子どもに気付かせる→子どもが気付くために
2020/07/12には,嬉しいことに2日連続で若松先生@wakuwaku515のお話を聞く機会がありました。
テーマは「学習課題」←今回で言えば「教師から提示される課題」
新潟では,問題=教師から提示する,学習課題=子どもにとっての問い
という認識で行っているので,同じ言葉でもかなり意味合いが違うなと感じました。
下記の内容は,メモ魔の考え方を軸に書いていきます😂
(◎事実,◉抽象=事実から言えそうなこと,★転用=どう行動していくか)
若松先生が大切にされていると思うこと
◎子どもにとって,意味があり,なるべく自然な状況がいい。
→私自身,教師の導きたい方向に縛られすぎて,問い返しの連続になったり,唐突に流れを変えてしまったりすることがあります。
→若松先生はよく「自然」「不自然」という言葉を使われます。
◎教師が子どもに気付かせる→子どもが気付く
→教師が気付かせようと,仕掛けをしたり,発問したりするのは大切です。でも,子ども自身が自分で探して気付いた方がきっと嬉しいし,自己有用感も増します。
◉不自然な場合は往々にして教師がメインになる瞬間。そして,子どもの気持ちが離れやすい時。
★教師が仕掛けるべき最低限のポイントはどこか。どうすれば,子どもたちが自分につなげるか。を考え続ける必要があると感じました。
◎子どもが気付くまでの過程を大切にし,気付いたことを価値づけている。
◎求めると教師も子どももしんどくなる
→小さな気づきや成長を面白がる
◎教師にとっては何回もやっている教材かもしれないが,その子たちにとっては1回目
→◎子どもにとってその世界がどう見えているのかを知りたい。
→毎回思うのが,「子どもの気持ちやストーリーを知りたい。」そして,気付けたことを自分も面白がりたいという姿勢が画面越しに伝わってきます!
若松先生のこういう姿勢が,子どもの安心感につながり,自分でもっと学ぶ子どもを育てると思いました。
★その子はどんなことを言おうとしていたか,自分が押し付けていたことは何か。を授業ビデオや音声で振り返る。
学習課題(教師が与える課題)から自分ごとにつなげるために
◎まず子どもの問いを大事にする
→一つでも「問い」を生み出せただけで花丸💮
→人によって問いが違うからこそ,一人一人の問いが大事。
→みんなの問いが集まると,面白くなる。
◎教師の持たせたいその単元の本質的な問いと子どもの問いをどうつなげるか。
→いきなり本質に行くのは難しい。子どもの問いをどうつなげていくことで自然とそこに行き着くかを考える必要がある。
◎なんとなく分かった風にさせない
◎子どもがどこに気付いているかを把握して,グルーピングする。
◎子どもが学習課題に自分の問いをつなげて意味づける場面の設定
◉自然と本質な問いに向かわせるために,他者との関わりの場,対象に意味づける場の設定が鍵になりそう。
★子どもの問いを単元にどう位置付くかを教材研究で考えた問いの分類と照らし合わせるといい。その際,教師だけでなく,子ども自身が見てわかるよう可視化する手立てを講じる。
やっぱり・・・
子ども自身が主役であって,それを教師が支える授業を展開したいと思いました。
そのためには,日々の見取と子どもの想いに寄り添うスタンスを磨いていきます。
自分自身がなんとなく分かったで止まらず,更新し続けられるように発信していきたいと思います☺️
若松先生,そして参会者のみなさま,貴重な機会をありがとうございました!
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