさに悩まされますが、そんな夏の不調に牡蠣はピッタリの食材です。 夏こそ牡蠣を食べて、暑い季節を元気に乗り切りまし

    • リブルに頼もしい新戦力がやってきました!

      徳島県海陽町で牡蠣養殖をしている株式会社リブルの岩本です。 前回、新漁場整備のお話をしましたが、 それに伴い、リブルに新たな戦力がやってきました! それは、新しい漁船「第二 わなさ丸」です!!!!!! 新拠点用の新たな船を調達!当たり前のことですが、 牡蠣を育てている漁場は海の上です。 陸地の拠点から漁場まで行き来する手段として、船が必要になります。 リブルの漁場である那佐湾では、「わなさ丸」という船で拠点から漁場までを行き来しています。 そして今回、浅川の漁場用の

      • クラウドファンディングでご支援いただいた新漁場整備のご報告。

        徳島県海陽町の美しい海で牡蠣の養殖をしている株式会社リブルの岩本です。 noteの更新の間が空いてしまいましたが、 この期間、リブルでは新たな拠点づくりを進めていました。 拠点づくりの資金として、 2022年の10月にクラウドファンディングを行ったのですが、253人、3,096,170円ものご支援をいただきました!皆様、本当にありがとうございました! おかげ様で、順調に新拠点整備を進めることができています。 今回はそんな新拠点のご報告をしたいと思います! 合併した漁協

        • リブルを支えてくれる人たち③−3〜KDDIの加藤さん Part3〜

          徳島県海陽町の美しい海で牡蠣の養殖をしている株式会社リブルの岩本です。 前々回、前回と、通信技術やネットワーク面で とてもお世話になっているKDDI加藤さんにお話を伺ってきました。 今回は最終回、第3弾として、 リブルと協定を結んだ理由や 今後のリブルに期待することなどについて、お話をしていただきました! 新しいチャレンジができる若い人の存在が、協定を結んだ決め手。KDDIがリブルと協定を結んだもっとも大きな理由は、 早川さん、岩本さん、高畑さんなど、 漁業を本気で変え

        夏こそ牡蠣を食べよう!

          リブルを支えてくれる人たち③−2〜KDDIの加藤さん Part2〜

          徳島県海陽町の美しい海で牡蠣の養殖をしている株式会社リブルの岩本です。 前回から通信技術やネットワーク面で とてもお世話になっているKDDI加藤さんにお話を伺っています。 今回は第2弾として KDDIの持つIT技術をどのように牡蠣の養殖に活用していくか、 スマート養殖の構想を考えた時期のお話をしていただきました! 一次産業の活性化は国としての課題。補助金公募にチャレンジ。新たな技術を使った一次産業の活性化は 国としての課題でもあるので、 さまざまな補助金の募集があります

          リブルを支えてくれる人たち③−2〜KDDIの加藤さん Part2〜

          リブルを支えてくれる人たち③−1〜KDDIの加藤さん Part1〜

          徳島県海陽町の美しい海で牡蠣の養殖をしている株式会社リブルの岩本です。 リブルは誰でもどこでも牡蠣の養殖ができるように、技術を見える化する「牡蠣のスマート養殖」を目指し、宍喰漁協、海陽町、徳島大学、KDDI株式会社と連携協定を結んでいます。 KDDIさんとは、 通信技術やネットワーク面で連携させてもらっています。 担当者の加藤さんには、 牡蠣の養殖を事業化し、会社を立ち上げようとした時期からいろいろと相談に乗っていただき、とってもお世話になっています!! そこで今回は、

          リブルを支えてくれる人たち③−1〜KDDIの加藤さん Part1〜

          リブルを支えてくれる人たち②〜海陽町役場の坂東さん〜

          徳島県海陽町の美しい海で牡蠣の養殖をしている株式会社リブルの岩本です。 リブルの拠点は、徳島県海陽町の那佐湾です。 透明度の高い、とても美しい海で、前回の宍喰漁協の長尾参事もお話していたように、牡蠣の養殖には向かない「牡蠣不毛の地」と言われていました。 つまり、同じように牡蠣の養殖をしている人は誰ひとりいない場所です。 新たな取組なので、各方面の調整がいろいろと大変だったのですが、その際にとてもとてもお世話になったのが海陽町役場の坂東さんです。 実は、岩本と一緒にリブル

          リブルを支えてくれる人たち②〜海陽町役場の坂東さん〜

          リブルを支えてくれる人たち①〜宍喰漁協の長尾参事〜

          美しすぎる海で牡蠣の養殖をしている株式会社リブルの岩本です。 今回から、リブルとつながり、サポートをしてくださっている方々にリブルについて語っていただきます。自分達で語る姿とはまた違ったリブルが見えてくると思っています! 初回は宍喰漁協の長尾参事にご登場いただきます。 長尾さんは岩本が最初に牡蠣の試験養殖を始めようとしたとき、いろいろと相談に乗っていただきました。長尾さんがいなければ、牡蠣の養殖を始めることはできませんでした。リブルの大恩人です…! 徳島県海陽町の宍喰漁

          リブルを支えてくれる人たち①〜宍喰漁協の長尾参事〜

          リブルは沢山の人達に支えられています。

          徳島県海陽町の美しすぎる海で牡蠣の養殖をしている株式会社リブルの岩本です。 リブルは「牡蠣不毛の地」と言われた那佐湾を拠点に 3人でスタートした小さな小さな水産ベンチャーです。 今も小さな会社であることは変わりありませんが、 創業当初よりスタッフも増え、牡蠣の成品や種苗を販売できるようになり、 ネットワークが徐々に広がっています。 リブルはたくさんの方の助けでここまで来ました。リブルが目指す「世界一おもしろい水産業へ」の実現に向けて 一歩ずつ歩みを進めることができたのも、

