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不動産会社のSNS活用事例まとめ!【2021】

みなさんこんにちは!
不動産ホームページ太郎です。

この記事では、不動産会社におけるSNSを活用した事例や、実際にSNSを利用する方法やその際のポイントと注意点などをご紹介いたします!

従来、情報を集めるには雑誌や会社ホームページなどを見るのが一般的でした。しかし、スマートフォンの普及と共に様々な業界で集客方法に変化が起こりました。

なかでもSNSは年々利用者数を増やし、その数は2019年末の時点で7786万人となっています。
多くの企業が、自社ブランドのアピールや競合よりも消費者へアプローチをするための新しいフィールドとして利用することが増えてきています。

今回は「Facebook」・「Twitter」・「LINE」・「Instagram」・「YouTube」の5つのSNSについて、活用事例や集客の方法とそのポイントなどをご紹介いたします。

参照元:ICT総研:2020年度 SNS利用動向に関する調査

1.SNSを利用したときのメリット

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様々な業界で、知名度向上や集客を目的に利用されるようになったSNS。不動産業界も例外ではなく、SNSを活用している会社が増えています。そのメリットは以下のようなものが挙げられます。

・物件の情報を写真や動画でわかりやすく伝えられる

多くのSNSでは写真や動画を一緒に投稿することが可能です。

不動産会社にとって大切な物件の内観や外観をわかりやすく直接的にアピールできます。もちろん、自社ホームページでも紹介することはできますが、ユーザーがより気軽に見られるSNSのほうが利便性は高いです。また、自社ホームページではユーザーを惹きつけるために写真や動画をたくさん載せてしまい、結果的に表示が遅くなり利便性が下がるといったリスクがあります。SNSは投稿できる写真や動画の数やサイズに決まりがあることが多いので、自然と厳選した情報だけを発信することができます。

・無料で利用できる

不動産会社の集客において、自社ホームページを作成することや、ポータルサイトへの掲載をすると費用がかかります。しかし、SNSを利用するだけならほとんどは無料です。
もちろん、SNSに広告を掲載する場合は費用がかかりますが、まずは無料で利用して様子を見ながら運用することも可能です。

ユーザーとの接点が増えるので、ホームページへ誘導する入口が広がったと思えばその効果はあなどれません。

・拡散が期待できる

SNSの最大の魅力とも言えるのが、投稿や情報の拡散力の高さです。そのため、投稿した物件情報が多くのユーザーの目に入ることが期待できます。

より多くのユーザーに興味をもってもらえるような投稿を継続して行うことができれば、ファンを増やすことができ、拡散力は高くなります。

・ユーザーとのコミュニケーションが簡単

SNSは情報発信ツールでありながら、コミュニケーションツールとしての機能を備えたものが多く存在します。投稿に対してのコメントや返信機能があるは一般的で、アカウントへ直接メッセージを送信できる機能を備えている場合もあります。

今まで不動産会社からほぼ一方的に発信するだけだった雑誌や自社ホームページなどとは異なり、ユーザーとのコミュニケーションがより簡単に行えるようになりました。そのため、積極的にコミュニケーションを行うで、よりお客様との密接な関係を作りやすくなったり、ファンの獲得につながったりします。

・位置情報の利用も可能

不動産と言えば、物件の所在地も重要な情報になりますが、SNSでは位置情報やハッシュタグを投稿に追加することができます。

SNSでは位置情報やハッシュタグを検索できる機能を実装しているものも多く、ユーザーが指定したエリアの物件情報の投稿を見つけることもできます。そのため、より興味関心を持ったユーザーへアピールすることができます。

・狙ったターゲット層へアピールできる

SNS広告を利用すればターゲットを絞って宣伝することが可能です。
また、各種SNSごとにユーザー層は変わりますので、集客したいターゲットに合わせたものを利用することがより効果的です。

↓不動産会社のSNSに関する情報はこちら↓


2.SNSの種類や特徴

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SNSによってそれぞれ違った特徴があり、強みを活かすことが効果的な集客につながります。
代表的なSNSの特徴をご紹介いたします。

・Facebook(日記型SNS)

ユーザーの年齢層が比較的高いFacebookの特徴は、利用者のほとんどが本名で登録していることです。また、顔写真や住んでいる場所や出身校、勤めている会社名など多くの情報を公開しているユーザーが多いです。

そのため、Facebookでの広告はターゲットとなるユーザー層へ広告が届く精度が高いと言われています。
例えば、「不動産」に興味を持つ「東京都」に住む「30代」の「男性」というように、年齢性別だけでなく趣味趣向や職業でもターゲティングできます。

国内での利用者数は減少傾向にあり、2019年時点で2600万人ですが、高いターゲティング精度による広告で、40代から60代へアプローチは今なお効果的です。

・Twitter(拡散型SNS)

Twitterの利用者数はLINEやYouTubeの次に多く、その数は4500万人。10代20代を中心に支持されています。そんなTwitterの最大の特徴はSNSで最も拡散力が高いことです。多くの「いいね」が付いた投稿は、その分ユーザーに見られることも増えます。また、Twitterには他のユーザーの投稿をそのまま再投稿できる「リツイート」という機能があります。魅力的な投稿は多くのユーザーから「いいね」をもらい、リツイートされることになります。そのため、爆発的な威力で拡散されます。

