マレーシアファームステイ〜モーニングワーク〜
今回も、マレーシアでのファームステイ体験について、実際にどんなことをしてきたのか?今日は具体的な作業内容をお話ししたいと思います。
朝7時半から始まるモーニングワークは、マレーシアの気候を考慮した時間設定です。常夏の国なので、日中の暑さを避けるため、比較的涼しい早朝から活動を始めます。
主な作業は多岐にわたりました:
芝刈り作業 アメリカの映画でよく見るような芝刈り機を使用。刈った芝は無駄にせず、フルーツの木々の根元に敷き詰めます。これが自然な保湿剤となり、ミミズを呼び寄せて土壌を豊かにする循環システムになっているんです。
フルーツの木の管理 このファームは日本の一般的な野菜畑とは異なり、トロピカルフルーツが中心。バナナ、パパイヤ、ランブータン、ライム、そして「フルーツの王様」と呼ばれるドリアンまで。これらの木々の剪定作業も担当しました。特にライムの木の剪定は、小さな実がついている枝を残すなど、細かなルールがあって勉強になりました。
ニワトリの世話 20羽ほどのニワトリを2つのケージで飼育しています。朝夕の餌やり、ケージの清掃、そして産みたての卵の回収が日課です。採れた卵は、ボランティアスタッフと家族で分け合います。
ゲストハウスの管理 敷地内には2部屋のゲストハウスがあり、週末は世界中からゲストが訪れます。部屋の清掃や、庭のハーブやお花を使ったポプリ作りなども担当しました。
特に印象的だったのは、タピオカの原料となる芋の収穫体験。掘り起こした芋は、ブラウンシュガーとココナッツパウダーをかけて食べる現地流の食べ方も教えてもらいました。
このファームでは、化学肥料を使わない半自給自足の暮らしを実践しています。庭で育てた野菜やフルーツを食材として使い、自然との調和を大切にしている様子が印象的でした。
3時間のモーニングワークは、毎日違う作業があって飽きることがなく、土に触れながら自然の循環を学べる貴重な経験となりました。
▼こちらの内容は、ポッドキャストでより具体的な話もしていますので、良かったらこちらも聞いてみてくださいね。