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フルリモートワーク×正社員。Kantが提供する不動産営業の新しい形

株式会社kantは、全社員がフルリモートワークで働くオンライン不動産会社です。店舗を持たずに運営しているので、その分コストを下げることができ、お客様へのサービスに還元できます。実際に、10月までは仲介手数料無料キャンペーンを実施して、ご好評をいただきました。

今回はフルリモートワークと不動産業界の相性について書きたいと思います。「そもそも、不動産業界でフルリモートワークなんてできるの?」と思ったそこのあなた、ぜひ読んでください。


お客様対応はほとんどがオンライン化している

お部屋探しをするとき、まずはじめにすることはなんでしょう?
引越し先の地域の賃貸仲介会社を直接訪れる……?
もちろんそういう方もいるかもしれません。しかし現状では、賃貸物件の検索サイトなどでお部屋探しをした上で、その物件の問い合わせ先である賃貸仲介会社や管理会社に連絡をする、というのが多くのパターンなのではないかと思います。

つまり、集客はほとんどの場合オンライン。またその後のお客様とのやりとりもメールやLINEなどで行われることが多く、わざわざお客様に店舗に来店いただくメリットがあまりなくなってきています。
また、地方への引っ越しや、転勤・入学・卒業等に伴う長距離の引っ越しの場合、現地まで行って契約や部屋探しをするのが難しい場合も多々あります。

こうした実情に対応するように、不動産業界では様々なサービスがオンライン化しつつあります。例えば「VR内見」などが良い例でしょう。離れた場所にいても、お客様が物件の内見に近い体験をすることができ、わざわざ現地を見に行く必要がなくなります。また、一般の人には少し馴染みが薄いかもしれませんが、法律によって賃貸契約時に必須とされている「重要事項説明」を対面ではなくオンラインで行うことも、近年国交省が正式に許可しました。

このように、お客様向けにはオンライン対応が充実しつつある不動産業界。
しかしそこで働く人たちについては、まだまだ従来の働き方がほとんどだと思います。今回は、実際にKantで働いている佐々木彩奈さんに話を聞きました。

「リモートでもできる仕事だな、とずっと思っていた」

Kantにこの11月から参画してくれている佐々木さんは、前職でも不動産賃貸仲介の会社で働いていました。当時から、お客様とのやり取りはすべてオンラインなのに、わざわざ出社してオフィスで業務を行わなければいけないことに疑問を感じていたそうです。

「例えば一般的な不動産会社の1日って、出勤して、お掃除と朝礼があって…、なんだかんだ雑務をこなした後で10時過ぎ位からお客様対応が始まる感じなんですよね。
でも、フルリモートワークなら、そうしたことを行わずにダイレクトにお客様対応に入ることができます。私の場合は満員電車での通勤も本当にストレスだったので、それらがなくなっただけでも1日の充実度がかなり上がったように思います」(佐々木)

不便な事はないか聞いてみると、次のように答えてくれました。

「お客様対応はもちろんのこと、業務の進捗報告や企画の相談もほぼ全てオンライン上のツールを使って行うので、最初はちょっと戸惑いました。振り返れば上司がいてすぐに判断を仰げるような環境に慣れていたので。
でも、全社員がオンラインで働いている分、レスポンスはかなり早いので、逆に(社内にいる人に聞いたけど)『あとでね』と言われてそのままになってしまったということはほとんどありません。また、他の人と共有することを前提に文字で残す文化なので言った・言わないで後から揉めることもほとんどなくなりました。そういった点では仕事を進めやすくなったように思います」

また、フルリモートワークといっても、内見や重要事項説明の際にはお客様の希望する場所まで出向く必要があるので、毎日家に引きこもって仕事をする、というわけでもありません。そうした点も、良い気分転換になっているといいます。

「私の場合は、知り合いのバーの営業を手伝いながらこの仕事もやっています。なので、営業が終了した後にお客様の希望に沿った物件を探したり、平日の昼間でも友達とランチをする時間を作ったり。休みの日と仕事の日を曜日で分けることなく、柔軟にスケジュールを組むことができているのが嬉しいですね」

フルリモートで正社員?!

「フルリモートかつ、正社員で働ける」というところにも魅力を感じていたという佐々木さん。

リモートワークを許可している会社も、「リモートの場合は業務委託契約」など、正社員雇用をしていないところが多いようです。
Kantでは、働く人の希望に応じて、業務委託のフルコミッション契約と、ベース給がある正社員としての雇用契約を選ぶことが可能です。



現状では経験者のみの採用としていますが、興味がある方はぜひ一度お話ししましょう!

Photo by Camylla Battani on Unsplash

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