TwitterにもFacebook同様に広告があります。
投稿された記事に混ざって配信されるので、知名度向上やフォロワーの獲得に利用されます。

・Instagram(写真投稿型SNS)

「インスタ映え」「写真映え」という言葉が流行したように、Instagramの特徴は写真を中心にしたSNSであることです。不動産会社で利用するなら、リノベーション物件やデザイナーズ物件など、きれいでおしゃれな写真を投稿することがファンの獲得につながります。

2015年よりInstagramでも広告が開始されました。
Facebookとデータを連携させて広告を配信できるので、ターゲティングの精度は高いです。

また、Instagramのもう一つの特徴としては、国内で最も勢いがあることです。2019年にはFacebookを超えて3300万人を記録しています。今後さらに伸びる可能性を秘めている注目のSNSです。

・LINE(メッセージチャット型SNS)

今ではスマートフォンでの主なコミュニケーションツールとして利用されるのがLINEです。その特徴はユーザー数の多さです。2019年時点でその数はなんと8400万人と、他のSNS利用者数を大きく上回っています。それに伴い、多くのユーザーに情報が見られやすいことも特徴です。また、他のSNSとは異なり、ネット上のやりとりが比較的クローズドなのでメールの代わりに内見の相談やアポイントメントにも利用されることがあります。

LINEにも広告があり、タイムラインやLINE NEWS上に出てくるものです。
LINEを利用しているけど、他のSNSは利用していないというユーザーも存在するので、ここでしかアプローチできないユーザーにアピールすることで競合との差別化を図ることができます。

・YouTube(動画投稿型SNS)

YouTubeは言わずと知れた動画を中心としたSNSです。不動産会社においては、物件情報を動画にすることで内見のかわりしていることもあります。また、動画を作っておくことで他のSNSや自社ホームページに載せることも可能です。

YouTubeでの広告は、動画は始める前に流れる動画広告になります。
動画を作る時間やコストはかかりますが、多くのユーザーが目にする機会があります。ここで印象に残る動画を用意できれば大きな効果が期待できます。

なお、不動産会社における動画活用のメリットや事例は、別の記事でご紹介していますのでご参考になれば幸いです。
・不動産会社が動画を活用するメリットとその活用事例

参考元
CNET Japan:フェイスブック ジャパン長谷川代表が語る「退任の真意」--独占ロングインタビュー

Twitter:Twitter Japan

LINE.「LINE Business Guide 2020年7月-12月期」. 2020年7-12月期版

Facebook:Instagramの国内月間アクティブアカウント数が3300万を突破
↓不動産会社のSNSに関する情報はこちら↓


3.SNSでできる3つの集客方法とその特徴

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それでは、具体的なSNSの活用方法をご紹介いたします。今回は不動産会社におけるSNSを活用した3つの方法とその特徴をご紹介いたします。

・自社のSNSアカウントによる情報発信

1つ目に挙げられる方法は、自社でSNSアカウントを運営し情報を発信することで集客を行う方法です。

この方法の最大の特徴は、さきほどご紹介したメリットでもある無料で利用できるという点です。SNSを通して自社の情報を継続して発信することでブランディングにもつながります。
また、展示会やセミナーの情報を発信することで宣伝することも可能です。ホームページやいくつかのSNSを併用して行うことで、より多くの方にアピールできます。

・SNS広告による集客

2つ目に挙げる方法は、SNS広告配信で集客を行う方法です。

各種SNSの特徴でもご紹介しましたが、人気の高いSNSでは広告を配信できるサービスがあります。広告は目的に応じていくつかの種類がある他、ターゲティングする際には年齢性別、位置情報や趣味趣向など様々なデータを元に行うので精度が高いです。広告の配信頻度も予算に合わせて調整できるので、無理なく行えます。

・インフルエンサーマーケティングによる集客

3つ目にあげるのは、SNSにおけるインフルエンサーを起用するインフルエンサーマーケティングによる集客です。

インフルエンサーとは、世間に与える影響力が大きい行動をする人物のことです。SNS上で多くのユーザーへ情報を発信できる人気のあるインフルエンサーを起用し、自社のアピールを代行してもらうのがインフルエンサーマーケティングです。
自社で直接フォロワーを獲得できなくても、起用したインフルエンサーを見ている多くのユーザーへアピールすることができるので、短期間で効果の高い集客が期待できます。

↓不動産会社のSNSに関する情報はこちら↓


4.実際に活用している事例

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こちらでは実際に各種SNSを活用している事例をご紹介いたします。
なお、YouTubeに関するものはこちらの記事でご紹介しています。
・不動産会社が動画を活用するメリットとその活用事例

・Facebook

アイスタイル株式会社
こちらは広島を中心とした不動産会社です。自社スタッフの書いているブログの記事をFacebook上で宣伝しています。記事の内容に興味をもっていただくために、一言添えているのもポイントです。

