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仮想オンボーディング:REALITY PMチーム

おはようございます。Aさん、入社おめでとうございます。事前にお話ししていた通り、REALITY PM(プロダクトマネージャー)チームへの所属となりました!今日からお世話になります。南半球です。Aさんと一緒に働けることを嬉しく思っています!

早速ですが今日は入社して初日でもあるので、チームのミッションや担当する業務についてお話させてください。実際に担当いただく業務についてはやりながら説明させていただくので、それ以外の部分を先にお話させていただきます。

REALITYについて

まずはREALITYのVisionからお話させてください。

面接や面談の中で他のメンバーからすでに聞いているかもですが、
​​​​​​​REALITYのVisionは「なりたい自分で、生きていく。」です。REALITYを利用いただいているユーザーの一人一人が、それぞれの「なりたい自分で、生きていく。」ことのできるプラットフォームの実現を目指しています。

​​​​​​​2018年8月に日本でサービスを開始したREALITYですが、海外展開も積極的に行っていて、2020年にタイ、ブラジル、ベトナム、韓国などで配信を開始し、2021年にはアメリカ、ロシアなどへ配信地域を拡大してきました!

現在は63の国と地域でリリースしており、ユーザーの構成比も約75%が海外から利用しているユーザーとなっています。今後も引き続き、日本だけでなくグローバルに利用されるアプリとして成長していけるよう日々メンバーで改善を繰り返していくので、これからAさんも一緒に頑張っていきましょう!

PMが担当する業務について

PMチームでは主にREALITY内で開催されるキャンペーン(配信活動を行う方に向けたイベント、アバターが獲得できるガチャの運用など)の運用や新機能の仕様書作成、開発の進行管理などを行っています。

それぞれの業務内容について詳しく説明していきます。
聞いて分からないところがあったらいつでも止めて質問いただいていいので、遠慮せずいってくださいね!

それでは最初にイベントやガチャの運用についてお話していきますね。Aさんはソシャゲ運用の経験があるので、割と今までご経験されてきた業務内容と近いかもしれません。REALITYはゲームではありませんが、割とソシャゲのノウハウを使っていることが多かったりするんですよね。

まずイベントですが、配信者の方に向けて毎週イベントを開催しています。
イベントに参加して条件を達成すると、アバターアイテムや配信枠に表示されるバッジなどアプリ内で使用できるアイテムを獲得できます。
これだけ聞くとソシャゲっぽいですよね笑

配信者の方がイベント報酬を獲得するには、イベント開催中にイベントスコアを一定数獲得する必要があるのですが、このスコアは、視聴者の方から配信者に対して贈られたギフトから算出されるものです。イベントは配信者の方が配信を継続して行うモチベーションに繋がったり、REALITYの売上を支えるギフトの収益を向上させるため、とても重要な施策です。

REALITYで開催されているイベントの例

担当者は開催されるイベントの効果をより大きくするため、現状分析→施策立案→実施→振り返りまでのすべてを行います。例えば、イベントで獲得できる報酬や、その報酬を獲得できるイベントスコアの条件をどう設定するかによって、イベントに参加している配信者の割合、イベントスコアの達成率などが変わってきます。なので、過去に開催したイベントなどを調査し、次の施策に向けた分析を行っています。

そしてその分析結果から、例えば配信中に使用できるアバターアイテムをもらえるイベントでは、​​​​​​​スコア達成率が高いモチーフを参考に、季節や流行なども加味しながら再度高い数字を出せるモチーフを立案したりします。

モチーフを変えるだけでも売上が大きく変わったり、Twitterでのユーザーの反応がリアルタイムで見れたりと、ユーザーにしっかり届いた時の反応が見え、それをすぐに改善し、次の企画でさらに良い結果を出せたりするとすごく楽しいです!担当イベントが決まったら、実際にAさんにもやっていただくので、その際は過去の記録を超えられるようなイベントを目指して頑張ってみてくださいね

イベントの他には、アバターアイテムを獲得できるガチャの運用も行っています。新作のガチャや過去にだしたアイテムの復刻ガチャを毎月4~5本リリースしています。週に1本ペースですね。
これもイベントと同様にソシャゲにあるガチャと近しいところが結構あるかなと思います。

ガチャの場合、モチーフによって消費率やARPPUなどに特徴が出るので、過去にリリースしたガチャに対して数値分析を行い、テーマごとに傾向を把握することで、今後出すモチーフ決めの参考にしていたりします。消費率は低いけど、刺さる人には刺さってARPPUが高くなるモチーフや、その反対のパターンもあって、割とモチーフごとに特徴が出るので実際に調べてみると結構面白い結果がみれますよ。

