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「共感で資金を集めるReadyforをもっと身近な社会インフラにしたい」元ミクシィエンジニアが目指す未来

今年、Readyforにジョインしたばかりのエンジニア・浦野昌平さん。学生時代からエンジニアを志し、大企業からスタートアップ、フリーランスを経験した浦野さんがReadyforを選んだ理由、そして目指す未来とはーー。Readyforを支えるエンジニアチームのこと、職場環境のこと、プライベートのことまで、たっぷり語ってくれました。

プロフィール 浦野 昌平 プロダクト開発チーム 
高専在学中は情報工学を専攻。C言語やC++などを使い、情報工学の基礎を学ぶ。新卒で株式会社ミクシィに入社後、スタートアップおよびフリーランスでのアプリ開発を経験。特にスタートアップ2社では初期メンバーとしてサーバーの設定、全体の設計等も含めたサービス初期の開発から担当。2019年2月、Readyforにジョイン。

好きなもの:ハーブティー、ティーカップ、ヴァイオリン、美味しいご飯、IoT、量子コンピュータ、怪しい伝説 (ディスカバリーチャンネル)、Magic the Gathering, ボードゲーム, Overcooked

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浦野です。2019年2月にReadyforにジョインして、転職してようやく3ヶ月経ったくらいです。

Readyfor自体はかなり前から知っていました。初めて知ったのは確か2011年か12年、米良さんがIVS※に登壇した時です。創業して間もない頃ですね。当時は学生ベンチャーがたくさん立ち上がった時期で、スタートアップが社会的に注目を集める中でも、米良さんが掲げていたビジョンと、明るく強い言葉でそれを語る姿は特に印象的だったのをよく覚えています。

※Infinity Ventures Summit(インフィニティ・ベンチャーズ・サミット、以下IVS)は主にインターネット業界のトップレベルの経営者・経営幹部が一堂に集まり、業界の展望や経営について語る、年2回の招待制オフサイト・カンファレンス

転職の決め手は、ビジョン共感とメンバーの温度の高さ

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そもそもエンジニアになりたいと思ったのは、ゲームを作りたかったからです。
実は、実家はゲーム禁止でした。けれど子供の頃、周りの友人がゲームの話題で盛り上がってるのがうらやましくて。必死に攻略本を読みまくって、情報を仕入れていました。だから、僕は攻略本からゲームのすべてを教わりました(笑)。

新卒ではミクシィに入社し、mixiの機能開発や写真アプリの新規企画・開発をしていました。その後スタートアップから上場企業、フリーランスとしていくつかの会社を経験してきましたが、Readyforに転職しようと決めたいちばんの理由は「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」というビジョンに共感したからです。

ミクシィにいた時も友達へのプレゼントみたいな、人のつながりが時としてお金に変わっていくんだという価値観の潮目の中にいました。Readyforの場合はそれが全然知らない人の場合もあり、「たまたまTwitterで知ったけど、とても共感できて思わず支援した!」みたいな新しい出会いが生まれて、お金の支援につながり人のチャレンジが形になっていくのが面白いなと思いました。

関係ないと思われるかもしれないですが、今土曜日にスクールでプログラミングを教えています。これは自分が高専にいた10年前と比べてプログラマーの地位が上がったという感覚があり、自分はその恩恵に預かっているから、何かしら自分の持っているものを活かして社会に還元したいという想いがあり、Readyforのサービス成長に貢献することが、社会への還元につながるかなと思ったのも一因です。

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スタートアップの場合、個人の技術的な成長やモダンな環境での開発を優先するエンジニアも多いと思います。もちろん個人の技術研鑽は重要ですが、Readyforではメンバー全員が同じ目標に向かって努力している。「誰もがやりたいことを実現できる世の中」を目指してどうやったら社会に価値提供ができるのか、ユーザーに良い体験をしてもらえるのかを考え抜く。モダンな技術へのリプレイスも、データ分析基盤を整えるのも、ユーザーや社会にとってより良いサービスであるため。その温度感の高さも「ここで一緒に働きたい」と決断する後押しになりました。

エンジニアもビジネスサイドも、部署の垣根を超えてフラットに話ができるのもいいなと思いました。まだ入社して間もないですが、初めてReadyforを知った時と今とに印象のズレはないですね。

