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中小企業のリアルな女社長の日記を始める

女社長って?
パリッとしたスーツにヒール、完璧なメイク、ブランドのバッグ、高級車、隣にはすらっとした男性の秘書。

そんな漫画みたいな女社長は、ほんのほんの、ほんのひと握り。
私はリアルな女社長。私がこの日本で、いや世界で最も多い中小企業の女社長だ。東京都渋谷区、資本金数千万円、スタッフ数100人未満、設立10年未満の会社。その代表をやって同じく10年未満。

朝起きるのはしんどいし、化粧もそれほどでもない、お客様と会う時はスーツを着るけど、ぶっちゃけ窮屈に思っている。打ち合わせでは真剣に話をしたと思ったらここぞという時に笑顔を振りまいて魅力的な代表者を本心で演じる。社員は私をどう思っているのか分からないけど、そんなことはどうでもいい(人間側の私は良く思われたいとも思っている)どうせ好かれてはいない。

プライベートでは良い人はいるけど不満はある。
美味しいコーヒーが一番の親友であり戦友だ。

今日も会社の銀行口座を見て「来月のみんなの給与は払える」とホッとした。自転車操業?そんな時だってざらにある。会社を続けているだけで、毎月毎月給与を払っているだけで本当は褒めてもらいたいくらいだ。
自分で稼いで、自分が貰わない時だって何度もあるし、それはみんなは知らない。

みんな嘘ばかりのSNSに疲れて、リアルだけを書きたくなった。女社長と聞いて仕事もプライベートも煌びやかな姿をイメージしたり、「社長」と付くだけで裕福だと思う人に現実を。私のリアルな日記を始めてみる。

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