また、ユーザーがアイテムを装着したログも確認できるようになっているのですが、どのアイテムがよく着られる傾向にあるのかなども知ることができるので、そういった情報を元に次のガチャのラインナップはどういうアイテムを採用すると良さそうかといった話や人気色の傾向を新規のアイテムにも活かしたりしますね。加えて、割引やおまけなどの施策を行うことで、さらに売上を向上させることができるので、ガチャの特徴に合わせて施策を検討します。アバターアイテムの制作は社内のArtチームと協力して行うため、日常的にコミュニケーションを取りながら、より魅力的でユーザーの皆さんに喜んでもらえるアイテム制作を進めます。
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ガチャを担当することの魅力は、REALITY最大の価値である、リッチで魅力的なアバターを創造していく面白さや、メタバースのメインコンテンツであるアバターの企画に携わるワクワクを日々感じられることかなと思っています。 

イベントもガチャもリリースする際は社内で開発したサポートツールを使用していきます。具体的な使用方法については、実際に業務を行っていただく際に説明しますね。

機能開発では、これから作る新機能の仕様書を作成し、UIデザイナーやエンジニアと協力して開発を進めます。新機能といえど、すでにあるREALITYの機能や、世に出ているアプリからアイディアの参考になる情報を多く得られるためしっかりと調査を行います。

調査が完了したら、機能開発の目的と調査内容を共有した上で、機能のUIをUIデザイナーと協力しながらfigmaを使用して作成していきます。Aさんはこれまでにfigmaを使用したことはありますか?直感的に扱えるツールではあるのですが、初めてだと慣れない部分もあるかと思うので、最初に使うときは一緒にやっていきましょう。UIが完成した後はcofluenceを使って仕様書を作成し、エンジニアと開発を進めていきます。ちなみにconfluenceとはAtlassian社のWikiツールのことです。これも詳細については実際に使う際に説明しますね。

開発中も仕様についての相談が発生するので、その都度エンジニアやUIデザイナーと議論しながら開発を進めます。今のREALITYでは、開発チームごとにdailyでmtgをするようにしているので、その場で互いに思っている疑問などを相談することが多かったりします。ただその場でしか相談できないわけではなくて、みんなとてもフランクで気軽に相談できる人たちなので、いつでも聞きたい時に相談しちゃって大丈夫です。

機能開発は開発が完了すれば終わりというわけではなく、次はリリースの準備を進めます。開発した機能を多くのユーザーに利用いただくため、機能の訴求はとても大切です。とはいえ、どれだけ力を入れるかは機能によって異なるので、開発が始まる前にどれくらい力を入れてやるかは相談して決めるので、そこで決まったことを基準に準備を進める感じです。とても大きな機能の場合は、親会社のグリーからプレスリリースを出すこともあります。

機能を出したあとはその機能がどれだけ利用されているかの振り返りも大切です。主要なKPIをまとめて表示しているダッシュボードをみたり、自分でクエリを叩いて数値を出したりします。

そういえばAさんってクエリを書いて分析した経験はありますか?最初は覚えることが多く挫折しそうになることもぶっちゃけ多いのですが、他のメンバーも、最初は教わりながら徐々に自分で0からクエリを書けるようになっていったので、安心してください。みんな苦戦した分、ヘルプを頼むと快く教えてもらえるとので遠慮せずにバンバン聞いちゃいましょう。

イベントやガチャなど他の施策についても自分でみたい数字はクエリを書いてやることが多いので、書けるようになっていくと企画の根拠となる数字をより多く集められるようになるので、企画の精度が上がりより楽しくなっていくと思います!

イベントやガチャのように定期的に何かをリリースできるようなものではなく、時には数ヶ月の期間を経てようやくリリースできるものもあります。しかし、機能リリースによって得られる事業やユーザーへのインパクトは大きいですね。最初は小さい機能から徐々に慣れてきたら大きい開発もお願いしたいと思っているので、よろしくお願いします!

PMの体制について

さて、ここまで業務の話をしてきましたが、次はPMのチーム体制やメンバーの雰囲気についてお話していきます。

現在のPMチームは大きく二つのチームに分かれています。
実際には非常に多くの業務があるので、それだけを担当しているわけではないですが、REALITYの売上を最大化させることに取り組む売上成長チームと、REALITYを継続的に利用するユーザーを増やすことに取り組むユーザー成長チームです。どちらのチームもキャンペーン施策や機能開発に取り組みますが、その目的がチームによって異なります。

Aさんはこれまでの経験で獲得したソシャゲ運用のスキルをより活かしやすい売上成長チームに所属したいということだったので、そちらに配属させていただきました。チームとして分かれてはいるものの、どちらもPMではあるので日常的に交流は多くありますし、PMの定例は二つのチームが集まって行っています。

