最後はきちんと
まだ起きていないことに対して
必要以上に不安になってしまったり
どんどん悪い方向へ複雑に考えすぎて
苦しくなってしまう私。
そうなりがちだということ自体気づいたのは
大人のくせに ここ数週間かもしれない。
日本出国の2ヶ月前からは送別会などで
連日誰かとお別れをしていた日が続いた。
毎日失恋をしているようで毎回心が痛んだ。
次はいつ会えるのかわからないことに怖くなり
お別れすること自体の寂しさと
今後の生活への不安とで
終盤泣き崩れてしまった日があった。
その時かけてもらえた言葉があって。
最後はきちんと。
あまりにも基本的で古典的で
むしろ和な香りがしたしとてもシンプルで
その言葉で急に霧が晴れた気がしたのをよく覚えている。
必要以上に怯えていた。
まだ起きていないこと、わからないこと、見えないことに怖がりすぎていた。
いつからこんなに怖がりになったんだろう。
その言葉をかけてもらえたから
きちんと感謝してお別れすることが(その時は)できた。
つい いろんな方向から考えすぎてしまうけれど
答えは意外と古典的で初心に戻るような
シンプルなものかもしれないね。
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