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土曜日にガチャのアイテムを付けたらギフトが降ってくる施策の話

こんにちわ。プロダクトマネージャー(企画職)のあんのうん。です。


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転職で4月からREALITYにJOINしました。
新参者の気分を味わっているうちに、今日で丁度半年が過ぎた事実を知り、時の流れの残酷さに絶望しています。
まだまだ知らないことだらけだなぁと思いつつ日々お仕事しています。
担当領域はギフト企画やイベント運用、機能開発など。


さて、今回は私が入社してすぐに担当することになった企画の一つ、
土曜日にガチャのアイテムを付けたらギフトが降ってくる施策の話をしたいと思います。

どんな施策? 

言葉の通りで、特定の日にちに特定のアバターアイテムを着用したまま配信を開始すると、運営からコメントやギフトが贈られる、というものです。
 

↑こういうのです。(見たことある人いたら嬉しい)

↑これは似てるけどちょっと違う施策で、
配信者全員が対象になってます。

これらの「配信中に運営からコメントやギフトが降ってくるシステム」
を内部ではステージギフトと呼んでます。


施策の目的(ステージギフト共通)

・ギフト演出による配信のプレミア感を作り出すこと
・ユーザー同士の新しい交流や遊びを作り出すこと

私の担当するステージギフトでは、
特定のガチャアイテムを購入頂いた方に対象を限定し、
よりリッチな配信演出によるプレミア感のある体験
を提供することにより、
ガチャから出るアバターアイテムの価値向上を狙う目的も追加されます。

企画の立て方

ここから先はどういう流れでどのようにしてステージギフト企画が形になったのか?そしてどのような効果があったのか?を順序立てて説明します。

Step1:コンセプトを決める
まず初めに、1000種以上あるREALITYのギフトたちをどのように組み合わせるか?を決めるために全体を通じたコンセプトなどを決めていきます。


1.ガチャテーマに合うストーリーを考える
2.演出の流れを構想する
3.日付を決める

上記の順で企画を着地させていきます。

事例紹介:9月に開催した「彼岸花の咲く頃に」

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対象ガチャは大人気「陰陽の百鬼夜行ガチャ」
妖怪やあやかしがテーマのガチャテーマだったため、
ギフトは、同時期に登場したあやかしギフトに。

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※これを企画したのも私なので、いつかどこかで話したい!


↓なんとなく妄想したストーリー↓
「配信中に突如怪しい神社のある世界に迷い込んでしまったあなた!
どこからともなく聞こえる声による導き!不思議な世界での魑魅魍魎との遭遇!」
いい感じ。
これを演出に落とし込んでいきたいと思います。


Step2:演出を組む

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ストーリーや登場ギフトが大方固まったら、
具体的に演出へ落とし込んでいきます。
「ギフトが出る時間」「ギフト/コメントの内容」「ギフトの個数」などを
むくどりん大先生が設計した便利なSpreadSheetを利用してガンガン書き込んでいきます。


ギフトは多すぎず、少なすぎず、時間も空きすぎず、詰めすぎず、で、適度にギフトが程よく落ちていて、また適度に撮影映えするように組んでいきます。

Step3:テストプレイをする
作り上げたステージギフトを開発環境に入稿し、テストプレイを行います。
なんとなく数字をみて出現数やタイミングの肌感覚を把握していても、
実際に触ってみると違和感があったり、
見栄えポイントがしっかり映えてなかっりすることも多々あります。

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※初手からかっこいいという感想しかなかった。


Step4: リリース&見守り
実際にアプリ内で確認したり、
ハッシュタグを確認したりで当日の様子をウォッチ。
一応不具合が出てないかなど、監視して様子を見てます。

楽しんでもらえてるコメントを見ると、
とてもやってよかったなと思いますね!


Step5: 振り返りと改善
ステージギフトを行った当日を定性と定量の両面で評価していきます。

定性面
・当日の不具合や設定のミスはなかったか
・ユーザーは楽しめていたか
・ユーザーからの不満は出なかったか

定量面
・当日の参加者はどのぐらいいたか
・当日の売上にどのぐらい貢献できてたか
・企画にかかった時間(コスト)


といった具合で1回ごとに施策を振り返っていきます。
このようにStep1~5までを計画・実行・評価・改善で繰り返し、
企画をより良いものにしていきます。

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終わりに

PMがnote書こうとすると内部的な数字とか、表では言えない真の目的があったりとかでなかなか書きづらいなと思いましたが、自分が入社を考える時にREALITYのPMに関する業務がやや神秘のベールに包まれていたので、
今後も頑張って少しずつ表に出していきたいなと思いました。

次回は最近のギフト企画のことや
運用してるイベントのこととかも書いて行けたらなと思ってます。

乞うご期待!




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興味をもったら、ぜひご応募ください!