メンバーのバックグラウンドとしては、ソシャゲやライブ配信アプリの経験者もいますが、新卒含め未経験も割合として半数ぐらいいるので、偏りはあまりないかなと思ってます。あと、これはPMチームに限った話ではないですが、年齢など関係なくみんな和気藹々と普段からコミュニケーションしてます。Aさんもすぐに馴染めると思います!それと、実際に働いているメンバーからも印象を聞いてみたので少し紹介しますね。

Iさん
ビジョンに共感した人が多く集まっているので、VTuberが好き・メタバースに興味があるなど、何かしら共感するところがあるとより楽しんで働けるかと思います。

Yさん
グリーの新卒やゲームプランナーからの転向などが多い印象ですが、どちらでもない僕のような存在もいますので、幅広い方々が集まっている環境かもしれません。
あとは、REALITY社員はお酒好きが多く、よく飲みに行ってる人達も見かけますので、お酒が好きな人は楽しめると思います!(僕自身は程々にたしなむぐらいです。笑)

Mさん
REALITY社のバリューの1つに「仕事、ユーザー、同僚を愛する」というものがあるのですが、これを体現している方が非常に多いです。自分達が作っているプロダクトやユーザーのみでなく、一緒に働く同僚に対して各々が尊敬の姿勢を見せているという点は、とてもユニークでREALITYらしいカルチャーだと思います。

勤務の様子

面接や面談の時にも説明を受けてたかもですが、REALITYでは世間の情勢を踏まえて柔軟に勤務方法を変えています。現在は在宅が多めで、週に2日ぐらい出社している傾向がありますが、それなりに自由度の高い勤務環境で業務に取り組んでいますね。ただ、在宅でもコミュニケーションが疎かにならないように、勤務中はslackやgoogle meetsなどを利用して頻繁にやりとりを行っています。

出社した際は、みんなでランチに行くことが多いです。REALITYにはチームビルディング制度があり、会社からお金をもらって美味しいご飯をみんなで食べに行ったりします。今日もこのあとみんなでランチに行こうって話をしてたのでAさんも一緒にいきましょう!

中途で入社した現場社員の生の声

これまでPMチームに関連することについてお話してきましたが、実際に業務が始まるまでは不安なこともまだあるかと思います。Aさんと同じように、現在のPMには中途で入社した方が多くいるのですが、その方達がどのように業務に入って行ったか、当時のことを思い出してもらいながらヒアリングしてきたので少し紹介しますね。

Yさん
私自身が2021年4月に転職しREALITYに入社しているので、自分の経験をお話できればと思います。前職では小型アプリの開発こそ関わってましたが、REALITYのような大型アプリの開発参加は初めてで、まずはサポートツールに慣れるところから始めました。
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入社後、まずは大量のspreadsheetとドキュメントに驚かされましたね。頑張って覚えながら、自分なりのToDoリストやショートカット等を作ったりして、業務効率を上げることに専念しました。また、イベントやギフトの分析を行うためのSQL(Big Querry)にも初めて触りました。社内にはBig Querryに慣れた人や分析専門のアナリシスの方もいるので、わからないことがあればすぐに聞ける環境なのはとても助かりました。

そして、前職で様々な企画のアイデアを出す経験を重ねていたので、それらを踏まえバッジイベントの景品の名前を決めたり、入賞者が載る雑誌のラフレイアウトを決めたりする業務を担当しました。ギフトの企画進行については、2ヶ月の引き継ぎ期間を経て、早々に独立して任されるようになりましたね。

PMではあるものの、時にはUnityを触ったりphotoshopを触る場面もあり、それらに関しては前職の開発経験が生きたと思います。

Iさん
確かに、PMではあるものの、時にはUnityを触ったりphotoshopを触る場面もありますよね。イベントは他のゲームアプリと似たような、いわゆるサポートツールから入稿されているので、まずは入稿作業からイベントの仕組みなどを覚えていただきつつ、徐々にイベント運用担当や施策検討などを行なっていきます。
チームメンバーのサポートもあり、私自身も2週間くらいでひとり立ちできましたので、入社後のサポートに関してはご安心ください!

最後に

これにて、PMチームのオンボーディングは終了です。ランチに行った後に、実際に業務に取り組んでいただきます。最初はツールやフローに慣れることが目的なので、焦らずゆっくり進めていきましょう。これからよろしくお願いします!

これを読んでいただけたあなたへ

この記事を読んで、少しでもREALITY PMチームに関して知っていただけたら嬉しいです。
そしてREALITYのPMに興味を持っていただけたあなた!
私たちはREALITYの成長をさらに加速させるため、仲間を募集しています!
こちらから受け付けておりますので、よろしくお願いします!

また、他にもPMに関する記事を公開しているので、より知りたいと思った方はそちらも読んでいただけると一層PMに対する理解が深まるのでおすすめです!


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