チーム力でビジョン実現を推進するプロダクト開発チーム

プロダクト開発チームは現在8人体制。現在はブラウザサービスのみなので、それぞれの得意分野を持ちながらも全員が幅広く開発に取り組んでいます。

現在僕は管理画面の改修をメインに担当しています。その他、UIの改善、開発環境の再整備、QAチームの立ち上げなどのプロジェクトが走っています。米良さんや、Readyforで調達したプロジェクトのTV露出も増えているので、瞬間的な大規模トラフィックへの対応も行なっています。Readyforはサービス開始時から現在も標準的なRailsアプリケーションとして構築されており、今後はWebフロントエンドの分離や、JavaScriptのモダンフレームワークへの移行、APIの設計などを進めていく予定です。

入社前からエンジニアやPMメンバーと話をさせてもらっていましたが、1月にスマートニュース立ち上げメンバーの町野さんがCTOとして入ってきて、どんどん新たなチャレンジができるようになっているのを感じます。

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プロダクト開発チームはもちろん、会社全体として「いい人」が多いなという印象です。誰かが困っていたら助けるとか、しっかり情報共有したり、些細なことでも称賛したり感謝を伝えたり。作業時間はしっかり集中し、コミュニケーションするときはお互い納得いくまで話し合う。

そういえば、最近プロダクト運用チームも立ち上がったんですが、開発チームのメンバーとお酒を飲みながら社内勉強会もしました。人数が少ないこともあって、メンバー同士の距離が近くて、どのメンバーとも気軽にコミュニケーションを取れるのはいいですね。

出勤時間は柔軟性があり、自分は基本的に10時くらいに出社して、19時〜20時頃には退社しています。

システム、サービスの両面をエンジニア視点で支える

目標はたくさんあります。まずはReadyforがもっと多くの人に身近なサービスになること。クラウドファンディングは徐々に社会にも浸透しつつありますが、まだまだ資金調達のスタンダードには程遠い状況かなと思っています。「投資」ではなく「共感」で資金を募っていくReadyforのプラットフォームは新たなお金の流れを生み出し、様々なチャレンジを形にする重要な社会インフラになると信じています。

これまでは「キュレーター」と呼ばれる資金調達のプロによる徹底的なサポートにより拡大してきましたが、今後はテクノロジーによる非線形な成長を目指していきたいと思っています。

システム面では、UX機能の整理やデザインリニューアル、モバイル版の最適化などでしょうか。開発初期にデザイナーがいなかったこともあったので、GoogleのUXガイドラインに沿ってない部分もあります。開発体制を強化するためにスタートアップにいた経験もどんどん活かしていきたいし、経験豊富な人に加わってもらって一緒にチームを作り上げていきたいですね。

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社内のValueの1つに「隙(に)手間かける」というのがあります。これは一般的な「手間暇かける」というのとは少し意味合いが違い、「空いた時間(隙)をつくるために手間をかける」という指針です。僕はこのValueが特に好きで、ビジネスサイドのメンバーが使っているツールがあれば課題点をヒアリングして、改善したり、他部署メンバーも含めてお互いの効率化手法を共有したりしています。その方がみんなが早く帰れますしね(笑)。

自宅にも「隙(に)手間かける」

最近プライベートでこだわっているのは、料理の効率化と自宅の電気の自動化です。どうも仕事に限らず効率化が好きなんですよね。新しいデバイスとか出るととりあえず触りたくなってしまいます(笑)。

自宅は朝と帰宅時、シャワー浴びるタイミングや就寝時などに、自動的に電気が点灯するシステムを作りました。デバイスとGPSを活用して。なんだか家が毎日面倒を見てくれている感覚です。料理は煮込みや蒸し物など一台でこなしてくれる調理器具「ホットクック」が活躍しています。

次の目標は、朝起きる時間になったら自動で起き上がってくれる電動ベッドです。システム自体そんなに難しくなく作れそうです。

あと、個人的には夏に「マジック・ザ・ギャザリング」というゲームの大会に挑戦しようと思っているので、いい結果を残せたらいいなと。あ、今は一人暮らしになって自由にゲームできます(笑)。好きなゲームはSwitchで特にディアブロ、Overcookedにハマってます。ゲームは役割分担の勉強にもなるし、チームビルディングにも向いています。いつか社内でもやりたいなと思ってます。

おわり

現在Readyforでは資金調達後の新たなチャレンジをリードしてくださるエンジニアの方々を募集しています!
バックエンド&APIエンジニア(Rails)

フロントエンドエンジニア(React/Vue.js)

#働く人の想い

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