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天空羽衣 手縫いで作るリネンのハンカチ ワークショップ

次回4月27日(土)10:30-12:00 お茶つき 1500円
参加者募集中です。よろしくお願いいたします!

PINTさんにて(京都市御所東 バス停荒神口近く)
facebook:pintplayground
http://pint.mn
(facebookなどからお店に直接お申し込み頂けます!!)

PINTさんで行った20日(土)のワークショップは、遠路はるばる岡山からすてきな方が参加してくださいました!

端々でどうしたら良いかをご質問頂けたので、私が普段疑問に思うこともなかったことに気が付くこともできました。

やり方に間違いというものは存在しないのですが、(と言うと知識優先の方はピリピリされますが、散々縫って縫って経験上その時のベストをお伝えしますので、全てのことは参考にして頂く程度で良いのです。)
どうするときれいに玉留めが隠れ、かつピタリの位置に留めの玉が出来なくても、いける方法をご提案させて頂きました。

一時間半の間で、意外にもさっと出来上がってしまう、上質リネンのハンカチは、前回もでしたが、意外にさっとできたーという達成感も味わって頂けたご様子で、嬉しいです(^^)

今回の方は左利き(*^^*)

グラスやお皿拭きにも、上質リネンは重宝します🎵

皆さん、手縫いは強くないと何故だか思い込んでいらっしゃいますが、しっかり縫えば逆に強いのです。

分かりやすい例として、既製品でボタンの糸がほどけるケースの多くは、おそらく機械付けのものだなーと見ていて思います(もしくはボタン付けの品質管理基準次第)。特に外国製品や海外縫製でコストを抑えたものは、ワンシーズンこなす前に取れるケースもあり。

後から手縫いでしっかり縫い直したものの方が長持ちします。

手縫い服は経年変化を楽しめる、長く付き合うアイテムです。

手縫いの服を長く着ているので言えるのですが、洗濯機でがらがら何回やったところで案外ほつれないですし、もしほつれれば改善したりそれを逆手に楽しむことでその服が育つのです。

手縫いは日中にやれば電気も要りません。
意外に早くできますし、瞑想の代わりであったり、テレビ観ながら、音楽聴きながら、外国語を勉強しながら、おしゃべりしながらで良く、しかも指を動かし、縫い目や縫い代を操る作業によって、脳に新しくシナプスができ、育つのです。

目先のことだけが大事であれば、手縫い服は馬鹿馬鹿しいと思われるかも知れません。

ですが、一度手にすれば、それが何年もかけて育って行くような素材です。
更にその先に、染め直しやリメイクの可能性も未来に広がってしまうのです。

天空羽衣では、縫いの段階でミリ単位で曲線を調整しています。

また、ほとんどの縫いを、まつり縫いと本返し縫いで縫い目を狭くして行っています。

モデルさんが着ている服がかっこいいのは、モデルさんの力も大きいですが、その方が着たときより美しく見せる、現場でミリ単位で調整している服のプロがいます。

天空羽衣でも、ここを広げた方がラインがかっこいい、ということを縫いながらやっています。

服としての可能性だけでなく、完成品であり、未完成の服なのです。
かなり先の未来を見据えることで、少しずつ生まれ行くものです。

若さが永遠でないのと同じく、美しく変化するとは何かや、育てることを服からも学べるのです。

自分を大事にすることのひとつですらあるのです。

そういう理念なのだなあと、今回改めて感じました。

今後も手縫い活動を続けますので、ご縁ある方々、他人任せの服でなく、自分で自分のことを考えるきっかけのひとつとして、天空羽衣をお選び頂ければ幸いです。お買い上げ後も一回無料修繕補償をお付けしていますし、修繕のアイデアが出ないときは一緒に考えたいなと思います。(衣類修繕ワークショップをしても面白いかもと思っています。ほころびすら、かっこよくなるような。)

では、次回もお待ちしておりますm(__)m

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