株式会社LIXILイーアールエージャパン
こちらはアメリカを本拠地として世界34の国や地域に展開する不動産フランチャイズチェーン「ERA」の公式Facebookです。なんと毎週星占いを投稿しています。印象に残る投稿をすることで、見た人は自然と興味をもってくれます。

・Twitter

株式会社ヴィダックス
こちらは渋谷を中心に東京の賃貸情報を取り扱っています。約2500人ものフォロワーを獲得しており、TikTokで公開している動画をTwitterでも宣伝することでより多くのユーザーへアピールしています。また、スタッフには某番組に出演した方がいるので、それをアピールしてユーザーの目にとまりやすい工夫をしています。


・LINE

センチュリー21みのり開発柏
こちらは柏市、松戸市、流山市、我孫子市、鎌ケ谷市を中心に不動産事業を展開している地域密着型の店舗です。所在地や電話番号などの店舗情報はもちろんのこと、「売りたい」「買いたい」「リフォームしたい」のメニューに合わせた自社ホームページへの誘導もしています。LINEに載せている情報だけでも店舗のおおまかな情報がわかるようになっています。

・Instagram

村島硝子商事
こちらは奈良県橿原市にある村島硝子商事の不動産部です。物件の写真はおしゃれで明るいものがほとんどです。また、動画を掲載することで写真では伝わりにくい物件の様子が見えるようにしています。


ピタットハウス今里店/大国町店

こちらは生野区や浪速区を中心に分譲住宅・賃貸住宅を取り扱っています。普段の業務風景を載せることで、ユーザーへ安心感を与えます。印象に残ることも大事ですが、会社の雰囲気を伝えるならこのような投稿も効果的です。

↓不動産会社のSNSに関する情報はこちら↓


5.SNSで集客を行う際のポイントや注意点

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SNSはただ使うだけでは効果的な集客はできません。不動産会社がうまくSNSを活用するうえで意識したいポイントや注意点をご紹介いたします。

・SNSによってデメリットがあることも知る

メリットがあればデメリットも存在します。しかし、知っていることでそれを回避し長所をうまく使うことができます。
例えば、Twitterでは一度の投稿で入力できる文字数は140文字と上限があるので、長文を載せるのには向きません。また、インスタグラムは写真や画像が中心のSNSなので、文章のみで伝えるのは難しくなります。
それぞれの特徴を理解することで、それを利用しているユーザーにも自然と伝わりやすくなります。

・ユーザーとのコミュニケーションは継続的に続ける

ファンやフォロワーを獲得するために投稿を続けるのはもちろんのこと、ユーザーとのコミュニケーションも継続して行うようにしましょう。多くのSNSにはユーザーとやりとりすることが可能で、メールのかわりになる場合があります。そこで信頼関係を築くことができれば、実際にお店へ足を運んでくれるでしょう。

・SNSで情報を発信する頻度や時間も意識する

SNSで情報を発信する場合、それが見られやすい時間や曜日が存在します。
大きく分けると朝・昼・夜になりますが、具体的には、
7時から8時の通勤通学時間
12時から13時のお昼休み時間
20時から22時の家でゆっくりしている時間
となります。
特に夜はどの曜日でも利用者数が多く、土曜日と日曜日はどの時間帯でも比較的利用者が多くなります。

やみくもに投稿するのではなく、狙った時間や曜日に発信することでよりユーザーの目に入りやすくなります。

・自社ホームページを整えておくことも忘れずに

SNSを活用して集客が成功しても、その後のことまで考えていないとせっかくの成果が無駄になってしまいます。最悪の場合、SNSで獲得したファンやフォロワーが離れていってしまう可能性もあります。

特にSNSから自社ホームページへ誘導することが多いと思われます。そこで使いにくい、情報を見つけにくいとなっては、ユーザーが離脱し最終的な成果にはつながりません。

そのため、SNSを活用すると同時に自社ホームページの利便性を向上させることで、ユーザーを迎え入れる準備を整えましょう。

↓不動産会社のSNSに関する情報はこちら↓


まとめ

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今回は、不動産会社におけるSNSを活用した事例や、実際にSNSを利用する方法やその際のポイントと注意点などをご紹介いたしました。

不動産の販売・契約の前は下見や内見が行われます。そのため、写真や動画でアプローチできるSNSは相性のいい手段といえるでしょう。
また、新型コロナウイルスの影響により外出自粛期間で対面での営業が難しいなかでも、SNSは変わらず効果を発揮できました。

しかし、さきほども申したようにSNSだけでなく自社ホームページにも力を注ぐ必要があります。
過去の記事では、不動産会社のサイトについてもご紹介しています。
ぜひ、以下の記事も参考にしてください。

・参考になる!シンプルで見やすい不動産会社サイト10選 【2020】

・不動産会社ホームページおしゃれランキング

また、今回の記事はこちらのいえらぶBLOGを参考にさせていただきました。
不動産会社のSNSの活用方法が詳しく解説されています。
より詳しく知りたい方は、こちらもぜひチェックしてみてください。


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