          リブルは沢山の人達に支えられています。

          牡蠣の味わいは、季節により違いがある。

          株式会社リブルの岩本です。 徳島県の海陽町というところで、牡蠣の養殖をしています。 シングルシード方式という養殖です。↓ ここ数年の日本の夏は、本当に暑いですね。ここ海陽町も毎日焦げるくらいに暑いです。海があって風があるので、蒸し上がる東京の夏よりはマシかも知れませんが、やっぱり暑いです。 最近の夏は暑すぎますが、日本は四季があり、季節それぞれに風景が変わり、食材も変わるところが良いですよね。牡蠣の味わいにも季節ごとに違いがあります。今回はそんなお話をしたいと思います。

          牡蠣の味わいは、季節により違いがある。

          殻付き生牡蠣は保存ができる。我慢できるのです。

          こんにちは、株式会社リブルの岩本です。 徳島県海陽町の美しい海で牡蠣の養殖をして、一年中生牡蠣を販売しています。 「生牡蠣はおいしいけど、保存が難しいからなかなか食べられない」との話を聞きます。 確かに生牡蠣は生鮮食品なので、できるだけ早く食べたほうが良いですが、うまく保存すれば(多くの方が抱いているイメージよりは)意外に日持ちする食材なのです。 そこで今回は、生牡蠣の保存についてお話したいと思います。 リブルの牡蠣は、陸でも意外と長生き。殻付きの生牡蠣は、水揚げされ

          殻付き生牡蠣は保存ができる。我慢できるのです。

          「生食用の牡蠣」を名乗れる条件とは?

          こんにちは、株式会社リブルの岩本です。 徳島県海陽町の美しい海で、牡蠣の養殖をしています。 前回は「牡蠣があたりやすいと言われる理由」についてお話しましたが、今回はそんなあたりやすい牡蠣でも生食用はなぜ大丈夫なのか?生食用の牡蠣って加熱用と何が違うのか?ということについてお話します。 生食用と加熱用の違いは、採れる海域の違い。何となく「生食用」と「加熱用」だと、鮮度が高いものが生食用、というイメージがありますが、そうではありません。 牡蠣の生食用と加熱用の違いは、採れる

          「生食用の牡蠣」を名乗れる条件とは?

          牡蠣が「あたりやすい」と言われるのはなぜ?

          こんにちは、株式会社リブルの岩本です。 徳島県海陽町の美しすぎる海で牡蠣の養殖をしています。 リブルの牡蠣は真夏でも生食できる牡蠣です。 でも、「牡蠣はあたる」イメージがあり、「真夏で生って大丈夫なの?」という質問も時々いただきます。 そこで今回は、牡蠣が「あたる」理由、生食用として出荷できる条件など「生牡蠣とはなんぞや?」ということについてお話したいと思います。 牡蠣はたくさん食べて、体内にたくさん溜め込む。牡蠣に限らず、生食する機会が多い魚介類は食中毒発生件数が多い

          牡蠣が「あたりやすい」と言われるのはなぜ?

          牡蠣生産者がこっそり教える「おいしい殻付き生牡蠣の食べ方」

          こんにちは、株式会社リブルの岩本です。 徳島県海陽町で牡蠣の養殖をしています。 リブルの牡蠣は、加熱せずに食べる生食用の牡蠣で、殻付きです。 そこで今回は、岩本流の「おいしい殻付き生牡蠣の食べ方」を紹介したいと思います! 下の貝柱を切った後の水分は、うまみのかたまり。殻付き生牡蠣は、殻を開けて(むいて)食べることになります。まずは、牡蠣の上下を確認します。貝殻が平らな方が上です。 ナイフを殻の合わせ目から差し込み、平らな上の殻に沿わせるようにします。少しずつナイフを動か

          牡蠣生産者がこっそり教える「おいしい殻付き生牡蠣の食べ方」

          リブルが、種苗も養殖も手掛ける理由。

          こんにちは、株式会社リブルの岩本です。 徳島県海陽町の美しい海で牡蠣の養殖をしていますが、リブルは牡蠣の“タネ”を販売する種苗メーカーでもあります。 今回は、牡蠣のタネ、種苗についてお話します。 自社の養殖場を持っている牡蠣種苗メーカーは、リブルだけ。牡蠣の人工種苗を販売している県の水産系の機関や個人で販売しているところはちょこちょこありますが、主要な企業は3社だけ。そのうちの1社が、リブルです。 そして、自社の養殖場を持っているのは、リブルだけです。 もちろん、リブ

          リブルが、種苗も養殖も手掛ける理由。

          ビジネス面でのシングルシード式のメリットとは?

          こんにちは、株式会社リブルの岩本です。 徳島県海陽町の美しすぎる海から、牡蠣のスマート養殖事業を展開していくことを目指しています。 リブルの牡蠣は「シングルシード式」という生産方式を導入しています。牡蠣の養殖と聞いて思い浮かべる風景は、イカダから牡蠣を海中に吊り下げる「垂下式」だと思いますが、それとは異なり牡蠣をカゴに入れて1個ずつバラバラに育てる方式です。 ↑このときのnoteは、海陽町の美しい海で育てるにはシングルシード式が良い、との話をしましたが、今回はシングルシー

          ビジネス面でのシングルシード式のメリットとは?